○秦始皇9年(紀元前238年) 秦国北部 朔方郡 朔方城 内城○
久方ぶりに愛する妻である紅華と二人きりで激しくも深い時を過ごした夜が明け、朝日も大きく上って空が十分に明るくなった頃、白漂は大寝所を出てベランダから日光に当たろうとしていた。
「…太陽が黄色い…ってまず! 今日の練兵に遅れ…ってあー、今日は久々の休暇だから良かったー…ん?」
日の光に肌を晒して身を温め直そうとしていた白漂の鼓膜を、下に広がる中庭から立ち上る空気を切り裂く音が震わせてきた。
「……………」
中庭を飾る石庭にある椅子の一つの上で、姫昭が西洋式ランスに似た長槍を傍に置いて瞑想をしていたのだ。
「…!」
そして、姫昭の目の前を同時に数枚の枯葉が舞い降りると、彼女の閉ざされていた瞼がスッと開いて同時に槍も跳ね上がるようにして彼女の手に取られ、地面を飛び立った蛇のように高速かつ変則的な動きを一瞬だけ見せた。
残像と空気を震わせる震動を数秒ほど放った後、収まった槍の細長い穂先には舞い降りようとしていた枯葉の全てが突き刺さっていた。
「休日でも余念がないね」
「ッ!? あ…目を醒まされたようですね。おはようございます」
白漂が中庭に降り立って声をかけると、彼に気付いた姫昭は瞑想中の怜悧な表情と打って変わって喜色を露わにするが、その頬には薄っすらと羞恥からによる朱色も浮かんでいた。
(…い、いけない…昨晩…厠に行こうと通りかかった中庭で…あろうことか…上階にある大寝所のこちらを見下ろせる手摺で…紅華さんとこの方の交わりの場面を思い出して…)
姫昭はいつもの平静な夫の姿を目にしても、昨晩に見た義姉との淫靡な絡み合いをしていた彼の姿をどうしても思い起こしてしまう。
男を知らずに女性であることを隠していた頃の自分なら、羞恥を覚えつつもそれ以上に軽蔑の念を抱いているのが自然の光景だった。
だが、あろうことか戦場で敵として対峙した時に一目惚れし、その後に味方だったはずの国に嵌められたところを救われるという恩義を受けた後、自分の過失が原因で交わってしまい、そこから男女の悦びを細かくも激しく教えられた今では、その相手である白漂を前にすると否応なしに子宮から熱が生じてきてしまう。
「(…い、いけない…この人を見ているとどうしても昨晩の光景が…何だか身も熱く…)あ、それでは…私がこれから水練に臨みますね…」
それに比例してじわじわと高まる愛欲と、その切っ掛けとなった心身深い寵愛と一番に触れあえる紅華への羨望と嫉妬で、白漂には今の自分を見られたくなかった
「じゃあ、僕も久々の休みだから一緒に泳いでもいいかな?」
「あ…は! はい…ぁ」
だが、その心を乱す存在である白漂にそれを気付かれないままに誘われると、あっさり女性としての承認欲求がまさって考えるよりも先に口がそう言ってしまい、我に返ると別な意味での羞恥で顔が赤くなった。
○秦国北部 朔方郡 朔方城近郊 癒清泉○
朔方郡を始めとした現在の秦国北部には、後の世にゴビ砂漠と呼ばれる砂漠地帯である大漠が後代ほどではないが広がっており、そこから風に乗って運ばれる大量の黄砂は黄河流域一帯に降り注いでいた。
そうした黄砂は各所に降り積もって砂丘のような場所を構成する場合もあり、朔方城の近郊にある白家の私有地の一つにもあった。
「それー!」
「あー! マルタそこに行ったー!」
「球を赤組に渡すなー!」
そうした砂丘と一体になったオアシスの一つで白家が所有している癒清泉では、白家の妻達や侍女による、恐らくこの時間軸では世界初の“水球”が行われていた。
水球とは本来の時間軸ではイギリスに起源を持ち、プール内に作られたコートで二つのチームがゴールにボールを入れて点数を競い合う競技で、“水中の格闘技”と呼ばれるほどに激しさを持つ球技であった。
「…ふぅ、思った以上にこれは体力と頭を使いますね…。確かに普通に泳ぐよりも心身を鍛えます…」
その水球が行われている癒清泉の女性達の中に、今朝にて白漂と本日一番に言葉を交わした姫昭が、疲労を感じさせつつもそれ以上に爽快とした表情で混じっていた。
「その様子なら気に入ってもらえたようだね。よかったよかった」
姫昭を含めて水球に興じる女性達を、この世界のこの地域では初めて水球を(匿名だが)持ち込んだ男である白漂がまったりとした様子で眺めていた。
