それを乗り越えるのか、受け止めるのか
そしてまた一気に時間が進んでます
「デメテル様、今日の『お部屋』は……昼食後でいいですか?」
「むー。あーくん。二人っきりの時は母と呼んでくださいー」
「私もいい年ですから、仕事の話をする時の分別としてあきらめてください」
本当にあっという間だった。
この世界にいきなり来て、母さんから産まれなおして、元の年齢も超えて今年で40歳
母さんの秘書的な立場となり、あの日から休まず「生産」している
生産室、お部屋、いろんな呼び方があるがそこは……
「昨日は犬が4匹でしたね。今日のお腹の大きさから……馬かしら? 牛かしら?」
「もう……狙って産めるんですから、計画的に出産してください」
「いいじゃない。今のところ特に「注文」もないですし、何が産まれるのか楽しみです。がちゃ? でしたっけ? あーくんの元いた世界の言葉」
「はぁ……まぁ……」
私とのセックスで、母さんは100パーセント妊娠、出産を行っている
また、成長速度も自在のため、今のところ2,3日に一回の割合で出産している
しかし、産まれてくるのは人間でなく、家畜や動物。卵が産まれた時はさすがに驚いた
毎回産まれるものがランダムなため、つい「出産ガチャかよ……」って言ったら母さんがその言葉を気に入ったようだ
最初は私の体の異常かと悩んだが、母さんの一言で納得した
『私の人間の子供は、あーくんだけです』
母さんの、人間ではありえない大きなボテ腹を見つつ考え事していると、お腹のひもが引っ張られた
「あーくん? もう次の仕込みを考えてるの? 母のお腹じーっと見てぇ? もう、産まれるまで我慢しなさい」
「いやそうじゃなくて……」
「でも最近は一晩中シテくれないよね? どうしたの?」
「……私ももう40です。色々体が持ちませんよ……」
「そう……もう、なの……」
この世界の神様は基本的に不老不死だそうだ。
一応、死ぬと天界に帰るだけで完全に死ぬことはない。しかし状況によっては地上に戻ってこられないので、間接的には死と同じだ。多分、私の寿命自体は60前後。母さんとつながってるへその緒のおかげで、栄養面や病気の問題に当たったことはない
この紐のおかげで、もしかしたら寿命も? と思ったけど、年々体が成長し、普通に年を取っている。
その時を迎える時まで、精いっぱい親孝行をしよう
……元の世界の親孝行とは全然方向性が違うけど
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人間の寿命は100年ぐらいと聞いてましたが、まさかの半分ほどとは思いませんでした
まだ生命力は感じますが、おそらく生殖能力のことでしょうね。あーくんが年だと言っているのは
ちょっと早い気がしますが、今のお腹の中身を出産したら、次の段階に行きましょう
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「母さん、出産お疲れ様」
そう言って、ファミリアの人に冷やしてもらってた水を渡す。ベッドに座っている母さんはそれを受け取って一口、二口とゆっくり飲んでいく。朝方の巨大なボテ腹はすでに元通りになっていて、今日産まれたのは……
「ふふ。母の予想通りでしたでしょ?」
「ええ。でも毎回ながらあの大きな牛が産まれるのを見ているのはヒヤヒヤするよ」
「そうねー牛と馬は、あーくんが私に種付けできるようになった頃と、同じぐらいの大きさですからね」
「10歳の子供……改めて言われると、あの大きなお腹も納得できるね」
母さんのお産はいつも1時間もかからない。生産室に入ると専用の椅子がある
確か分娩台? だっけかな。女性の足をM字開脚して固定する器具。産まれる動物や数によっては、さすがに一人では乗れないので私が手伝いをする。最初の頃は、私と女性ファミリアで手伝っていたが、私が一人でできるようになると、母さんの意向で一人で行うようになった。
「母さんの出産ショー。あーくんにだけ見せてあげる」
なんて言われると、あ、はい。としか答えられなかった
そして出産が無事終わると、その日の晩は種付け。何度行ってもこれはやっぱり嬉しい。
すでにフライング気味でチンポは勃っている。待ちきれない私は母さんの横に座ると母さんが手を取ってきた
「今日は、いつもと違う事をしましょうー」
「え?」
