ジグザグの色っぽいところが見たい!ただそれだけです。
普段あんなだけど、いざとなったら色っぽいのでは。
呪いを解く"解術屋"の斎藤じぐざぐが、花の名前を持つ少女(オリキャラ)の呪いを解くために性的に交わるお話。性描写多めです(//∇//)
序章は、呪いにかけられた少女目線。
「やっ…あっ…も、もう…っ」
その瞬間、深々と挿入された昂りが、さらに硬度を増したのがわかった。
「うそ…やっ…おっきく…だめっ…」
「ねぇ…何がだめ?」
腰をゆるゆると艶かしく動かし、私を組み敷くその男は耳元で囁いた。
「ここ、絡みついてくる…」
吐息まじりの掠れた声が耳の奥に甘く、苦く響く。
「もっと奥までって…誘ってんの?」
彼の熱い舌が首筋をなぞると、体の内側をぴりぴりと小さな電流が走り抜ける。
「あぁっ…んぁっ…」
下腹に熱がわだかまってゆくような、もどかしい感覚が私をさらに敏感にさせてゆく。朦朧としているのに、私の意識は楔のように打ち込まれた彼の形をはっきりと捉えてしまう。彼と身体を重ねるのはこれが初めてのはずなのに、私の内部は彼の形をよく知っているように蠢く。
透き通るような白髪に赤い瞳という特殊なーーそして極めて美しい容貌を持つこの人は、斎藤じぐざぐと名乗った。呪いを解く"解術屋"だという。
彼はついさっき暴漢たちの手から私を救ってくれた。この人が来なければ私はあの男たちの手でおぞましい目に遭わされていただろうし、命だって危なかったのかもしれない。それさえも今は何日も前に見た悪夢のように感じる。
だからといってこの見知らぬ男と、どうしてこんなことになってしまったのだろう。今は何も考えられない。身体の奥から湧き上がる甘美な感覚が全てだ。
わけもわからないまま、私は気づけば彼に手を伸ばす。
おかしくなりそう。助けて。
「おねがい…おねがい…」
何を懇願しているのかも、もう自分ではわからない。
「…煽りすぎやろ…」
端正な彼の顔が近づく。
私は彼の白い睫毛が震えていることに気付いた。欲情で潤んだ彼の瞳の美しさに思わず息を呑む。
「木蓮ちゃん…俺…」
私の名を呼ぶ彼の白い肌には朱がさし、肩で荒い息をしている。余裕がないのは私だけではなかったのだ。
「じぐ…ざぐさん…」
彼の名を口にした瞬間、柔らかな唇が押し当てられ、私の中に滑り込んだ熱い舌が性急に絡み付いてきた。同時に私を擦り上げる強張りの動きが激しさを増す。彼が私の両耳を塞ぐように手を添えたせいで、ちゅくちゅくと卑猥な水音ばかりが直接脳内に響く。
「んっ…!やぁ…んんっ…」
腰が勝手に跳ね上がるのを止められない。快楽の果てに追い詰められてゆく。遠のく意識の中であられもない嬌声が聴こえたが、それはまさしく自分の声だった。
思えば、最初に違和感を覚えたのは一昨日のことだった。
しかし、その時には既に忌まわしい呪いの「種」がこの身体の奥深くに仕込まれていて、ただその「発芽」を待つだけだったのだ。
あの男…数日前まで恋人だった男ーー涼が私にしたことを理解した時、私は呪いの恐ろしさ以上に人の恐ろしさを知ることになる。