本日、癒清泉は白漂と休日が重なった彼の閨の女性達による、鍛錬名目での水球遊びの場となっていた。
「何やってんですかー! このままだと今晩のあっちにある水上別荘の無料宿泊券と城主様は白組のものになっちゃうじゃないですかー!」
但し、
ちなみに、水上コテージ風別荘は戦間期にて暇を持て余した白漂軍所属の土建組が、城砦建築の時に余った資材で建てたものだから非常に安価であり、内部も飾り気はなくてシンプルかつ落ち着ける意匠となっている。
「わかってるっつーのホノカ! しっかしよぉぉ…この譜孝の姉ちゃんが考え出してくれた衣装は水の中でも動きやすいけど外れや…アアァ❣❓」
そこを巡って争う女性達の一人であるレキシントンは珍しく赤面した難しそうな表情で、今の自分の衣装の紐を結び直そうとしているが、それはしくじって衣服の一枚が素肌から離れて風に飛んで水面に浮かんでしまう。
「…ただーー、この“水着”と言うのは未だに…水場での動きやすいのは凄いですけど…」
その浮かんでいるレキシントンの身から離れた衣装は、虎柄の小さな三角形の二枚の布地を何本かの紐で結んだ、“虎柄模様のマイクロビキニのブラ”で、それを目にした姫昭の頬を再び赤く染めた。
現在、この場に集う女性達は譜孝が作図して何割かは彼女自身が織った水着で外泊しに来ていたのである。
「…そこまで心配しなくてもいいんじゃない。僕以外の男は近づけそうにない…つーか君も含めたここの子達が近づかせたりするわけがないし…何せ…」
この時代の中華では女性は肌を見せるのが恥辱であったので、それに基づく姫昭の弱々しい抗議を白漂は落ち着いた様子で躱そうとしていたが、その最中に水球にしても激しくて大きい水飛沫や水柱が起こった。
「シャアア! この調子で一気に点差を決めるわよぉ―――!?」
それを起こしている犯人に一人であるマルタが水飛沫を掻き分けながら赤組のゴールポストを目指すが、その眼前でそれ以上の水飛沫が上がった。
「剛斧爆!!」
「―――おッガァ!?」
その中から勢いよく浮上してきたレキシントンの何処かで聞いたような技名を添えたラリアットが、マルタの首に弾越しながらぶち当てられたのである。
「…ここを目指してくる他所の勇者はここにいる猛獣達には格好の獲物にされるのは周知の事実になってるからさ…」
「まあ、それはそうですが…」
レキシントンに吹き飛ばされて縁側の側で水飛沫を上げた後、白目をむいてプカプカと浮かぶマルタの姿に、白漂は水辺にもかかわらず乾いた笑みを浮かべ、姫昭は引き攣った笑みを浮かべていた。
この時代に誕生した水球は、別時間軸の後代のそれと比すると、ほぼルール無し同然の“バーリトゥード水球”だったのである(さすがに目つぶしなど障害が残りそうなのは禁止されてはいた)。
「はい、白組のマルタちゃんはもうこれ以上試合続行は不可能だから観客席に移してねー」
その放っておかない限りは死人や重傷者は(多分)でないはずの水球は、これまた早く生まれたプール監視台に座っている紅華が仕切っていた。
「…ま、まだやれるわよぉぉおお…ぐほ!?」
「無茶を止めなさい。普通の女性だったら首の骨にひびが入っていない方がおかしいですよさっきのは」
審判にマルタが(レキシントンにラリアットされた時に強く噛んだ歯茎からの)血を吐きながら抗議の声を上げるが、鳩尾にナイチンゲールに遠慮なく拳を打ち込まれたことで、無念の
何だかんだで血生臭い紀元前の空気は、男なら眼福のこの美女水球の場面にも漂っていたのである。
「…ふーーー、酷い目に遭いました…けど、向こうにいた頃はここまで心臓含めてどきどきすることは無かったですねぇ…」
そうした色々と後世から見ると問題が多い水球の結着がついて数十分後、水上別荘の倉庫で姫昭は働いていた。
「まー別に普段は緊迫と緊張ばかりだからさー、時々はこういう感じに享楽優先の馬鹿な遊びを挟んでおかないと息が詰まるでしょ」
その倉庫で同じく白漂もBBQ形式で開かれる夕食の準備のために働いていた。
「白漂様は私の目から見るとどんな状況でも楽しんでいるのが大半なように見えますけど…」
「…何か君も紅華に似て言うことから優しさが抜けていってない?」
「
但し、作業を共にしつつも姫昭も慇懃とした口調だが内容は次第に紅華と似るようになっていっていた。
(…くそ…何か反撃できる材料は…む?)