肩透かしを食らった気分だが、母さんの提案はいつも楽しみだ
ベッドの中央に行き、いつものように足を広げ、アソコを広げる。ただ、いつもと違い両手の指、親指以外4本を突っ込み、くぱぁならず、ぐばぁっといった感じで大きく広げてきた。
「さぁ、『今度』は足から行きましょう!」
えーっと……私の股間の三本目の足かな? 確かに母さんのおかげで、足ほどじゃないけど十分に巨根と言える大きさではある。
「さぁさぁ。両足を私の女性器に当てて下さい」
……やっぱり足か。どうしてそうなるのかわからないが、とりあえず言われた通りにする。靴をそろえたように横に並べて母さんのオマンコにそえる。両手で目いっぱい広がっているので、普通に入りそうだ
「もう。遠慮することないですよ? さぁどうぞ」
言われるままに足を進めてみる。そして、さほど抵抗を感じることなくかかとまで、ぬぬぬっと入っていった。
「あ、はぁ……ぅん……。あーくんとの交尾はいつもいいですが、やっぱり『これ』が一番嬉しいです」
そう言って母さんが私の足をつかみ、入れたまま立ち上がる。その反動で私が後ろに倒れて仰向けになる。何度も肌を重ねた愛おしく美しい女性が、騎乗位のような姿勢のまま、がに股になっている。似合わない姿勢のはずなのに、エロさが加速する。そうして母さんが「せーの!」と気合を入れて『座る』。お腹に大きな棒が入っているように突き出ている。ふとももまで母さんの胎内に入ったようだ。
「今日の出産は牛でよかったわー。子宮がほぐれてるもの。でも、あーくん、膝を曲げてくれない? このままだと残りも入れにくいわー」
「ア、ハイ」
言われた通り膝を曲げていくと、母さんのお腹がボコボコと波打ちつつ、飛び出た状態から少し丸い形になった。
「さぁ残りも一気に、入れちゃいますね」
今度は母さんが仰向けに寝て、腰を上げていく。次は私がベッドにたいして垂直な姿勢になる。母さんが腰を円を描くように動かしながら私の腰を掴む。するすると私の体が入っていく。入っていくたびに母さんが「あん……ぅん」と喘ぎ越えをかみ殺した声が聞こえる
「両手は、お腹の上に揃えておいて……ぅん……ね?」
揃えた両手毎お腹が入っていく。出るところはもう見慣れたが、入って行くのをまじまじと見るのはさすがに初めてだ。しかも入っているのは自分自身。緊張と興奮で体ががちがちになりながらも、母さんの腰の動きに合わせて体がどんどん吸い込まれる。どうやって入っているのかはもうわからない。母さんの胎内にほぼ入った私の体は、頭だけ外に出ている状態である。母さんの顔を見ようしても、「自分の体」のせいで大きくなったお腹で見えない。
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上げてた腰を下ろし、仰向けに寝ているデメテル。お腹は先ほど牛が入ってた時より大きく膨れ、その股から顔が出ている。出産の途中とも見えなくもないが、その頭をデメテルは優しく撫でてこう言った
「おかえりなさい」
両手を添えて一気に飲み込み。ごぽん……という音と共に胎内に消えていった
「さぁ、もう一度『産みなおして』あげます」
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何も見えない暖かな空間。身に覚えのある一番気持ちい場所。二度と帰ることはないと思っていた母の胎内
そして、あの時と同じように母の胎内で射精した
「じゃあ、今回もその子種を使いましょうかぁ」
母さんの声が響いて聞こえる。体が熱くなり、また小さくなっていく。体の感覚がなくなり、意識だけが残る。そしてここからの手順を思い出した。すぐに近くの精子に意識をつなげて卵子の到着を待つ
「まぁ! 覚えていたのですね! さすが私の子供です!」
ついさっきまで忘れていた。二度も味わうとは思ってなかったこのチャンス。今度も母さんに自分を孕ませる。
母さんの世話に種付け、出産の手伝いなど興奮できる要素は毎日のようにあったけど、これが一番漲っている気がする。
いつ卵子が来てもいいように意識を周りに集中しつつ、子宮の壁の方へ体を動かす。
前回のように、まだ他の精子が残っている以上油断はできないため、ちょっとした作戦を立てた。
そして右? のほうからあの時感じた気配と同じ卵子が見えた瞬間、子宮の壁をバネにして一気に突進した。
