今回の話は、自由都市攻略を終えてその後の後始末などの期間のお話が中心です。
○秦始皇9年(紀元前238年)
「自由都市から回収した戸籍の現行資料はこれですべてか?」
「この辺りの負郭窮巷の調査はどのようになっている?」
白漂軍将兵で机仕事にも上手いものや、同行してきたか終戦に伴って後方から移ってきた文官達を中心として事務仕事が夜中も続いていた。
「……………」
そんな中、大将だけあってひと際大量な書類を押し付けられつつも本日の分はどうにかさばき終えた白漂はいつもの白い木綿の簡単な寝巻に着替えて、本陣中心にある総大将ゲルにおける自身の寝所でここでの業務の時がもう目前まで近づいているのを感じ取りつつあった。
「…あなた、今宵の夜の御勤めに預かれる子…全員が揃いました」
そして、寝台で待つ白漂の前に寝所を二分する垂れ幕の向こうが硝子灯*1で照らし出され、そこに艶めかしい女性達の曲線美が映し出された。
「…大丈夫、逃げるつもりは…そもそも逃げられる可能性が前もって潰されているから僕はここにいるよ」
「あら、いつもは逃げるのが戦場込みでお上手なのに…いい子ですわね❤️」
その掛けられた声に白漂が雄の愛欲と男としての諦めが複雑に混じった顔で振り向くと、垂れ幕は勢いよく振り下ろされてそこには気品な意匠と艶美な露出度の高さが両立した下着で身を包んだ、愛する妻の紅華と彼女とは別の愛すべき魅力を持つ八人の側室達の姿があった。
「…よし、運悪く今宵も全員本物だ」
「…運悪くとはそういう言い方はないだろう」
「まあ、仕方ないだろう薙鍛、実際にこうなる前は危ないことも何度かあったし…」
「そうですね、衣服を着た状態の変装した刺客とかに来られる可能性は減りましたから」
そうして入ってきた妻達が言うとおり、この主君である夫の血筋を増やすための夜伽の現状には相応の理由があった。
嘗ては陣中の夜伽は寝巻や鎧を着た状態で来るのが普通であったが、そうなると女性達に変装して白漂の命を狙うか、それが出来ないと見ると他の女性を殺して打撃を与えようという刺客が、軍や戦果の規模拡大に伴って増えてきたのだ。
ゆえに、(時や場所に当事者の気分で変わることが結構あるものの)白漂の閨の女性達は愛しい男と会う前に、別部屋で彼の雄を奮い立たせるための衣装へ着替えるとともに、そこで互いの身を調べ合って不審者や必要以上の凶器が紛れていないか調べ合うようになっていた。
「まあ、そうした理由があっても白漂様の愚息の逞しさは刺客に襲われていた時と同じく元気ですが…❤️」
「いやね、これさ明らかに食事とか色々混ぜこんでるでしょ? おかげで朝に目を覚ました時から疲れはまだ来ていないけど代わりに愚息がずっとビンビンで下手に人前に出れなくて陣幕にこもりっぱなしで机とかで隠し続けないといけない状態だったんだから」
「その割には昼間に割り当ててあげた子達にもずいぶんお情けをしてあげてたみたいだけどねぇ、あなた❤️」
「いやねえ、こんな身でも来てくれる女の子たち無碍な態度は取れないでしょ。そう…ここまでしてくれてる君達みたいな子に来られたりするとね…♪」
そうした経緯を踏まえてもジト目や皮肉を交わし合う双方だが、激戦後のまだ収まり切っていない昂ぶりはついに限界点を超え、白漂は諦めがちな顔から静かにだが極上の雌を見つけた大型肉食獣のような空気を身に纏うと立ち上がった。
「…あむ❤️ 昼間に回した子の残り香があるのに…それでも逞しさと美しさが目立つわ…❤️」
「君ももう何百と交わってきたはずなのに…細やかな変化を毎回見られる飽きることのない存在だよ…ちゅ…♪」
数分後、寝台の上で胡坐をかく白漂の上に紅華は経産婦特有の豊かさと武人としての引き締まりが両立した女体を乗せ、彼と舌を深く淫らにかわしつつ、その下の艶のある深い朱色で構成された淫裂で夫の雄々しき雄の証を加え込み、ゆっさゆっさとだが深く咀嚼するように久々の夫との肉の味わいぶりに浸っていた。
