万事新しいものを始めるのは、そう簡単には行かないものですよね。
○秦始皇3年(紀元前244年) 秦国北部 朔方郡 朔方城○
そこは嘗て、中華と北方の遊牧騎馬民族らが争奪戦を繰り広げていた北の要衝。
近年には趙国の宰相に就任した李牧がその前に雁門にて匈奴や林胡といった北の民を大敗させて支配権を確立させかけたが、彼が中華中央部に向かっている隙を突いて、秦軍が林胡を吸収する形で雁門を含めた北の地一帯を制圧した。
「おいー、そっちの羊毛はどれくらいだい?」
「こっちの見たこと無い野菜はなんだい?」
「おーい、新しい料理の漬け麺だー。美味いぞー」
そして、北の中核に位置づけられた朔方は嘗て中華の争乱すら温いとすら言われてきた死闘が繰り広げられてきた頃が嘘のように、秦人を中心とする中華系や、彼らに嘗て北荻や西戎と蔑称で通称されてきた異民族が入り混じれる交易地の一つになった。
規模こそ咸陽や邯鄲といった中華の大都市には及ばないが、多様な人種や商人が行きかって珍しい物産を取り引きする北の大通商都市へと化していたのだ。
「……よし、出来たよ皆…」
その朔方の中心にある居城の一室で、緊張した面持ちの河了貂が大部屋に集う飛竜隊改め白漂軍の将校らにあるものを見せていた。
それは陶製の底が深い丼に包まれており、中は赤色や済んだ小麦色など様々な色のスープに満たされ、そこには小刻み状にちりばめられた肉や野菜が浮かんでおり、その下には細い糸状に寝られた小麦の塊が沈んでいる料理。
「ま、また見た事ねえ食い物だな…」
「この前は微妙な出来だったが…」
「いや、その前のは珍妙だったけど悪くはなかったし…」
彼らは箸を手に取ると、恐る恐るその小麦の塊にスープや具材を絡め、ゆっくりと自身の唇の内へと運んだ。
そして、ゆっくりと咀嚼して舌で丹念に味わい、数秒掛けて喉へ走らせて胃へと流し込む。
「「「「「……美味い!!?」」」」」
その直後、ほぼ全員に未知の衝撃に脳を走り抜けられた驚愕の色が浮かび上がった。
「何この“味噌”っつー見たこともねえ調味料を溶かしたスープ!? 舌の表面をピリピリした辛さが残って其れが食欲をそそるというか!?」
「こっちの豚骨スープってのも豚の味がしつつも肉とは違うコクがあるぞ!」
「こっちの濃い小麦色の醤油なる新しい調味料が元のもさっぱりとした味わいで…!」
「………………」
だが、周囲が喜色の赴くままにその料理を口に運んでいくのとは対照的に、ただ一人だけ一口つけただけで悩ましげな表情を浮かべている男が一人いた。
「おい! 如何したんだよ! お前が考案した料理だぞ! 今回は成功したのだから食えよ!!?」
「……違う…」
「……え…?」
それに怪訝な表情を浮かべた河了貂が催促するが、その男は底知れない苦悩を隠さない唸り声を上らせ、仕舞いには机を勢いよく叩いて憤りに満ちた顔を周囲に暴いた。
「…こんなの僕の記憶にある“ラーメン”じゃない!!」
今回の試食会の主催者たる、秦国北方軍司令官にして朔方侯たる白漂のその料理に対する感想がその叫びに表されていた。
「「「「「…………………」」」」」
その叫びに唖然として箸を落とし、開いた口からラーメンの具が零れ落ちていく周囲。
「…何言ってんだお前はあああぁああああああああああああああ!!?」
「ぐふぅ!?」
周囲が沈黙に包まれる中、いち早く米神に血管を浮かべた憤懣の顔の河了貂がその不届き者の胸倉を掴んだ。
「お前あんだけ食材やらなんやらを私財投じて買い込んであんだけ試作作って無駄にしといて感想がそれかよ!? 外見ろよ! 食材だけじゃなく色々と無駄になってる残骸が詰まれてるだろーがーーーー!!?」
