大人向けシーンもその子に絡んだものとなってます。
○秦始皇8年(紀元前239年) 黒羊争奪戦三日目夜 趙国西部 黒羊 中央丘秦側某高所 秦軍(白漂軍)中央軍本陣○
「おい、これはどういうことだぁ!?」
「昼間の千載一遇の好機を逃がすなど!?」
「それから白漂様はどうして姿を見せぬ!?」
日中での大ポカにしか見えない奇行に対する抗議の声が各所から本陣陣幕へ集まってきていた。
昼間に今合戦の最重要地である中央丘を奪う大好機が主君の判断で去っていったので、現場で命がけにて戦う将兵達の怒りは自然であった。
「み、皆ー落ち着いてくださいなー! これも作戦だって本人も言ってますよー!!」
その彼らを押しとどめているのは白漂の側室の一人である譜孝だが、如何せん数も体格も差があるのでその背は後ろ向きに仰け反っていた。
「作戦ってあんな好機逃がすの何処が作戦だ!?」
「あれがどんだけデカいかは信の馬鹿でも理解できるぞ!?」
「そうだ! 誰かあの馬鹿連れてこい! あいつもどうせ来てるから何だかんだで一番タメグチを将軍と出来るあいつならーーーー…?」
その彼らを幾分か冷静にしたのは、この場で一番声を荒げているだろうはずの人物の不在だった。
「え…あれ、おい玲花にステラ、信は何処だ?」
「あ…いやーさっきまで付いて来てたはずだけど…!?」
他からのからでそのことに気付いたステラが顔をキョロキョロと動かすと、中央丘に向けられた櫓に信は上っていてそれを見上げていた。
その表情は怒りや憤慨ではなく、困惑を感じさせる注意深いものがあった。
「……え、玲花…何をしてんだあいつ?」
「いやー…何か…あのスカシの時から時々あんな調子で…いつもと違って珍しく怒ってないというか…」
いつもならこの状況下で一番声を荒げるだろうと周囲に予測させていた信の静かな様子に、周囲は戸惑って気が幾らか落ち着き始める。
そうした周囲を代表するかのように子界隊所属で友人の松左が話しかける。
「おーい、ここまで来てなーにをそんな押し黙ってんだ?」
「…あ、いやー…何つーか…夕暮れから…中央丘から妙な殺気が時々来るっつーか…」
「んん?」
「…めーっちゃ好物な料理を寸前で毎度躱され続けてる苛立ちに近い殺気っつーか…?」
信の口から妙な言葉が発せられた直後、本陣の陣幕から一人の伝令が現れた。
「遅まきながら諸将方ー白漂将軍からの伝言だ。各隊は現在抑えている要所の守備を第一としつつも本当の総攻めが何時来ても出られるようにしつつ、毎日毎時各所の天候や気温などを細かく記録しそれを本陣まで届けるようにとの事だ」
集っていた諸将たちの前に現れたその言伝役である綴の言葉に、彼らは当然困惑を示す。
「天候? 気温? どういう事だ?」
「私もその辺りの事は詳しく聞かせてもらえませんでしたが、本日し終えた準備が真価を発揮するのに必要なのは天、つまり天候に掛かっているとの事でした」
「天気がぁ?」
「私はこの中ではあの人とは付き合いが長いとは言えないが…将軍は何かを始めた時は無駄だったり凄く遠回しだったり、何をしているのかわからないように見えることはあるが少なくとも相応以上の結果を示してきたのは私でも分る。あなた方はそれをより知ってるだろう」
「「「「「………………………」」」」」
綴の言葉の続きに困惑していた諸将達は冷静に戻っていく。
「それでその時が来るまでは各隊はそれぞれの要所の防衛を優先しつつも休息を交代で効率よくとって英気を養うようにとの事だ。本日はもうお帰りになって欲しい」
「…まあ、そこまで言うなら…」