一瞬、いつもの二倍のジャンプに三倍の回転を加えて……と言った例の超理論が頭をよぎる。
そして今度はぶつかった感触はあったものの、はじかれることなく一発で受精出来た。
「すごいわー。流石あーくん! もう慣れたのね!」
慣れたわけじゃないけど、ほめられると、やっぱり、うれしい
「さぁさぁ。今度もちゃーんと産みますから。10か月ゆっくり待ってくださいねー」
うん……ぼくは、まつ。もういちど、かあさんのこどもとして
うまれるひを、たのしみに……
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そして世間では、デメテル妊娠騒動の再来である。
普段の生産はお腹が大きくなると外に出ないため、大きいお腹になったデメテルを見るのはファミリアのメンバーだけである
だが「子供」を産む時のデメテルは隠さず、大きくなっていくお腹を楽しみつつ皆に披露していく
「あらー? デメテル様おめでとうございます!」
「ええ、ありがとう」
「今、何か月ですか?」
「五か月ほどですわ」
「そうなんですね。少しお腹が出てきてますものね」
「はい!最近、寝返りをしているのか、何かコロコロと動いている感じがするんです!」
「まぁまぁ! 元気なことで。男の子でしょうか? 女の子でしょうか? 楽しみですね」
「男の子です!」
「え、ええ……そうなんですね。(女神様はそんな事もわかるのですね)ところで……」
「はい?」
「お相手はどたなですか?」
「この子です!」
「……え?」
「では、失礼いたします」
優しい笑みを浮かべて、声をかけてきた女性からデメテルは離れていく
「うーん。これだけの騒動なのに、相手がわからないなんて……神様は相手がいなくても子供が作れるのかしら?」
前回の騒動を知ってる人間はあまり残っていない。それでも、つい先日まで「息子」として一人の男を連れていたことは有名でいろんな憶測が飛び交った
ただ、当の本人たちはどこ吹く風で、10か月の時間をじっくり楽しみ、無事産まれる
今度はファミリア内だけでなく、町を挙げての騒動になった
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何度目かわからない大きなお腹をさすり、デメテルが座っている
「ふふふ……次は何年後にしましょうか? 50年の時はちょっとかかりすぎましたし、20年だとファミリアの生産が止まってしまって、迷惑をかけますし……悩みます」
世間では、何十年かに一度デメテルの出産はすで恒例と可し、最近はデメテル自身が妊娠を発表している。そして産まれる直前には大きな祭りが行われるまでになった。
しかし、何度祭りが行われても妊娠させた相手の発表は一切なく、誰ともわからない親のため最初はひどい中傷もあった。が、デメテルが嬉しそうにお腹の赤ちゃんへ話しかけるのを見て、そういった話は自然と消えていった
「次は娘にでもしましょうか? あぁぁでもそうなると交尾ができませんし、その次の回帰につながりません。娘が産まれたらどうなるのでしょう? 楽しみではありますが、やっぱりあーくんは息子が一番です」
永遠に母親であることに喜びを見出した女神と
その息子に選ばれ、母親を孕ませるのを使命と見る男
狂気と見るか、永遠の愛と見るか、その「関係」に他人が口出しするのはナンセンス
何より、当人の幸せが一番の答えである
廻り廻って親子の輪。最愛の家族の物語はひとまず終幕
この後の二人は……きっと変わらないバカップルになるんでしょうね
な、なんとか終わらせることが出来ました
ひとまず、頭の中にあった話はここで終了。特に後日譚もありません
まさか、ほぼ連日で投稿できるとは思っていませんでした
まぁ誤字もまだありそうですが・・・
それよりも予想を超えた閲覧の数と感想。新しい性癖を開拓してやる!
みたいなことでひらめいた、親子の絆(物理)で綺麗に感想も分かれてある意味狙い通りでした
さて、現状次回作はまったくありません
一応、妄想ノート(脳内)にはあれこれあるのですが、なんともオチまでないので
なんか半端でエターナルしそうなのでこわいです
久しぶりにアニメや、漫画、ゲームを漁って妄想力をチャージしたいですね
ではでは、他の方のお話でも読んで刺激にしようかと思います
これにてさらば!