河了貂が指差した方向にある庭には、底に穴が開いたり罅が走ったりしている白漂の前世の時代で言う所の中華鍋や中華包丁などといった調理器具の残骸が山積みとなっていた。
「あーー、確か杏橋の部族から分けて連れて来たり中央から募集してきた鍛冶屋集めて何を作らせよーかと思えば…なーんかあのへんてこな調理器具だったよなー」
「あー、確かにあんだけだと軽くするためにかなり薄くしなくちゃいけないけどよー、それだとしょっちゅう底が破けたりで鍛冶屋泣いてたぜ」
「まーさー白漂の言う火力が足りないって言葉にじゃー自分でどうにかしろって言ったらー、何やら本人曰く“石炭”って名付けた燃える石の山地を近場で見つけたのは良しとしてよー…今度はー…」
その私財の成れの果てに周囲が遠い眼差しを向けたその時、城の内部にある工房から炉が崩れる音と鉄に他のものが溶かされる音が辺りに響いた。
「うわ! また鍛冶屋の連中がしくったよ! 今度は何度目だ!!」
全員が驚き部屋を飛び出して工房に向かうと、そこにはひび割れた大きな炉とそこから漏れ出て赤く煮えたぎった水溜りを作っている鉄の姿であった。
「く…この素材では駄目だ杏橋!」
「だが、こちらのものはまだ持っているぞ!」
それを取り囲む職人達は悔しがりつつも不屈の執念を見せている。
「…また失敗か。やはり炉の強度が足りないか…」
「えぇ、ですが素晴らしいです。あなたが基本原理を考案したこの“反射炉”というのは…これが実用化できれば今までとは桁違いな良質な鉄や鋼すら増産できます…」
その職人達の中心に立ち、表情こそ静かだが眼には静かなれど激しい輝きを宿している杏橋に白漂は難しげな顔を見せる。
そこで別の職人が幾分か気を取り戻した顔で話しかけてくる。
「そうか…それは良かった。まーまだ耐熱性の高い素材の確保がまだ難航しているみたいだけど…」
「それも故郷及び香泰氏の伝で国内外から名を高めようとしている職人達を送ってきてもらっているので時期に解決するかと」
(紫夏さんもう金の匂い嗅ぎつけて身内送ってきたな…それにしてもあの簡単な図面でここまでものを作りこむなんて春秋戦国時代すご!?)
自身が詳細を思いだせない前世の記憶の欠片から、ここまで執念と才覚で技術革新を進めているこの時代の人間に白漂は内心で畏怖を覚えていた。
「けどさー、何かこの押しピンとか爪きりとか紙とかこんな細かい道具まで作れるようになるまで生産量上がったのは良いけど、これらって使い道無くない?」
「ぼろい木屑や草からあんな絹よりも断然安くて作りやすい紙なんてものを作ったのはすごいけどまだ弱くて実用化に向いて無いしなー」
「爪切りなんてまだ高くて金持ちしか買えねーぞ」
「……………」
その副作用で上る反論しようが無い意見や非難に内心で泣きそうになることもあるが、それはそれである。
○秦国北部 朔方郡 朔方城○
「…はー、まだ費用対効果やこの時代の技術に入手できる物産や交通の限界などで出来ない事は多々あるけど…こういう形で進歩が進んで支持が多くなれば良いかなー」
昼間に前世の現代料理の再現や、製鉄技術の検証などで疲れた体を癒すべく、白漂は家庭用簡易風呂の実験という名目で湯船に浸かっていた。
結論から言うと、彼の前世の記憶にある古代ローマの遺跡で発見された家庭用簡易風呂を春秋戦国期中華で集めやすい材料で再現した代物である。
但し、この簡易風呂はこの時代で集められる材料主体ながら、基本的機能は現代のそれと遜色がないものでシャワーも付いている代物だった。
