ナウシカの兄 R18 作:虫大臣マーク2
風の谷の族長ジルは12人子をもうけたが、
その中で生きて育った子はたった2人だけだった。
それでも幸運と言えるだろう。
何せ、1人は男子で、しかも幼い頃から風使いとしての才能も容姿にも恵まれ、毒が満ちた今の世にあって非常に頑健な肉体を備えていた。
名をメギドといい、跡継ぎとして申し分ない麒麟児だった。
もう1人は女児で、こちらも成長するにつれてそれはもう美しい女になっていった。
名をナウシカといい、兄に負けず劣らずの天賦の才を持った子だ。
兄妹仲も良く、ジルは風の谷の将来を明るいものだと確信していたのだった。
谷の誰もが羨む美男美女で聡明かつ戦士の才までもったこの兄妹が通りを歩けば、風の谷の民達は老若男女問わずに慕う心を競い合うように表して王子と姫に見せるのだった。
メギドとナウシカは同年代で釣り合う者がいないのもあったが、それ以上にとにかく仲が良くて四六時中共にいた。
二人して腐海や蟲にまで愛情を持っているのもあってそれはもう仲が良かった。
メーヴェに二人乗りしミト爺やユパを撒いて二人だけで腐海に行ってしまうこともしょっちゅうだ。
だが大人も舌を巻く程強く腐海と蟲を理解する兄妹であるからと二人きりの腐海遊びも日常のこととして谷の者は皆受け入れていた。
しかし…。
「っう…んっ…ふっ、うぅ、ふぁ♡」
腐海の森で兄妹は秘密の遊びに興じているのは誰も知らない。
成熟し始めたナウシカの汚れなき体だが、清廉な乙女に似つかわしくない程女として豊かで蠱惑的な乳房は兄に好きなように揉まれていた。
二人がこのような関係になったのはつい先ほどだ。
メーヴェで腐海をゆったり飛んでいた時に、ヘビケラの尾がメーヴェの翼を掠めた。
その衝撃はすぐにメギドが立て直したが、よろけたナウシカは最近乳房同様に肉付きがよくなってきた尻をスパッツ越しに思い切り兄の腰に捻じり付けてしまった。
ナウシカは慕う兄の雄のモノを女になり始めていた乙女の花園で感じ取ってしまい「あっ!?」と自分でも出したことのない声で驚いてよろけた。
よろけて落ちそうになったナウシカを助けようとメギドが咄嗟に掴んだ所は大きくなり始めていた胸で、ナウシカは「っ♡」と声にならない声で初めて性感を得る。
同時に体が跳ねてしまってとうとうバランスを崩したメーヴェは緩やかに腐海の大地に墜落した。
蟲も潰していない。
二人共怪我はない。
メーヴェも無事で、しかも二人が遊覧していたこの区域は腐海の毒も比較的薄い。
メギドも妹が見せた女の反応に欲情をしていた。
ナウシカも兄を男として見ていた根底が今の刺激で露出した。
ナウシカにとって兄メギドは、自分だけの兄であると同時に自分を一番に理解してくれる1人の男性であるとも想い続けていたのだった。
性に最も興味を抱く年頃であった二人はもう止まらなかった。
そして今メギドの手はナウシカの巨乳を存分に背後から揉んでいるのだった。
「はっ♡…う、んん…お、お兄、様…っぅ、こ、こんなの…、兄妹で…ん、ん、ん…ダメっ♡…っです」
薄い青のナウシカの外行きの腐海装束の上からでも分かるナウシカの巨乳がぐにゅぐにゅとメギドの手の中で形を変えている。
口では止めろとナウシカは言うが、兄の手を止めようと添えたナウシカの手には子供のような力しか籠められていない。
「あっ、あぁ…お兄様…っ、…ん…お兄様ぁ…」
グリグリと兄の腰がナウシカのスパッツに押し付けられる。
怒張を始めていたメギドの陰茎と、綻び始めたナウシカの秘裂が布越しに擦り合う。
メギドが妹の襟元のボタンを毟るように外して、開いたそこから手をねじ込む。
(あっ)
ナウシカの背が少ししなった。
いつも彼女が腐海装束の下に来ている白いタンクトップの上から兄の手が胸を弄ぶ。
薄く鈍い淫らな電気を延々と送り込まれていた腐海装束越しの愛撫と違ってその感覚はよりダイレクトだ。
装束の下はいつも汗で蒸れている。
じめじめと乙女の汗で濡れるタンクトップ。
「んっ、んっ…んっ、ふぅ…ふぅ…ダメ…お兄様…」
瘴気マスクで籠もるナウシカの声は明らかに熱を持っていた。
マスクの下で半開きになって荒い口呼吸をするナウシカのベロが少しだらしなくぷりっとした唇から覗く。
ナウシカの女の本能が兄とのキスを求めていたが瘴気の中でマスクは外せない。
兄とファーストキスが出来ないのが、ナウシカは本能で不満に思う。
だが理性は未だに兄妹での禁忌を戒めてくる。
「お兄様…お兄様ぁ…やめて…んっ…ダメ…ふぁ…あっ…あっ、ぁあっ、あっ♡そこ…はぁぁぁ…摘ま、ないで…」