「長く隊を空けるわけにはいかないしな…」
「その時が来るのを待つとしよう…」
似たような経験は大なり小なり幾度かあったので、そこまで言われた諸将達は落ち着いた様子で来た道を戻っていった。
その背が小さくなると、綴は胸の中で安堵の息を吐く。
(…ど、どうにか夕方に陣幕で周囲には気付かれなかったが激怒した奥方の蹴りで高所より蹴り飛ばされて今もその治療を扁鵲殿にしてもらってるというのは隠し通せたか。出されていた指示の内容は本物だったし…)
自分が忠節を誓い、胸中では秘かに女としても敬愛の念を抱きつつある相手の対面は最低限守れたことに綴は微妙な達成感を覚えた。
「あー信君、久しぶりに貂の様子を見に行ったらどうかしら?」
「おーそうだな玲花ー。適当に会わないとお前やステラばっか相手にしてるってへそ曲げるし…」
一方、帰り道にある諸将の一組である信とステラはその途中で馴染みの女性を思い出し、白漂中央軍本陣にある彼女のゲルに向かうことにした。
若くして同軍軍師筆頭を務めるだけあって、そのゲルは周りのそれよりも一際大きくてまだ中は明かりが灯されていた。
「あいつこんな暗くなっててもまだ仕事か。注意するか―――」
「ん、く、ああぁ…やぁぁぁああ……❤️」
「―――あ…?」
「え、この声って…」
二人がドアの隙間を覗き込むと、机上に頭を突っ伏しながら足の付け根に指を這わせてクチャクチャと淫靡な水音を奏でて羞恥の悶え顔を浮かべる河了貂の姿があった。
「え、えーー―っと…何が起きて―――」
「っ!? 誰!?」
「―――!?」
その見た目の可愛さとのギャップある色気に信の口から思わず言葉が漏れるも、それが河了貂の鋭敏な耳には容易に捉えられてしまう。
「…あ、ごめんねー。さっきの将軍への抗議団体にあなたの姿が無かったから気になって見に来たら偶々この場に出くわしてー…」
そこへ玲花が申し訳なさげな顔でドアを静かに開いて陳謝した。
「…あ、あーーーー…二人だったのか…良かった…な、何かー夕暮れから…体がおかしくて……」
信達であることに安心した河了貂だったが、その表情は自分でも理解が追い付かない欲情で落ち着いておらず身もソワソワとした振るえを抑えきれずにいた。
「何が起きたの?」
「夕暮れにて漂に今日攻撃をすっぽかされた理由を聞きに行ったんだけど…間に扁鵲が立ってて…今は会わせられないって面会謝絶されて…、その時から体が急に熱くなりだして……」
そのまま部屋に入って暖炉を囲み合った三人は雑談に入るが、途中で玲花は河了貂の首の後ろの付け根に細い針が討たれていることに気付き、またその僅かな匂いから推測に入る。
「(…この香り、扁鵲さんったら針で貂に媚薬を盛ったわね…。とりあえずある程度男との交わりをさせないと落ち着かない類の。漂が人に見せられる状況じゃなかったから用いたんでしょうね…)あー貂、それってーこの戦中で…溜まってる影響じゃないかしら?」
「っっっっ!!? なななななななな何を言ってんの!?」
それからの玲花の直球な切り込みに河了貂は唾を噴いた。
「いやねー、初めて自軍主導の大軍を指揮するという極限の状況で精神的にも疲れが色々溜まりやすいでしょー」
「そそそそれと何で房中の事が関係するのさ!?」
「でもねぇ、実際に最前線で戦う子ほどもっと辛い思いしてるって話よ」
思考が沸騰させられまくる貂の前で、玲花は自身の隣に座る信を指さす。
「おい、俺をどうして出汁に使おうとしてんだ…?」
は