「こんな時でも仕事名目で趣味の話しかい? だったら私達にも聞かせてもらえないか?」
「工人として興味深い話も多いですから」
「こういう時くらいは休めばいいのにね」
「あ…この声は…!?」
白漂が背後から掛けられてきたその声に釣られて振り返ると、そこには白い半透明状の薄絹で身のラインがしっかりと出ている寝巻きに着替え終えた藍蘭、杏橋、紅華という彼の三人の妻がいた。
「…えーーっと、何の御用でしょうか?」
「何って、夜に妻がもっともすべき仕事に来たんだけど?」
「戦が無い日は毎晩やっていることだよ」
「今も北の地は男手が少ないですから」
夜空の星の元、他に人気が無い浴場を照らす白漂考案の灯篭付き蝋燭に照らされながら3人の美女は近づいていく。
「…いやー、今日は昼間の騒ぎの始末書も書かないと行けないからね…?」
「当分、北の地で戦は起きる予定は無いから机仕事に明日から専念出来るようになるよ」
「仮に出撃があったとしても毎晩私達を各個に組み伏して寝かしつけている白漂将軍の精力なら問題は無いかと」
「毎晩あれだけ恥ずかしい声を出させておいて往生際が悪いわよ。それでー…今晩は誰を抱くの?」
彼女達の体力と其れが後押しする夜でのタフさも知る白漂は公務を口実に断ろうとするが、それは妻達から告げられる客観的に補強された要求に合えなく却下された。
星明りと蝋燭に照らし出される、秘所こそ不可解な黒い形状に隠されてはいるが情欲を誘う薄絹越しに見える見事な女体が近づいてくる光景に、白漂は男の性で自身の血流と鼓動の高まりを覚えつつもかなり下世話な突破口を見出す。
「…あー、それだったら僕も君達の艶な姿にいつも以上に血が昂ぶってるからさー…今晩は4人同時にここでしようか?」
「「「……え?」」」
若干恥ずかしげに頬を朱色にしつつも口元には結構下衆な笑みを浮かべた白漂の提案に、三人の妻はキョトンとした表情を浮かべた。
(は、恥ずかしいぃぃぃいぃ! 何を前世のハーレム系美少女ゲームの主人公みたいな事言ってるんだ僕ぅぅぅう!? だ、だがこのまま押し切るんだ! ほら、三人とも予想外の好色な内容に意表を突かれて途惑って―――)
「…あー、思ったよりか早いが、いずれ避けられない道だ」
「えぇ、奥での諍いを避けるには女性も共に性を感じ合うのが一番良いと長老が…」
「やっぱり漂はむっつり助平だわ…まあー、妻だから逆らう理由は無いけど」
「―――え……っっっ!!!??」
だが、漂は勝利を確信した次の瞬間に女性達から予想だにしない言葉を返され、続けて彼女達の肌を薄絹が滑り落ちる音を耳にした直後に予想だにしないものを目にしてしまう。
「うーむ、人目にあまり見せるものでは無いが…私でも完全には落ち着けない…」
「衣服の下に着込むものに…何故か意識するだけで身が熱を…」
「漂…こんなの思いつくなんて貴方普段から何を考えて…?」
薄明かりに照らされた妻達は白漂の前世でいう所のセクシーランジェリーという格好をしていた。
藍蘭は純白の生地のビキニを纏っていて褐色の肌と引き立てあっており、椰子の葉を思わせる刺繍が施された少ない布地で女性の大事な箇所しか隠していない大胆なものをしていた。
杏橋は黒色の一見露出は少ないビスチェ風ものを纏っているが、背後を振り返るとTバックと大きく白く引き締まった尻がほぼ丸出しで、さらに白漂の前世の時代でいうガーターベルト付きストッキングと合わさってコーカソイド系の白い肌と扇情的に映え合っている。