揉まれ続けた大きなナウシカの胸。その可憐な先端は今までの刺激で生まれて初めて固くなりつつあった。
そこにメギドがやわやわと指の腹で乳首を摘んだものだからナウシカはじくじくとした刺激が胸の先から背を通って腹の奥に響くのを感じる。
ナウシカの乳首が腐海装束の下で汗でべたつくタンクトップを持ち上げていた。
(胸の先が…変…♡じんじんして…自分で、触りたいって…思ってしまう)
ナウシカは自分でオナニーすらしたことがない。
豊かな体を持ちながらも、兄への恋慕を持ちながらもそれらをひた隠しにして押し殺していた。
それが兄に無理やり目覚めさせられた。
その時、兄が急にナウシカから離れる。
「え…?」
ナウシカは服の中を這っていた兄の手の温もりの消失に大きな喪失感と寂しさを覚えた。
しかし同時に兄が禁忌を思い留まってくれたのかとも、ほんの一欠片期待した。
メギドは「待っていろ」と短く言うと懐から筒を取り出し、そこからシューっと泡を噴射する。
泡は膨れて半透明の球になって兄妹を優しく包み込んでちょっとしたテントに早変わりだ。
メギドは、時折こうやって腐海に慣れ親しんだナウシカでさえ知らない腐海のテクニックを披露した。
「はぁ…はぁ……す、すごい…お兄様、一体どこでこんな技を」
兄に揉まれ摘まれ淫らな痺れにうなされる胸を押さえながら、ピンクに染まりつつある吐息も漏らしながらナウシカは兄の腐海生存術に驚嘆する。
兄はさらりと「森の人の技だ」と事も無げに答えたが、いったい何時何処でメギドが森の人と出会い教えを請う機会があったのか。
ナウシカには皆目見当もつかないが、只一つ言えることは兄は見知らぬ異国の技を知っているといことだ。
兄が飛行帽とゴーグルとマスクをかなぐり捨てる。
この泡のテントの中には瘴気は入ってこないのだ。
それを悟ったナウシカも兄に習って煩わしいとばかりに頭を守っていたそれらを捨てた。
「っ!お、お兄様……ん……ちゅっ、ん…んむぅ…ちゅっ、んんっ♡」
兄の端麗な顔が迫ってきてナウシカは一瞬戸惑ってからそれを受け入れた。
ナウシカのみずみずしい唇が兄の固い唇と触れ合う。
普段、物静かでクールな兄の情熱的な舌使いで妹の唇をこじ開けようとすると、ナウシカの閉じられていた無垢な門は侵入者をあっさりと迎え入れた。
「ふぁ…」
(ファーストキス…♡こんな、熱いだなんて…男の人の舌、が…お兄様の、ベロが…っ、んっ、ぅあ)
話に聞いていた異性とのキスはもっと軽く簡単な…唇を触れ合わせるだけのものと思っていたナウシカは戸惑う。
しかしベロとベロが触れ合い絡み合う感覚は甘美だった。
ベロが纏う唾も全く不快ではない。
寧ろ兄のものと思うとナウシカは積極的に兄の舌から唾液を吸い飲み干したい衝動に駆られる。
「お兄、さまぁ…んっ、んぁ…っ、んちゅぅ、っ!ぷぁ…はぁ…ん…ん…ちゅっ…おひぃ、しゃまぁ…れろぉ、ちゅっ、んぷぅ、ん、んあっ、きょうらいれ…こんな、らめ…♡」
口の外も中もナウシカは兄に蹂躙される。
ベロをベロでねとりと絡み取られて上手く喋れない。喋ろうとすると舌がさらに絡んでナウシカの頭の奥を痺れさせた。
メギドはナウシカをぎゅっと強く抱きしめ続け、ナウシカの後頭部を片手で掴み口と口を押し付ける。
呼吸も辛い程の深いキスが続いている間中、ナウシカのベロから理性を麻痺させる痺れがくる。
強く抱かれ兄の胸板に押し付けられるむにゅりと潰れる自分の乳房からも、乳首がぐにぐにと潰される感覚が伝わる。
ナウシカの理性は崩れつつある。
「あっ、んぁ…?きゃっ!」
唇が解放され、次の瞬間にナウシカは兄の逞しい腕に抱き上げられそのまま草むらに寝かされる。
ナウシカの赤くなっていた顔はさらに蒸気して真っ赤になった。
「お、お兄様…ダメです…これ以上は…。わ、私達…血が繋がった兄妹なのですよ…?」
ナウシカは紅潮した顔と荒い息を漏らしながら兄を必死に拒絶しようとした。
今ここで止まらなければ、そうしなければどこまでも自分が禁断の愛に溺れていってしまうという確信めいた予感があったからだ。
寝転されながらも白いスパッツに隠された肉付きの良い太ももはピタリと閉じられていたが、
メギドが閉じた太ももの隙間に鼻を突っ込んできて「あぁっ」とナウシカは悶えた。
すーはー…――
兄が蒸れたデルタで深呼吸をしている。
「やっ!お兄様っ…そ、そんなとこの臭い…嗅がないでぇ…!」
兄の頭を抑えながらナウシカは更に悶える。
(嗅がれているっ!お兄様に…!私のあそこの臭いを!あぁ…そんな…汗だっていっぱいかいてしまっているのに…!)