自身が万年発情期の獣みたいな扱いをされて信が憤慨するが、玲花は彼の口元を指でメっとしてもう片方の手を彼の太ももに這わせていく。
「どの道ねーあと数日くらいは前線もこちら有利で動きそうにないんだし。そうなると今までよりかは余裕が出た事で逆にお互い溜まってるのが駄目な形で噴出したりすることが無いようにー、お互い嫌いじゃない相手で発散した方が良いじゃない?」
「そ、それがどうして俺なんかに話を振るんだよ?」
「じゃあ、代わりに私だけで信君と慰め合っても良いのね?」
「!?」
そのまま紡がれていく情愛の誘いに河了貂は踏みとどまろうとするものの、玲花は彼女の余裕のなさを見越して自身の頬を信のそれに触れ合わせて止めに入る。
「…私もこの数日の戦でこう見えて疼きは結構来てるし…だったらそれは有意義な方向に用いた方が良さそうだし―――」
「ま…待って……」
「―――い…あら?」
それに河了貂は俯きだしたりしたものの、声を振り絞るようにして玲花に食いつく。
「…そ、その体力馬鹿の相手は玲花だけじゃ不安だから…俺もこの際この熱を抑えるためにも…今晩一緒にやる…!!」
そして、河了貂は自身の胸元のボタンに手を掛け、一気にそれを振りほどいて下穿きももぎ取り、想像し辛い質量をプルンと曝け出した。
「…何つ~か…お前も大分色々大きくなったなぁ…」
それは俗にいうトランジスターグラマーという体型であったが、記憶にある元気な男子の印象が強かった少女時代とのギャップに信は視線を逸らしていた。
一方で、その男の象徴はしっかり反応を女人二人に示していた。
「(貂はまじめな性格だから理由をこじつけないとこういうのはどんどん貯めていく性格だし、独占欲もあるからこの辺りである程度燃やしておかないと周りとの関係を拗らせやすいからね…)それじゃー信君、男の子だから女の子のお願いも聞いてね♪」
「…いや、もうこんな状況で断れそーな男なんていないと思うけどよー…ん…」
三人は互いに寄り添いながら相手の衣服に手を掛け、慣れた手つきで脱がし合いながら骨肉の感触を再び味わい合う。
「…あ、私ももう貂に焚きつけられてもうここが…❤️」
「お、お前が一番やりたかっただけなんじゃ…あ…」
その中で貂の決壊同然には劣るがしっかりと太ももまで伝うレベルで反応を示していた玲花が、膂力にものを言わせて貂を引きずり込んで敷き布に寝転んだ。
仰向けに寝転んだ玲花の上に河了貂がうつ伏せでかぶさる形になり、密着する二人の秘所は淫靡な貝合わせとなって信の情欲を更に掻き立てる。
「もう準備は済んでんな…」
「ええ、私ももう前座は良いわ…」
「そ、そんな時間も悠長に使えないから。は、早く来いよ…っっっ!!」
そして、口調では強がっているが一番蜜を迸らせている河了貂の雌花に信の男根が差し込まれた。
チュポンと精気とそれに裏打ちされた肉欲が滾っている年頃の肉体が淫靡な水音を奏で合い、愛しい男の侵入に河了貂の肢体は大きく仰け反って玲花の胸に自身のそれを滑りこませてしまう。
「……んん、貂もここが大分なじんできてるよな…んく…!」
「あ…❣ くぁぁあ…し、信…む、リしなくていいから…もっと激し…んんん❣❣」
媚薬で火を付けられた女体の衝動に押されつつもそれを隠した河了貂の懇願に、信も遠慮していた情欲を枷より放って腰の動きを大きくしていく。
但し、その肉棒は自身を身の細さに応じたきつい締め付けを示す肉壺を味わいつつも、性感の強弱に応じて緩急を勘頼みながら上手く変えており、そのことで生じる肉襞の動きの変化に自らも歓喜に打ち震えていた。
「…ねえ、二人だけで楽しんでないで私もね…ん…!」