今現在、姫昭は瞳の色と同じ紫色のビキニ水着を付けており、腰には片方にスリットが入ったロングパレオが撒き付けられている。
それを見て白漂はニヤリとした表情を浮かべると彼女に背後から身を密着させてきた。
「…ぁ? 白漂さ…まむ!?」
驚く姫昭だが振り返ろうとしたところで白漂に唇を奪われ、舌も絡められて豊満な尻に薄布越しながら夫の腰を押し付けられ、戸惑いながらも熱がまたしても高まり始めてしまう。
「…ぷは、ならば…こういう不意打ちに対しても直ぐ対処できるようにならなくてはなりませんが…まだまだと言ったところですなぁ。これは夫として直々に鍛えねば…」
「…ぁ…ぅ…それって……要するに…ぁ❤️」
首筋に埋められてきた白漂のいじめっ子じみた顔つきとそれに似つかわしくない愛欲に滾った瞳を目にして、姫昭は苦言を呈しようとするが、布越しに彼の既に充血している男根を押し当てられて、抵抗の意志は甘い溜息と共に吐き出されて無くなってしまう。
「…夕方まで時間がありますけど…、周りの方もいますからあまり派手な事はしないでくださいね…ん❤️」
白漂に対して拗ねつつも半分甘く蕩けた表情で一旦身を離すと、姫昭は彼の前で膝立ちになってその水着を降ろし、ブルンと男根を外気に晒させた。
それに瞳の潤いを増々増やしながらも、姫昭はそれに吐息を掛けて更に血の気を集めさせながら、唇から大量に分泌した唾を自身の水着からはち切れそうな豊乳に垂らしていく。
「…それでは…いきますね…ん、ンン…❣」
そして、自ら出したその潤滑油である唾で乳房全体が潤うのを感じると、姫昭は水着に包まれたままの双乳の合間に愛する男の雄としての象徴を滑りこませた。
「…アア…姫昭…君…いつの間にここまで…」
滑らかだが餅のように吸い付いて来て、西瓜のように大きい乳房の感触を竿で味わい、それからも長く突き出た先にある亀頭で麗しい吐息を味わって背を少々震わせながら、白漂は疑問を口にした。
「…私よりも前から貴方とご寵愛を通じ合っていた先達の女性からです…はむ❤️」
羞恥で頬を赤く染めながらもそれ以上に潤んだ瞳で見捉えた亀頭に姫昭は大きく開いた唇を被せ、ニュルニュルと竿を乳房で扱き始めた。
「ぅ…く…こ、これはまだ慣れていない感じがするけど…」
白漂にとって他に経験豊富だったり、元々が娼妓やそれに近い婢だった女性に比べればぎこちないものだったが、男根の弱い箇所を把握して攻めてくる動きで、心地よさそうに背中を震わせた。
「あ……ぁぁ…む…す、ごい…❤️ 硬くて…熱くて…大きくて…むちゅうぅぅ…❤️」
その事は姫昭もまた大きいが感覚の鋭い乳房で感じ取っており、震えを強める男根に触れている乳房から身が更に熱くなり、子宮のそれが高まっていくのを覚えながら、夜の勉強のことを思い出す。
『殿方と情愛を交わす時は受けるだけじゃなくって自分から飲み込むんだって気概とそれを形にする我が身の使い方を身に付けなくちゃ駄目よ♪ 幸いにもー貴方はー立派なのを持ってるんだし…ハアハア❤️ どう❓ 一晩くらい私が気持ちよくしてあげるから―――』
『やり過ぎるのはやめなさい』
『―――ぁぐはぁ…』
その時に譜孝等が妙に鼻息を荒くして赤くした表情で迫ってきたり、王京がその後頭部へ肘鉄を食らわせたりなど過激な描写を見せられたりしたが、姫昭は夫と出会って関係を深めるまでは邪魔ものだと感じていた乳房を夜の武器として扱えるようになった。
男根の膨張と白漂の身の震えの変化に応じて、舌先で亀頭の舐める箇所を変え、竿のビクつきに応じて乳房での扱き方の強弱も変えていく。
「…ん!」
その心地よさは白漂にも着実に伝わっており、姫昭の羞恥に悶えながらも懸命に身を動かすかわいさも手伝って、元栓の制御を大幅に緩めていた男根は子種汁の無駄遣いを許した。
「ムックうゥウウウゥウゥウウウゥウゥウウウゥウ❣❣❓」