紅華はオーソドックスな赤地の布が多いビキニタイプだが、実際には火を思わせる刺繍で所々が透けていて結局大事な所しか隠せていなかった。
「…な、何それ!?」
「何って先月にあなたが酔っ払った時に服飾職人の女性達に子孫繁栄のためと称して倦怠期に悩む女性が旦那を上手く誘う方法として図面つきで説明してた下穿きじゃない」
「酔って何を思い出してんの僕!?」
「言っておきますけど貴方の筆で予算許可を示す書類も書かれていますよ」
「何時の間に!?」
「そんな後悔するんじゃない。既に都を始めとする大都市で娼館とかから同様のものを求める依頼が生産を受け持ってる職人連中に来ているぞ」
「君ってここまで金にするの!?」
自身の記憶の奥底を容赦なく抉り出していく奥方衆の攻撃にうろたえる白漂に、三人は艶めかしく身を揺らしながら近づいて彼を湯船から引き摺りだして仰向けに寝かせた。
「……精気も子種も無駄にしないようにもう準備は済ませてるから…せーの…っっっ!!」
うろたえるあまりに反撃の姿勢が出来ていない漂の充血した剣を、下着のクロッチ部分だけをずらして露になった紅華の磯巾着の如き肉の鞘が上から容赦なく覆いかぶさった。
「……う…くぅぅ❣」
視覚的な連続攻勢で充血していた男根は白漂の脳裏に磯巾着に生きたま大魚が飲まれて溶かされるかのごとく快楽を脊髄越しに伝えて仰け反らせ、其れが更なる膨張と震えを及ぼして一部の隙間無く襞肉を掻き回される紅華の乳首も勢いよく勃起させて突き上げさせる。
「…三人だと無駄には出来ないし時間も切り詰めないとな…ちゅぷ♪」
「ひう❣❓」
「っっっっ!!?」
それを見て小悪魔的な笑みを浮かべた藍蘭は下半身から二人のつなぎ目に顔を寄せ、その赤く長い舌で二人の繋ぎ目を這う蛇のように舐めて痙攣したかのように仰け反らせた。
「…あの白漂様…私ももう…下腹部が予想以上に熱くなって来て…(確かこうすれば殿方は喜んで他の女性が抗議してきても有耶無耶にできて且つ奥の関係も安全に保てると…)んん!!」
「ちょ…あ、あ、あなたぁ! このドサクサに何をぉ…❣❓」
次にやや困った表情の杏橋が白漂の上に跨り、その滲み出るような愛液で濡れた薄朱色のカズノコの窪みを彼の口元に降ろし、抗議してきた紅華と向き合う形で胸を彼女のそれに押付けて唇も自身のもので塞いで舌を絡めてきた。
「くぅ…もう腹を括るしかないか…ふっ!」
それに堪忍した白漂は腰を勢いよく突き上げた。
「んあああああぁ❣❓ ま、まってあな…たあああああああああ❣❣」
「うううく…はむ…ちゅううううう…」
猛り狂った凹凸激しい表面の男根に紅華は我が身でもっとも鋭く脆い肉の花をかき回され、胎内から襞肉を削られ溶かされるような感覚を、杏橋に赤ん坊のように唇を吸われて彼女の豊満な胸に自身のややサイズは劣るが十分な質量のそれに揉みくちゃにされる感覚と共に味わわされて身を更に躍動させていく。
白漂は男根が溶かされて肉襞に絡め取られて吸い上げられるような甘さを味わいつつ、頭上にある杏橋のもの欲しげに震える肉の鼻を何だかんだで技を磨いてきた舌で嬲って彼女に派手さは無いが快楽の深さを感じさせる悶え顔をさせていった。
それに藍蘭は予想以上の淫靡さを感じて自身も生唾を飲みつつも、眼前で激しく抜き差しを繰り返す雄花と雌花に全力で舌を合わせて甘美な蜜を味わいながら更に流させていく。
そのような肉の饗宴を続けていけば、十分に近づこうとした所で如何に技を磨きつつあるとはいえ若さが張り詰めている彼らに最初の果てが来るのも不思議ではなかった。
「あ…来る……っっっっっ!!」
「…っつぅ❣❓ あ…あぁぁぁぁぁぁぁぁあああ❣❣❓」