途中から悪戯好きな笑みで玲花が河了貂の背筋をなぞり、そのまま彼女の尻に指を這わせてその実りだした尻肉に内臓までゆったりと伝わる指圧を施し始める。
「……ん…次は……っっ!」
その指圧で更に締め付けと躍動を増す河了貂の肉襞を少々味わった後、信は勢いよく彼女から抜いてその真下の玲花の落ち着きつつもゆったりと淫靡な蜜を垂らした半開きの雌花に突き進んだ。
「…あ❣ 断りも無しに来るなんて…ここはまだせっかちなんだから…まあ、その分味わわせてもらうけ…うぁ❣❓」
「っんくぅぅぅぅぅぅ…!!」
自身の雌花を許可なく貫いた雄花を玲花は一つ一つ知性を盛ったミミズの集合体のような肉襞の群れで包み込み、泣き所を舐め削るような強くも巧みな愛撫で可愛がろうとするも、そこでまだ未熟だが自分の技巧を教わっている河了貂の口に乳首を飲まれて胸を揉みしだかれだした。
「…んんん❣ さっきのでびくりとした大きなうねりが…ほんじゃあ…❣」
ペニスに襲い掛かった玲花の膣の慣れない震えを伴う曲げてくるような絡みつきに信は呻き、やがて一定の間隔で二人の肉の鞘を交換しながら動いてゆく。
「…あ❣ あ❣ あ❣ あ❣ し、し、信のがぁ中でさらに膨らんでぇぇぇぇぇぇ❣❣」
「っっっっっ~~~~~~~❣❣ 信君…もう…イキそうなんだね…❣ 私も…自然にもう―――❣❓」
二人の女体が上下に重なって互いの肉が混ざり合うのではと思わせるまでに激しく絡み合っていたその高みの果てにて、玲花の大きく締まった膣にて信の子種汁が爆ぜるように噴き出された。
「―――っっっ~~~~~~~~❣❣」
「っっっっ!!」
「ふあぁぁぁぁぁああああああぁぁぁああ❣❓」
信自身の脳髄も真っ白に染められるような極みを味わわせてくる玲花の胎内から男根は惜しみそうに白い橋を繋ぎつつも勢いよく抜き出て、今度は河了貂の抜き差しを繰り返して開ききっていた雌花に穿ち込まれて残りなれどその小さき女体には十分な爆ぜを味わわせてその背を大きく仰け反らせた。
○秦始皇8年(紀元前239年) 黒羊争奪戦六日目正午 趙国西部 黒羊 秦軍(白漂軍)右軍前衛付近高所○
「「「「「ウワアアアアアァァアアアア!!」」」」」
白漂の予想外の実質待機命令が出されて三日後、秦趙両軍はその日も前線で剣戟を交えて血飛沫と喚声を立ち上らせていた。
但し、秦側が大きく押し込みながら有利な地形を左右両軍で抑えて守備を固め、それを趙側が押し戻そうとしていたが、消耗率は趙側の方が高くなっていっていた。
「どうだ? お前たちの目にも敵の各隊の強弱は見えて来たか?」
「えぇ」
そのため、趙側と比べて余裕がある秦側は敵部隊の戦力計算のための偵察に注力できており、白漂は前線に近い高所に上って趙側のめぼしい将の見積もりし直しをしていた。
「中央丘の方は未だに慶舎が初日以外は動いてこないが…羌瘣と対峙している紀彗と右軍とやり合っているその両腕二名の実力は測れているな。問題は…」
「ああ、反対の…」
「「「「「ウオオオオオオオオオ!!」」」」」
その最中に自軍の左翼と趙右軍の方からの怒号と喚声が強まって立ち上ってきた。
「…あれは…」
「紀彗と共に此度の趙軍の副将をしている西貴の姫昭ですね」
「よし、僕も直にあそこを測りに行くぞ」
白漂は親衛隊を率いて秦左軍に向けて馬を走らせた。
「……あれだけ押し込まれていた状態で少しだが押し戻しているな。粛尤が抜けたといっても代わりに配置した英成はこういう森林戦では守勢においても力を発揮する将なんだが―――!?」
