灰原、妻になるってよ 作:灰泥
ビデオカメラの録画機能を作動したのを確認した男は、「哀」と呼びかけた。
ビデオカメラの近くにいた少女、灰原哀は返事をして男の元に歩き、ベッドの上にいた男の傍に寄り添った。
彼女の服装はいま、背中と胸元が大胆に開いているセクシーなニットのワンピースセーターだ。
大凡まだ小学生の着せる服ではないのだが、別に人それぞれであり、男にとっては哀がこれを着ているだけで興奮しているのだからそれでいいのだ。
「さて、今日は何をする日だったけか?」
「……今日は、ビデオ撮影よ。 江戸川くん、いえ工藤くんに送るための、別れの撮影」
「正解そして同時にお仲間との別れでもあるけどな……なんで工藤が先に出たんだ?」
ニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべる男。答えは既に理解していると言わんばかりだ。
哀はふいと顔を晒して答えようとはしないものの、別に男は気にしない。
もうすでに哀は男のものになっているのだから。
男の両手は開いた背中から両手を侵入させて、哀の幼胸と手に収まる程の小ぶりな尻を揉みしだいていく。
「やんっ……んんっ、んぅ♡」
それだけの愛撫で哀は乱れ、抑えきれない欲情の声を漏らす。そして、男に寄りかかって、その快楽を求めていた。
やがて男は小ぶりな尻からクリトリスに手を伸ばし指で転がしていく。コリッコリッと刺激されるたびに気持ちよさで声を上げる。
「んぅぅっ♡」
「はは、聞くまでもなかったか? それにこの乱れ具合で、もう答えは出てる……かっと!」
「んひぃぃ♡」
男が力強く乳首を引っ張り、クリトリスを強く摘むと、哀は悲鳴を上げると同時に下半身が大きく震えては男にへたり込む。
すると彼女の太腿から一筋の水滴が垂れ落ちてくる……どうやら絶頂してしまったようだ。
「……おいおい、折角の服が台無しじゃないかよぉ! こりゃあ着替えが必要だな」
男はわざとらしく声をあげては、哀の着ていたワンピースセーターを脱がす。
セーターを脱がされ、穴あきパンツ一枚になった哀。
首元や幼胸はキスマークで埋め尽くされ、幼胸から強く象徴するようにピンク色の乳首が立っていた。そして穴あきパンツの穴からは愛液がトロトロと垂れている。
その姿に男は興奮し、思わず唇を舌で舐めてしまう。
「さてと、早速着替えてもらおうか」
男はそう言ってベッドの下から取り出したのは、白い光沢のあるハイレグバニースーツだった。
男は楽々と哀を抱き上げると、人形のように簡単に着替えさせていく。
バニーコートに哀の脚を入れさせると同時に股とお尻に食い込ませた。
「ひぎぃ♡」
穴あきパンツの為、モロに股間が食い込んでしまうものの哀は悲鳴どころか喜鳴を上げる。
そして、男は哀の胸まで一気に引き上げた後に背中のチャックを締めることで、完成した。
「う、うぅ♡」
赤みがかかったウェーブ状の茶髪に白いハイレグバニースーツ……とても扇情的でより一層に男を興奮させる。
「もう我慢辛抱出来んっ」
「んんぅっ♡ んっ、んんっ、んんむっ♡」
男に勢いよくキスをされて目を見開く哀であったが、直ぐに男のキスを受け入れては、舌を絡ませていく。
「レルッ、チュッ、チュルルルルッ。レロレロッ、んんっ、おいひぃ♡ もっと、もっとぉ♡」
哀は自身の両手を男の首に巻き付け、絡めてくる男の舌を舐め、吸い付く。
先ほどまでに落ち着いてビデオ目的を喋っていた哀が、いまでは蕩け切った表情で男の舌と唇を求めて売女の様に強請っていた。
更に哀の細く短い右手は既にテントを張っている男の股間に手を伸ばし、イヤらしい手つきでズボン越しに掌で摩り、触っていく。
「プハッ、なんだもう欲しいのか?」
「あっ、ほ、欲しいわ。 あなたの、欲しいの……」
唇と舌が離れて哀は寂しげな顔を浮かべたが、男の体にすぐさま答えながらも右手は止めることなく動いている。
しかし、哀の右手首は掴まれ、動きを止められてしまう。
「なにが欲しいんだ、言ってみろ。 云えなきゃお預けだ」
「え、あ、それは……」
「欲しいんじゃないのかぁ? お前を気持ちよくさせるものが、それが欲しくて俺の妻になったんだろぉ?」
男はニヤニヤしながらズボンのチャックを下ろし、チャック越しからそれを取り出した。
大きく勃起した肉棒は痙攣しながら生き物の様に動いており、哀は玩具を目の前にした猫の様に目で肉棒を捕らえていた。
「はっ、はぁ、はっぁ、はぁ、はぁ」
肉棒の据えた臭いと垂れ出る我慢汁、これだけで哀は興奮し兎の尻尾がついた腰を左右に動かしていた。そして唾を飲み込み、一言。
「だ、旦那様、わ、私にオチンチンをくださいっ♡」