一際激しく白漂の腰が突き上げられたその時、紅華との間に身が激しくぶつかり砕けて溶け合うような性の奔流が同時に起きて繋ぎ目に白濁の洪水を巻き起こした。
「……っっっっ~~~~~~~!!?」
「ぷっはぁ! これは……凄いな…」
その巻き添えで質量に反して感覚が鋭い乳房を勢いよく紅華のそれに舐め上げられた杏橋も口を大きくつぐんで身を最大限に仰け反らせ、白い飛沫を鼻に叩き付けられた藍蘭も驚いてしまう。
「………はぁ…言っとくけど…今晩の口火を切ったのは皆だからね…」
十秒ほど経過して最初の勢いも落ち着き、自身の内臓からも精気を吸い上げていく白濁の残滓が小刻みな震えに変わったのを覚えた白漂は紅華と杏橋を静かに下ろした。
そして、白漂は息が落ち着いていない藍蘭を長いすの上に仰向けで寝かせ、その上から杏橋を仰向けで寝かし付けた。
「は、白漂様…何を…っっっ❣❣❓」
自身の下に敷かれている藍蘭の柔らかくもしなやかな肉の感触に途惑いながら杏橋が振り向こうとしたその時、彼女の潤った様相とは裏腹に餌に飢えている肉のカズノコを精液と愛液で濡れたままの男根が穿ちぬいてその白い背を仰け反らせた。
「うぁ…!? これはまた…大胆な事を…つううう❣❓」
それを自身の乳房を大きく揉み押した杏橋のそれの熱さで藍蘭は気付くが、数回ほど自身の乳房を熱く揉み解されるような感覚を味わわされた後、自らのうねうねと蠢く蚯蚓の穴を穿たれて背を仰け反らせて杏橋を跳ね上げさせた。
「あっ! あっ! あっ! こ、これは想定外で…っっっ❣❣❓」
「うううううう…自身の上でこんな若い娘が乱れるとは…中々おつだ…っぐぅ!?」
そのまま2人は交互に白漂の男根に己の秘所を数回ごとの交代制でかき回され、襞肉を貪られる度に自身の女体を相手のそれに深く絡ませ合って、其れが全身を満遍なく性感帯にされたかのような快楽に陥らせていく。
「…もう…私を忘れて…えい❤️」
その淫靡な震えが始まって少々経った後、今度は極みによる忘我の境地から戻ってきた紅華が、白漂に躍動している背にその胸を押付け、更に指先を彼の子種増産で膨らんだ陰嚢に絡めて揉み始めた。
「っぐぅ!?」
「うぁ❣❓」
それに白漂は身を折れそうになるまで背を仰け反らせ、その反動で更に勢いよく突かれた杏橋は反動で勢いよく身を震わせ、カズノコは痙攣のような震えを伴って意表を突かれて栓が弱まっていた白漂の男根から子種汁を吹き出させた。
「…あああぁ、これはまた凄いな…あっっっっっ❣❣❓」
上の二人が繋ぎ目より天高く突き上げられて空を介して溶け合うような極みに達した事を確認した藍蘭だが、その油断で弛緩した胎内を杏橋から瞬時に抜かれて今だ精液を吹き出し続けている男根を最奥まで刺し込まれた事で自身もまた身を覆う汗を撒き散らす絶頂に突き飛ばされてしまう。
「……っ~~~~~~~~…ふうう…」
震える胸を突き上げて杏橋も喘がせている藍蘭に残滓の一滴まで精を注ぎ込んだ後、白漂は己の男根を彼女から勢いよく抜き取った。
快楽の残滓で小さく震えている杏橋と藍蘭の重なっている秘裂からは、紅華に比べて量は劣るものの同程度の濃さを持つ白濁液が零れ落ちてくる。
「…じゃあ皆、この続きは部屋に戻ってからしようか…?」
「「「…………」」」
この淫靡な肉の痛撃の前に、三人は白漂の子種を湛えた各々の足の付け根と胸を己の腕で隠しながら従順に首を縦に振るしかなかった。
今回は発明や発見は何もその功労者にとってうれしいものばかりでは無いという例を自分なりに描いたつもりの話です。
次回は、咸陽に舞台が移ります。