厚手のスパッツ越しでも兄の熱が伝わる。
メギドはスパッツの上からナウシカの閉じられた股間を吸い舐めている。
それがナウシカには分かった。
微量の淫らな刺激が、彼女自身、湯浴みや水浴びで丁寧に洗う時以外触れない場所から襲ってくる。
「はっ、あっ…んっ…ん……んっ、んっ……あぁ……いやぁ」
両手で兄の頭を抑えているがもはや形だけだ。
強張っていたナウシカの腰はだんだんと兄の舌に合わせて動き出している。
「ナウシカっ!」
「あ…メギドお兄、様…」
メギドの目がナウシカの瞳をギラギラと覗く。
その熱量が、果たして愛情からなのか欲望からなのかナウシカには分からなかったが、
きっと今自分も兄と同じ目をしていると思えた。
兄にそんな目で見られ、名を呼ばれ、求められたらもうナウシカは兄を拒めない。
「お兄様…だめ…」
言いつつ、ナウシカはスパッツを下ろしてくる兄にさほど抵抗しない。
大きな尻を無意識に持ち上げて兄が脱がすのをアシストさえしていた。
膝下まで脱がされた所でメギドは妹の膝を割って開こうとしたが、ナウシカは強い羞恥から初めて強く抵抗する。
「そこは…そこは、恥ずかしすぎて…本当に、か、堪忍して下さい…お兄様…そこは、ダメなの」
脱がされたスパッツの股布の内側は湿っていた。
薄い下着から滲み出た汗以外の体液で湿り、下着とスパッツを繋ぐ細い液の糸が引く。
ナウシカの顔はもうどうしようもない程真っ赤で、羞恥から涙まで流れる。
ナウシカには自分の秘所がおしっことは違う潤みを湛えているのが理解できた。
「見ないで…」
腕で顔を覆い隠し、もう片方の手で濡れた乙女の花園を隠す。
だが兄はナウシカの手ごと、その下に隠されたナウシカの淫裂を舐め回す。
「っ♡お、お兄ぃ…様ぁ…!あっ!♡そんなとこ…!な、舐める、なん、てぇ…!あぁっ♡」
指を舐めまくられ、指の隙間をこじ開けて滑ったベロがナウシカの秘所に下着越しに届いた。
汗と愛液で濡れて、唯でさえ薄い下着はさらに透けて生えつつある陰毛すらうっすら見える。そんな薄い下着ごと、兄の舌は誰にも荒らされた事のない花園を荒らしていく。
(っ!さ、探ってる…!♡お兄様が…私のあそこを舐めて…♡イケない場所を…探しているっ♡)
「あっ、あっ、あっ!♡だめっ、お兄様、だめぇ…いや、いやぁ♡私…恥ずかしいっ!お兄様ぁ♡そこっ、汚い…からぁ」
ナウシカの腰が跳ねたが、それでもナウシカは必死に秘所を覆う手をどけなかった。
それがなくなれば、もうこの後の抵抗は濡れて下着の機能を失った布切れで、そこを突破されれば後は蕩けた処女膜だけが最後の門。
「あっ、だめっ、んっ、んっん~~っ!っ!んぅ!ぅあっ!♡あっ♡やだっ♡お兄様ぁ♡もっ…だ、めぇ!♡」
とうとう力の無くなったナウシカの手が兄に突破された。
両手はもう兄の頭に添えられるだけで、兄の髪の毛をわさわさと撫でるだけだ。
だがまだナウシカの太ももは閉じられていて、辛うじて兄の侵入を制限する。
舌が下着の上からナウシカの陰裂を押し込めば、「っっ!!♡」とナウシカは声にならない声を上げて背をしならせた。
「だ、めぇぇっ!♡お兄さ、まぁぁあぁっ!♡」
ナウシカの淫らな裂の上っかわに楚々として佇むぷくりとしたサーモンピンクの肉真珠。
まだ皮被りながら芯を持ちつつあったクリトリスに、下着越しで兄の舌に突っつかれた時、
「あっ!?♡っっ!♡あぁっ?!んっ、んぅ~~~っっ!!♡ふっ、ぐぅぅぅっ!!?♡ぐっ、あぁっ!?♡あっあっあっああああああっっっ!!?♡」
ナウシカは急速に襲ってくる生まれて初めての絶頂に困惑し、為す術もなく目の奥に無数の星を瞬かせてそれを貪った。