「…アアァ❤️ 紅華様ぁ…本妻だからってぇぇ…最初に旦那様のご寵愛をいただけるだけでなくぅ…長くなられてますぅぅぅ…❤️」
「仕方ないでしょう…戦が続いている間も勝手に敵の城内へ逃げてたこの旦那様のせいでぇ…火照りを貯めさせられ続けていたんだから…あぁ❣❓ そ、そこはぁぁ…❣」
その間にも、他の側室達はより快楽を深めつつも自分の番が早く来るように二人の身を愛撫しており、その一人である杏橋は紅華の後ろの穴に蕩けた顔を寄せて舌で愛撫して、彼女を羞恥と不意打ち気味な甘い刺激でよがらせていく。
それによる振るえは紅華のイソギンチャクのような肉壺に新たな動きを与え、それと長年連れ添ってきた刀と鞘のような相性になるまで馴染んできている白漂の男根は自然と陰嚢のズキッとした振るえに押されてより速く動き出した。
「…ん、紅華…僕も…少し久々の君の体だから…もう…!」
「えええ❣ 私もぉ慣れてなかった頃みたいにぃもうこらえもなく来たから…ぁ…ッッッッ~~~~~~~~❣❣」
その長年連れ添ってきた夫婦のような共感性、二十代半ばになっても発情期の肉食獣顔負けの戦場後の火照りが収まらない若人の精気、戦の玄人でもある読みの鋭さが重なって、二人は外野の存在も忘れて胎奥における白濁と潮の叩きつけ合いで意識が肉体から天上へ打ち上げられたような極みに押し上げられた。
「…ふう…ああ…あなた…❤️」
「…ああ…紅…華…あむ?」
十数秒後、無限に思われた極みの高ぶりが引いて余韻に入りだしたところで、紅華は白漂と唇を再びかわそうとするも、その寸前でよく知る顔の一人に夫の唇を奪われてしまう。
「…ん…ちゅ❤️ ぷは…ふふふ…♪ 一番の座は取れそうにないから…唇くらいは奪ってもいいだろう…♪」
「…ええ、どうせこの人の本妻なんて…面倒くさいのを他に引き受けてくれる子なんていないでしょうから♪」
その夫の唇を奪って長髪を込めた微笑を向ける藍蘭に、紅華はすっと双眸を細めた笑みを浮かべるが、それは見る者の喉元にナイフでも突きつけられたような威圧感が添えられていた。
「…あ、白漂様のが心なしか少し元気を失って…あむ❤️」
「それでキュポンと奥方のから押し出されるように抜けちゃいましたね…ちゅるり❤️」
「あらまあ、御姉様の深すぎる情愛に少し臆されたのだとしたら…私達で再び奮い立つお手伝いを…かぷ❤️」
「…ここにいるとどんな尼僧でも三日と経たず堕落するだろうな…ちゅぷ❤️」
女の嫉妬に挟まれた圧力で血が幾分か抜けた男根に、王京は同情しながらもその未だ子種汁の残滓をぴくぴくと出している亀頭を唇で咥え、姫昭はかつての己なら卒倒するだろう淫らな液に包まれた竿に舌を這わせ、この状況に微笑を保ってその神経の図太さをさり気なく示す捷璘が左の陰嚢を軽く歯を立てながら咥え、右の陰嚢に薙鍛が羞恥で赤く染まった頬をしつつも舌を長く這わせて巻き付けるように、四人の美女は己が食欲に似た愛欲に押されるまま旦那の雄の証を奮い立たせようとする。
「…あああああああ…♪ これはまた…年甲斐もなくまた早くも出ちゃいそ…ッ!?」
その股間の表面に一部の隙もなく稲妻が走り抜け、深くもだがじっくりと精気が焼かれて溶けていき、艶めいた口内に吸い上げられていくような快楽に、愛妻に搾り上げられたばかりで感覚が鋭敏になっていた白漂は数分と持たずに子種を噴出させそうになるが、そこで女性のものではない膂力で複数のそれの手に男根の根元辺りからギュッと締め上げられる苦痛を覚えた。
「…いけませんよ白漂様、こうして複数名に情を与えられるときは…あなたの負担や種の回数も考慮して、私達それぞれに付き一度子種を分けられたら交代なのですから…」
「そうです、
先ほどの口淫をしていた女性達で最も腕力が強い王京と姫相がジト目で見上げながら、その手で白漂の男根より出かかった子種汁を力業で陰嚢へ押し戻すと、立ち上がってそれぞれの既に濡れた女陰を見せびらかし始める。