初めて自らの自主的な奉仕で噴き出てきた白濁を、姫昭は暴れる肉の砲身をどうにか乳房で抑えて亀頭へ懸命に吸い付き続けた。
焼けるように熱くて鼻孔をすりつぶす様な淫臭を宿した白き濁流に、姫昭は何度も咽かかって唇を外しそうになるが、歯をカリ首に引っかけて必死に吸い続ける。
「…………ぷはぁぁ❤️ ああ…何と言うか…不思議な味で…アア❣❓」
制御が掛けられていないので十秒近くに渡って高密度の白濁を大量に飲まされた姫昭は、子種汁の残りを上に乗せた状態で舌を出して呆けた様子を見せるが、立ち直れていないその間に白漂に肩から掴み上げられた。
「し、白漂様…あむ❣❓」
姫昭は驚くが白漂に唇を彼のそれに塞がれ、更に素早い動作でその手頸を腰の裏で組んだ状態で縛られ、目隠しをされて耳栓まで使われて聴覚まで封じられてしまう。
「し、白漂様…これはどうして…❣❓」
白標の突然の奇行に姫昭は疑問をどうにか口にしようとするも、その淫靡な汗に濡れた尻の合間に萎え知らずの肉棒を差し込まれると、更に昂った淫欲に噤まされてしまう。
「…それでー、この先に~焼き肉用の移動可能な鉄板と釜戸があるんですよねー」
「そうだねー、特にレキシントンさんやマルタさんはよく食べるから多めに用意しないと-…」
その直後、白漂達が居る物置小屋の中にホノカとレベッカが姿を現してきた。
(…な、何なのこれ…❣❓ こんな状況…初めてなのに…❣❓ いや…何と言うか…物置小屋で抱かれるなんて初めてなのに…生まれる前に…あった気がするというか…❣❣❓❓)
周囲の状況を確認する手段を失われたにもかかわらず、姫昭はこの状況で感覚が鋭敏となって羞恥心もそれに釣られる状態となるが、何処か妙な懐かしさを覚えた所で白漂に再び唇を塞がれ、同時にその濡れ切った淫裂を逞しい男根で穿ちぬかれてしまう。
(……ンン、目と耳が使えない状況なのに…勘で必死に唇を塞ごうとして来てるね…♪ それでいて…その胸のように大きなゆとりを持ちながら…戦場で槍を握る手のように…しっかと掴み込んできて…じゅるじゅると扱いてくる中の感触も…いつも以上に深くなってきてる…)
白漂は強張ったようなビクつきも加わった姫昭の胎内を楽しみつつ、物置小屋に入ってきたホノカやレベッカに見つからないように姫昭の身を抱きしめて移動しながらの情事に移行した。
「(…な、何が起きているの…❣❓)はぁ…むぅ(歩かされながらも…その間も差し込まれたままの男根が蠢いて…アアアァ…❣ 声を出したいけど…息苦しくならないと息もままならな…)ぷはぁ…(アア、また塞がれてぇ…)❣❓」
一方の姫昭も口を塞がれているので鼻で必死に呼吸しながらも白漂に引き摺られ続けているが、彼に物音でホノカ達に気づかれないように肌を密着した状態でいつものような躍動的な動きとは異なる未知の快楽が、時と共に彼女を蝕んでいく。
白漂は肌を打ち合う音で気付かれないようにすべく自身の腰を姫昭の尻肉にピタッと張り合わせているが、それがレベッカ達の姿を避けるための歩行と合わさって、最奥まで侵入してきた男根が亀頭を子宮口に密着させ、クリクリと入り口をなぞったり、ムニュンと押し込んだりして来て、姫昭に子宮が粘土細工のように形を変えられている様な感覚を与えていっていた。
「ん? 何かこっちの床ー濡れてますよー?」
「本当だー。誰かが身体を拭かずに入ってきたのかしらー?」
その間もホノカとレベッカはもの探しで部屋の中をうろつきながら不審点にも気付き、目と耳を塞がれている事で彼女達には気付けていないはずの姫昭の身に変化が生じ始める。
(…アアァ❣❓ 目と耳がぁ…使えないせいかぁ…感覚が…特に足の付け根と胸がぁぁいつもより甘い痺れみたいなのが強まってぇぇぇ…❣ いつもと違って激しい動きはない分…それらの快楽をより深く味わわされてぇええ❣❓)