バチリっと目の奥で火花が弾け続けて、星々がぐるぐると回転する。
頭の奥、下っ腹の奥、手足の指の一本一本の先っぽまで何とも言えぬ甘美な痺れが襲って、ナウシカは全身を強張らせてその感覚を貪り続けた。
「はっ、はっ、はっ…!ん、ぅっ、ぐっ♡、うぅ…はっ、はっ、はぁ!はっ!ふぁ、あぁ…ふぅぅ、う♡………ん………ふぁ♡」
兄の頭から毛を毟るのかと言うほど握っていた両手。
ピーンと張っていた両脚。
やがて深い深い、そしてだらしない溜息と共に手足もだらけて、全身を弛緩させてナウシカは心地よい気怠い余韻に浸る。
「あっ…」
虚ろなナウシカの視界に、兄の怒張したペニスが映った。
痛々しい程に屹立し、不気味に、だが力強くビクンビクンと脈動して跳ねている。
(かわいそう…♡)
兄の熱り立ったそれを何とかしてあげたいとナウシカは思い、そしてあの人生で初めて見たグロテスクな男の象徴をナウシカは愛しく思う。
兄以外があれを見せればナウシカは不浄で醜い化け物としか思えなかっただろうが、あれが兄のモノなのだと思うと強く愛しさを感じた。
「おにい、さま…♡」
兄が濡れきった下着に手をかけてもナウシカは、もう抵抗を少しもしなかった。
メギドの興奮した鼻息がナウシカの耳には聞こえた。
兄妹は、いよいよ結ばれて一線を越える。
そう互いが思った時だった。
ハッとした顔でメギドが、釘付けになっていたナウシカの股間から目をそらして顔を上げる。
「お、お兄様?」
一体何だろう。もしや自分の女の場所が、兄のお気に召さなかったのだろうか。
ひょっとして、やはり匂いが嫌だったのだろうか。迎え入れる気になったのに、ここで兄に拒絶されるなんて女として辛すぎる。
きっと今ここで兄に拒絶されればナウシカは二度とセックスをしようとは試みないだろう。
それだけのトラウマになる。
しかし違った。
「ナウシカ!地響きだ!王蟲が走っている!」
「えっ!?」
情事に、兄に夢中になりすぎていたナウシカには気付けなかった王蟲の気配に兄は気付いた。
脱がした妹の服を手早く着せてやり、互いの顔に瘴気マスクをぱぱっと付ける。
メギドは性の余韻にまだ腰が砕けている妹を抱えると泡のテントを突き破って、メーヴェの所まで十数メルテ程の距離をなんと一回の跳躍で到着してしまった。
「お、お兄様、すごい」
「妹と愛し合う事を邪魔された怒りかな?ははは」
少し悔しそうな笑顔はナウシカを安心させる。
(よ、よかった…お兄様に、女として拒絶されたわけじゃなかった)
兄の腰に手を回ししっかり掴まるナウシカは、
(…そう思うということは…あそこまで、許してしまったということは…私は、兄を…男として愛しているんだわ)
兄の背に頬を擦りつけしっかりと兄の匂いを吸い込みながらメギドへの異性愛を自覚した。
飛び立っていくメーヴェ。
さっきまで兄妹で禁断の遊戯に耽っていた草むらは、その数分後には王蟲の巨体で薙がれて爆発したように霧散した。
眼下を走り去る王蟲の目は赤い。
「王蟲の攻撃色…誰かが蟲を怒らせたんだ」
「…お兄様、どうするの?」
「追うさ。蟲でも人でも、助けられるかもしれない」
そう言った兄の顔はいつもの、ナウシカの大好きな爽やかな表情に見えたがナウシカには少しの違いが分かる。
兄もまだ自分への欲情を残している。
あの怒張した男のモノをズボンの下に無理やり押し込んでいる。
(…今頃は…お兄様のあれが…わ、私の…中に…)
ごくりとナウシカの喉が鳴った。
「もう…王蟲ったら…」
生まれて初めてナウシカは、王蟲へ少しだけ悪態のような口をきいていた。
そして、王蟲をよりにもよってこのタイミングで怒らせた何者かへは、あからさまな怒りの感情を抱くのだった。