「何よりあなた様の棒は一本、玉の方は二つしかございませんので…次は誰から種をくださりますか❓」
そうして空いた白漂の男根の竿と陰嚢に、シュッシュとまだ経験浅いが要領の良さから性感に応じた緩急のある手淫を施しつつ捷璘が甘い声で囁いてくる。
「…わかった。じゃあ、4人とも僕の言うとおりにして…ゴニョゴニョ…」
その女性らしい白さと戦者特有の強さを併せ持った手淫を味わいつつ、白漂は肉欲に押されつつも彼女達へ反撃できる体制を形作ろうとする。
「これは…」
「す、少し重いけど…」
「よくもまあ、このような淫靡な構えを…」
「ここまでやる男に…勝てるわけがないな…」
数十秒後、姫昭が羞恥に悶えた顔で、王京が少し苦しそうな様子で、捷璘が少し軽蔑の念を浮かばせた微笑で、薙鍛が微妙そうながらある種の納得も備えた表情で、顔を同じ男に向けていた。
今現在、4人は王京・姫昭・捷璘・薙鍛の順で下から乗っかっていって、その個々の細かい違いはあるが見事な豊熟と美麗さを合わせもった尻を縦状に並べていた。
それは、後代で俗に言う“尻タワー”の状態であった。
「…うーーん、こんなそんじょそこらの男なら触れる事すらめったに出来ない美女が…もはや男を受け入れることしか考えていない妓女でもめったにしないだろう淫蕩な布陣を構えるとは…」
「いや、この子達含めてそんな妓女も唖然とするだろう行為を出来る女に私達を作り替えたのはあなたでしょ」
彼女達にそれをやらせた本人である白漂にわが目を疑わせるまでにその尻タワーは淫靡な肉塔で、紅華は旦那の白々しい賞賛にいつもの調子で突っ込んだ。
「…まあね、そうした本人として責任は取らなくちゃあね…ん!」
「ッ❣❓ フアアアアアァ❣❓」
「ん❣❓」
「これは❣❓」
「アァ❣❓」
白漂は妻に押される形で責任を取ろうと、ヨガの達人みたいな柔軟性で両足がほぼ垂直同然になるまで広げた状態で尻を寝所におろすと、一番下にいて寝バックの姿勢になっていた王京の既に敷布団を深く濡らすまでに濡れていた淫裂を一気に己が雄の証で穿ちぬき、王京の身は歓喜で震えて上に乗っかる三人にまで伝わってしまう。
「…んんんん、王京の中は…細見に似合わない頼もしい力もあって締め付けが強くありながらも肉の纏わり方との調和が一番すごかったけど…まるで全て筋肉で出来た蛸の足に絡みつかれたような心地よく強い締め付けと…吸盤のように肉がそがれて吸われていくような心地が…」
「…ァアアアア❣ あ、あなたぁ…蛸と言うのがどういうのかはわからないけどぉぉぉ…今更だけどおお何故か恥ずかしくなるから言わないでええええええ❣❣」
そのまま器用に両足を広げ切ったままの状態で腰を動かして、白漂が無数の蛸が蠢いている蛸壺に吸い込まれるような感触を楽しむのに対し、王京は自身の性感だけでなく羞恥まで天井知らずに引き上げられているような感覚に陥り、我が身に降りかかる三人分の重量も忘れて身がよがり震え続けてしまう。
「…アア❤️ 王京さん…ここまで震えてのたうって…あう…私の胸もぉ熱くなってきて…えアアァ❣❓」
「アウ❣❓」
姫昭は数分間その振るえと熱さを質量の割に鋭敏な胸で感じて火照りが高まっていくが、それと相反して飢餓感のように鋭敏になっていく淫裂が急に旦那の男根で穿たれると、今度は自分がその上に乗っかっている捷璘を同じ心地へ追いやってしまう。
「…アアアアアアアァアア❣❓ 白漂様アアアァ❣ あなたのこれはアアァ熱すぎまアアアァアアアア❣❓」
姫昭は焼けた鋼の長剣を思わせる白漂の鋭い逞しさと熱さに、この状況からくる羞恥心の高まりで弱まっていた理性が一気に押し切られて甲高い嬌声を上げさせられるが、彼女の胎内も偽称である日光のように灼熱の光が刺さってきて透過してくるような熱さが男根を満たし、白漂の雄を更に粗ぶらせていく。
「…すごい…あの…魏亶さんと同じく…淑女の見本と家中から見られていたあなたがここまで…えッグゥウウウゥウ❣❓」
「のわ!?」