普段のような激しさがない分に深く染み込んでくる快楽へ如実に浸れる余裕を取り戻した姫昭は、視覚と聴覚に費やしていた分の感覚も纏めて肉への反応に費やし、もはや白漂の手に支えられなければ転倒するまでに身の力が抜けきっていた。
白漂が姫昭の耳から耳栓を抜いたのは、まさにそうなった直後のことであった。
「…それとさっきから姫昭さんの姿が見えませんねー?」
「あー、凄く真面目な人だからー…」
「❣❓ ッ~~~~~❣❓❓」
その結果、姿こそ積まれた箱で見えないがその声を同じ室内から耳にさせられた姫昭は一瞬で頭が沸騰しかけて悲鳴を上げそうになるも必死にこらえ、代わりに驚いたショックで痙攣したように蠕動しだした肉壺が自ら男根に抉られる快楽で、過去最大に高まった声量の嬌声を唇で封じ込んだ反発で喉が内部から避けそうな圧迫感を覚える。
「…ンン♪ 今のは僕のご自慢のがせんべいみたいにへし折られてかみ砕かれ、溶かされて飲み干されそうな感じだったよ…♪ じゃあ…僕からもお返しだね…♪」
「❣❣❓❓」
その状態で白漂は甘そうだが目ざといものには非常に危険さを覚えさせる微笑みで姫昭にそう囁き、彼女の危機感とそれに釣られている性感を更に底上げさせた状態で背後の木箱に腰を下し、安定した状態となって余裕を取り戻した腰を大きく揺らしだした。
当然、性感が鋭敏になり過ぎている状態の姫昭は必死に口を噤んで今にも嬌声で裂けそうな喉を押さながら、舌から子宮を完全に溶かして穿ち抜き、脳髄まで直に快楽を焼き付けてきそうな男根の突き上げを何とか堪え続けている。
だが、その間にもホノカとレベッカの足音が近づいてきて、破滅が近づいてくる感覚とそれに釣られて増々上がっていく肉の悦びに上がっていく嬌声を抑えるために口を噤んでいたため、夫を止めようとする言葉も出せない。
「あ、この箱の中に道具が入ってそうですねー」
「そうねー、けれど上の箱が邪魔だから一旦退かしましょうか」
遂に自身と夫を隠している前の木箱にホノカの手が掛けられ、それがズズッと少しずつ動き出すと、姫昭は走馬灯に掛かったように時間の流れがスローモーションとなったような感覚に陥る。
(ああ…終わった―――)
「ホノカちゃんにレベッカー直ぐに来てー!」
姫昭が破滅と過去最大の極みへの予感を覚えたその時、物置小屋の外から今もっとも恐れている二人の名が呼び出された。
「え…この声は紅華さん…!? 何があったの…?」
「す、直ぐに見に行きましょう!」
それに戸惑いながらもレベッカとホノカは直ぐに荷物運びを止めてすぐさまに物置小屋から出た。
「―――あ…ア…ア? 助かった…のぉむぐぅぅぅぅぅぅぅううぅぅうぅぅ❣❓」
姫昭は朦朧とした視界で他の人が居なくなった室内を見て体が恐怖の強張りから解放されるが、その弛緩を狙ってか快楽に無防備となった子宮口を肉棒がとうとう穿ちぬいた。
そして、続けざまに子宮を破裂させそうな濃厚且つ大量の白濁の噴水を胎内に叩きつけられ、それに脳髄が押し出されて頭蓋を破って天へ高く舞い上げさせられたような極みに押し上げられた。
その証たる嬌声は、突き上げと同時に被せられてきた白漂の唇が無ければ別荘を飛び出て周囲に拡散しかねない声量だった。
『…う、うわぁ…日光さん凄くエロ…え? いや…み、美樹ちゃん! これは違うんだ…ああーーーーー!!??』
ちなみに、天井へ舞い上がったような感覚へ至った姫昭の脳裏に、自身を聞いたことはないが何故か懐かしい名で呼ぶ茶髪の抜けた感じがする青年と、その青年にホノカやレベッカと同じ髪色の小さな少女がその手より強烈な閃光を浴びせたりする姿が浮かんだが、この後の正気に戻った彼女には極みの時に混じる幻の一種と
実際、現在まで人気が続くスポーツの幾つかは起源が流血的な意味で過激なものが多かったりするようです。
最後に、この世界には似つかわしくない幻想(?)要素が有ったりしましたが、今のところそれが今後の流れにどう影響するかは不明です。