これでいいはず。こう言えば、きっと肉棒を、快楽をくれるはずと思っていた矢先。
「それじゃあやれんな」
「え……?」
いつもだったら、合格と言って肉棒を差し出してくれたはず。それなのに今日に限ってどうして……。
「カメラに向かって言うんだ。ハイレグをずらして、マンコを見せつけながら、『私はもう旦那様のもので、帰ってきません』ってな」
なんで無情なことを言うのだろうか、この男は。いくらなんでもそれは……それ、はっ。
(お、オチンチンが貰えないなら、それくらいっ)
哀は決意して、男の隣で、バニースーツのハイレグをずらした。
ずらした先にあったのは、愛液で濡れた彼女の割れ目。ヒクヒクと肉棒を求める筋だった。
「く、工藤くん、博士っ、みんな。 ごめんなさいっ、わ、私は、もう戻れないのっ。 旦那様に犯されて、もう旦那様のじゃないとっ、我慢できないっ♡」
「よしよし、よく言えたな……第一部の御褒美な」
その言葉を聞いた哀は座った男の膝に寄りかかって、横から舌舐めずりをしながら。
「っあぁむっ♡」
待ちわびた様に勢いよく哀は男の肉棒をかぶりつくように、大きく口を広げ、ドクドクと脈動する肉棒を口内へと咥え込んだ。
「んちゅぅ、れろれろ、ぶちゅぅんぢゅるっ、んぢゅるっ、れろ、ぢゅっ、んぢゅぅっ!」
哀の激しい口淫は、口内全てを使って肉棒を愛撫していた。
亀頭からチンポの半ばまで咥え込み、頭前後に運動させていく。
「ずずずっ……ぢゅる、ぢゅぷンっ♡ ずじゅ、ぢゅるる……♡ んむっ、じゅぶっ、ぢゅるる、んちゅう、ぢゅ、ぢゅぷぅ……ぺろ、ンんむ、じゅる♡」
肉棒の亀頭から出てくる我慢汁と肉汁を美味しそうに啜り飲み込んでいきながら、タコのように唇を尖らせ、頬をいっぱいに窄ませ、亀頭を力強く吸引する。
時に頬張り、ほっぺの内側に擦り付けながら舌を使って責めていく。
「ぢゅるっ、ぢゅぶっ、ぢゅぶぶっ、ぢゅるるるっ」
堪らなく美味しい。男の肉棒を頬張り、肉の表面を唇と頬の内側で擦る度に苦い雄汁が哀の味覚を刺激させていく。
「ちゅぱちゅぱっ、ンじゅるぅ、ずじゅっ、ぢゅるるるっ♡ く、くひょうくん、ごめんなひゃい、もう、わひゃしは、このひちょの、んぢゅぅぅぅぅ、ちゅまに、なったのぉ♡ だ、だひゃら、あなひゃとの、かんひぇいも、おひまい♡」
「そういうことだ、工藤新一。 灰原哀はもう俺のものだ、お前の相棒じゃない。 分をわきわえてもらうぞ……っ出すぞっ」
男は哀の頭を強く抑えて、肉棒をぐっと口内の奥に押し付けると溜まった獣性を解き放った。
「んぷ♡ んぅんんくぅぅうううんっ♡」
喉奥を叩きつけられる男の欲望に哀のくぐもらせた声が漏れる。雄の匂いと苦味、どれもが彼女を興奮させる。
「んくっ♡ んぷっ、んぷっ♡ こくっこく♡
そして、苦しみながらも彼の全てを受け止め、肉棒に吸い付く。最後の一滴まで吸い出すと肉棒を口から離す。
「あーん♡」
飲み込みはせず、口内いっぱいに満ちている精液はドロドロとし、舌で唾液と共にかき混ぜていく。男の合図があるまで飲み込むわけにはいかないのだ。
鼻で呼吸すると、余計鼻孔を抜けていく精液の匂いに酔ってしまいそうだった。
「よぉし、口を開けたまま飲め」
「んくんく♡ んんっ……んく……んく……ごっきゅん♡」
彼からの許可を貰ったので、ゆっくりと喉越しを確かめるように飲んでいく。喉に絡みつくような粘液の高い体液だが、哀はこの味と絡みが好きだ。
「すき……すきぃ♡ チンポも、ザーメンもぉ♡ おいしいのお、もっと……もっとぉ♡」
「くくっ、第一部の撮影内容は?」
「んんっ♡ 別れの撮影とぉ、バニー姿でぇフェラチオ♡」
「その通り。よく言えたから、続きをやるぞ」
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互いに自分の顔が相手の性器の近くになるような体型で、互いの性器を刺激をしあっているよう。
推測なのは、バニースーツを纏った灰原哀が肉棒を内頬擦りを行っている映像だからだ。
「ずりゅっ、ずりゅりゅりゅっ♡ ぐぷっ、ぢゅぼぉっ、ぢゅぶっ、ぐちゅっ、ぢゅるっ♡」
先日届いた二枚のDVD。
怪しさしかないDVDに警戒と好奇心が入り混じりながら、再生するとそこに写し出されたのは、淫らに乱れて男に欲情し肉棒に貪りつく灰原哀と自分と決別する言葉だった。
受け取り先の人間、江戸川コナンこと工藤新一は映像を観て絶望するも同時に興奮していた。
密閉された空間で、映像を見て自らを慰め、精液をティッシュに向かって噴き出す。
喪失感と興奮。
名探偵という功績をもつ、その男は欲望を抑えることのできないようだった。
(…………第一部ということは)
コナンは傍に置かれたもう1枚のDVDに手を伸ばし始めた。