その姫昭の淫らな姿を己が柔肌でも感じさせられて我が身の熱も気づかぬうちに挙げられていた捷璘も、姫昭の淫靡な姿と熱と揺れに夢中になっていた所で不意打ち気味に男根を突き込まれた衝撃で大きく仰け反り、乗っかっていた薙鍛を驚かせてしまう。
「…ゥウゥウゥウゥ❣❓ しゅごいですううゥウゥウゥウゥ❣ まるでええええ中から貪られて貴方様とおおお骨肉ガァァ混ざり合ってるような感じいイイィ❣」
捷璘は淫裂を穿ちぬく男根に肉壺から貪られつつもその性感を共有させられたかのような激しい快楽を味わわされる一方で、自身も北の大地に住まう大きな白狼のごとく大きな包容力のある肉壺で彼の大いなる男根を長く飲み込みつつ、その餓狼の牙による噛みつきのごとく貪欲かつ細かな牙を思わせる肉襞が男根ごと細かく嚙み刻んでくるような、鋭くも深い快楽を味わわせてきた。
「…あアア❣❓ 私にもついにぃ…ウゥうアア❣❓」
そうした下の女性三名の淫らな姿を見せつけられながらその快楽の震えを柔肌で味わわされて胎内の蕩けも進められていた薙鍛も、白漂の淫蜜に深く濡れながらも焼けたように熱い白漂の男根をねじ込まれると、その赤黒い穂先が口から突き出て来そうな勢いで嬌声を上げてしまう。
薙鍛の胎内は白漂の男根をその手で槍を掴んでいるときのようにしっかとつかみ、彼女の槍の長き朱槍の軌道のように蛇のごとくグネグネと且つ高速で変幻自在な動きと締め付けを見せ、男根もそれにこたえるように竿の形はそれ以上に変化して彼女の性感を刺激しながら自身が得られる快楽も深めていった。
「…んんんん! さすがはこんな身でも戦場だろうとついてくる女性達…初めてするこの体勢でも…すぐに慣れてこっちに合わせて動いてくるぅ…ッ!」
そうして喘ぎながらもしっかと雄の証に纏わりついて快楽を求めながら高めてくる女性達に、白漂は彼女達の尻を掴んでツボを押すことで変化と強まりをつけ、適時に男根を差し替えて互いの肉の悦びを強めていく。
「ァアアアア❣ 白漂様のおおさらに熱くぅ❣」
「ら、ラメラあああああ❣ 壊れりゅうううう❣」
「す、全てえええ吸い尽くされましゅうううう❣」
「ど、どうなってるのこりぇええええええええ❣」
そうしてかわるがわる男根に穿ちぬかれ、穿たれていない間も肌を合わせている女性の震えで胎内の熱を保たれたままの状態で女性達は極みへ着々と近づいていき、それを成している男根の振るえと熱から自分達を再び母にし得る白濁の衝動が沸き立ち始めていることに気付く。
「…ッッッッ!!!!」
「「「「フアアアアアァアアアァアアァアアアアアアアアァアア❣❣❣❣❓❓❓❓」」」」
そして、白濁の溜まりに溜まった溶岩を押しとどめていた堤防が決壊すると、白漂は歯を食いしばってその内臓まで吸い出されそうな精気の放出を味わいつつも、彼女達の蕩け切った淫裂へ連続で赤黒い穂先を胎奥まで突き込んで、彼女達を魂が白濁の噴火で空高く打ち上げられたかのような極みに押し上げた。
「キャ❣ こっちまで飛んできて…❣」
「かけていた時間からして…しっかりいつもと同じ基準で4人分溜め込んでからいかせたわね…」
「ははは…これならまたしばらく机仕事に専念しないといけなくなりそうだなぁ…」
その煽りで白漂の男根は抜かれるたびに勢いの衰えない子種汁で4人の尻もまた白く染め上げていき、それよりも遠く飛び散った残滓で周囲の女性達も驚かせてみせた。
「……あ、あのぉ…白漂様ぁ…私達も情けが欲しいですけど…大丈夫ですか…あ❤️」
体力の塊と言っても差し支えない女傑四人をそれだけよがり狂わせて、衰える気配のない男根が彼女達の胎内から抜き取られて白き粘液の橋を垂らしながら向けられてくる光景に、庶徐は一抹ながら抱いていた不安を消し飛ばされた。
「…よし、次は大丈夫?」
「……………」
そして、軽い運動を終えた後程度の疲労しか見せない白漂の言葉に、庶徐は小さくこくりと頷くほかなかった。
次回も、(書類上は側室として籍を入れている)妻達と主人公たちの深い絡みは続きます。