そして、白漂が左側の前線に近づこうとしたその時、彼の直感と双眸は森の茂みの遥か奥より光る美しくも無慈悲なきらめきを捉える。
「―――む!!」
「しょ、将軍!?」
間にある小枝や葉の僅かな間隔も抜き去り、豪速で槍の如き大矢が襲ってきたのだ。
白漂は瞬時に十星戟で打ち払うが、大矢は威力がそがれたにもかかわらず不時着点の大木の幹に深々と突き刺さる。
「な、何だこの槍みたいな矢は!?」
「狙撃手の姿が全く見えんぞ!」
「驚くな。向こうもこういう思いをこちらに何度もされてきた身だ。こっちだ。それと向こうにいる味方の穴を埋めに行く」
それに慄く将兵を叱咤して白漂は馬を更に走らせる。
「しょ、将軍! そんな先頭を行くとまた狙撃されます!」
「いや、その心配はしなくていい。これから向かう先の近くには―――」
「…ガアアアアアアア!!!!」
「―――あ、もう噛みついてたな」
先頭を切る白漂が目的地の方向を指さした時、まだ距離があるにもかかわらず女子のだがそうとは思わせない声量の気勢が彼らの鼓膜を痛めつけた。
「こ、この声は!?」
そして、目的地にたどり着いた白漂の護衛が目にしたものは、味方がうかつに近寄れない剣戟の嵐であった。
鋼仲の大矛とバトゥの十字戟で目にもとまらぬ剣風の嵐が出来ていたためである。
「のわ!? 頬を斬られた!?」
「も、もっと距離を取れ! これ以上は巻き添えで死人まで出るぞ!!」
その剣戟の嵐に周囲の両軍の兵達は感嘆しつつも同時に恐れおののいて円で囲うように二人から距離をとる。
だが、一見すると互角に見える戦況で鋼仲は相手に感嘆と焦りを募らせていた。
「ムゥッ! まさかあんなけた違いが他にもおったとは…それもよりによってこのような娘っ子とはのう!!」
バトゥと対峙している鋼仲はその白く長い顎鬚から相当な年齢なのが分かるが、それを感じさせない膂力で息切れすることなく大矛を振るい続けてバトゥと張り合い続けていた。
鋼仲の馬には大弓と先ほどに白漂達を狙ってきたものと同じ大矢が括りつけられており、それが狙撃の犯人と中断となった理由を彼らに悟らせる。
(…まさかわしの矢をここまで捌きながら斬り合いまでする若人が他におったとは…育てば更にどうなるか見てみたいが早く決着を付けねば―――)
「こ、鋼仲様ぁ!!」
「―――むぅ!?」
バトゥの現時点での武力と武才に感嘆しつつも鋼仲が焦りを募らせだしていた所で、側近の言葉で白漂らの到着に気付く。
そして、気付いた時にはもう白漂の十星戟の穂先が彼の心臓を穿ちぬく寸前まで来ていた。
「爺!」
「む」
それを防いだのは横の茂みから飛び出てきた姫昭の白銀の戦槍であったが、白漂は気づいていたらしく得物を弾かれつつも一瞬で距離をとって彼と向き合う。
「やはり来たか」
白漂は兜と一体になっている仮面の下より、同様に面貌を隠している姫昭を見捉えて静かに得物を構える。
「郭備にこの事を即座に伝えて全体に支障が無いように同調してと伝えて。紅華は邪魔が入らないようにこの場を固めつつ異常が起きたらすぐに連絡するように。僕は出来るだけ姫昭を調べる必要があるから。さてと姫昭…少々その腕…見せてもらおうか…っ!」
「…代わりに、貴方の首を支払させてもらいましょうか…はぁ!」
同時に、二人の若い将が馬を走らせ、直後に新たな剣戟の二重奏が樹海の大気を鋭く震わせはじめた。
次回は久々に主人公が主人公らしく働くシーンが出てくる予定です。
まあ、本編でも奥さんから怠け癖ある子供っぽい人と評価されてますし、これくらいのペースでいいかもですな…。