みーくんは私の大切な人。
父に捨てられ、母を亡くし、途方に暮れていた私たちを救ってくれた恩人だ。
もしみーくんがいなかったら、こんな楽しい生活は送れていなかったと思う。
みーくんは私と同い年なのに、社会人として自立している。
バイトをクビになっていたばかりの私とは大違いだ。
最初は通いで勤めていたけれど、いつの間にか住み込みで働くようになった。
恐らく実家にいたくなかったんだと思う。
だってあそこには
みーくんは私たちのことを家族として扱ってくれている。
レイもルイも彼を慕っており、彼もまた二人を可愛がってくれている。
いつしかレイとルイを寝かしつけた後に、彼と一緒に映画を観るのが日課になった。
彼は洋画が好きで、鑑賞した映画の8割は洋画だ。
ただ二人で洋画を観るのに、一つだけ問題点があった。
それは―――彼が吹き替え派で、私が字幕派なことだ。
もともとアニメオタクで、声優好きな彼は吹き替えを強く希望していたが、私が上目遣いでお願いしたら、あっさり引き下がってくれた。
みーくんがチョロすぎて心配になるわ。
こうして私たちは、たくさんの映画を鑑賞した。
主のみーくんと、家政婦の私。
そんな関係に変化があったのは、それから二週間後のことだった。
映画の濡れ場を見て発情してしまった私は―――あろうことか彼を押し倒してしまった。
彼は戸惑っていたけれど、画面の向こうの娼婦になった夜凪景を受け入れてくれた。
二人とも初めてだったので、試行錯誤してしまったけれど、なんとか最後まですることが出来た。
口づけを交わした感触。
乳房を触れられたくすぐったさ。
性器を指で搔き乱された異常感。
処女膜を破られた激痛。
その先にある快楽。
そのすべてがみーくんから与えられたと思うと、嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。
もっとみーくんを感じたい。
もっと私を感じてもらいたい。
女の悦びを知ってしまった私は、セックスに溺れることになった。
みーくんも私の身体を気に入ってくれたようで、求めても拒否されることはなかった。
私たちは何度も何度も快楽を貪った。
私とみーくんの関係は、ルイとレイには内緒にしている。
二人に黙っている背徳感が、セックスをより燃えるものにしてくれた。
彼の肉棒で突かれるたび、自分が淫乱になっていくのがわかった。
蕩けた顔を彼に見せて、下品な喘ぎを彼に聞かせる。
彼はより激しい攻めで応えてくれる。
そんな彼をもっと興奮させたいと、私はより淫乱な雌に成り下がる。
性の悪循環にはまっていく私。
天国の母は、こんな私を叱るだろう。
でも仕方ないんだよ。
だって……
快楽の感情だけが――――夜凪景の感情なんだから。
喜怒哀楽の感情は、映画を観ないと思いだせなくなってしまった。
みーくんに抱かれる時だけが、私が私でいられるような気がする。
「みーくん、今日は帰ってこないのね」
先ほど、彼から『今日は帰れないから先に寝てて』とメッセージが届いた。
つまり今日はセックスが出来ないということだ。
「残念だわ」
みーくんがお仕事で帰れないのはわかっている。
私たちは彼に養ってもらってるから、文句を言う資格はない。
ないけれど、どうしても性欲が理性を上回ってしまう。
「みーくんのばか。遅くても私起きてるのに……」
明日は土曜だから学校はお休みだ。
だから彼に抱かれるためなら、朝まで待つ覚悟をしていた。
「いや駄目よ。朝はレイとルイが起きてるじゃない」
性欲が強すぎて、周りが見えなくなってしまうのは私の欠点だ。
みーくんにも何度か注意されたことがある。
いい加減直さないといけない。
「……そうよ。私は長女なんだからしっかりしないと」
みーくんとセックスが出来なくなったのは残念だけど、切り替えないといけない。
このままでは、またみーくんに怒られちゃうわ。
みーくんとセックスが出来ないなら、やることはひとつよ。
「オナニーするしかないわ」
☆☆☆
「んっ……んんっ……」
自分を慰め始めてから30分が経つけれど、まったく気持ちよくならない。
愛液も申し訳程度に分泌されるだけ。
みーくんがいつもしてくれるように、乳房を揉んだり、乳首を捻ったり、クリトリスを摘まんだり、膣内を指で抽送しているのに。
「いたっ……」
強く刺激を与えても痛いだけ。
弄りすぎたのか、クリトリスが赤く充血してしまってる。
「なんでかしら……」
やってることは変わらないのに。
みーくんと関係を持つ前は、一人でしても気持ちよかったのに。
身体の疼きがまったくおさまらない。
「……そうだわ」
大事なことを忘れていた。
みーくんに犯される自分を思い出せばいいんだわ。
ただ身体を弄るだけじゃ駄目なのよ。
「んっ……あっ……」
私たちが一番激しかった夜を思い出す。
あの日は、レイとルイが幼稚園のお泊り会で、家には私とみーくんの二人しかいなかった。
初めて二人で過ごした夜だった。
レイとルイがいなかったので、みーくんも、私も、周りを気にせずセックスに没頭した。
「あんっ♡ みーくん、だめぇっ♡」
最初はキッチンで洗い物をしているときに犯された。
みーくんはエプロン姿とポニーテールの組み合わせが好きなようで、洗い物をしていたら、いきなり後ろから抱きしめられた。
エプロン越しに乳房を乱暴に揉まれ、肉棒をお尻に擦りつけられた。
「洗い物してるのにぃ……あっ、だめだってばぁ……んはぁっ……♡」
みーくんは気にせず洗い物を続けるよう言ってきたけど、あんな激しく攻められたら無理に決まってる。
気づけば洗い物をしている手を止め、肉棒を求めるようにお尻を擦り付け始めていた。
でも、いつまで経ってもみーくんは挿入してくれない。
「みーくん、挿入して……もうあそこが限界なの……♡」
するとみーくんはいやらしくおねだりするよう言ってきた。
悪いみーくんのお出ましだ。
いつもは優しいのに、たまに意地悪なことを言ってきたり、乱暴なことをしてくる。
快楽に抗えない私は、素直にみーくんの言うことを聞いてしまう。
「みーくんのおちんぽ、ちょうだいっ♡ 私のあそこをおちんぽでズボズボしてぇっ♡」
いやらしいおねだりに満足したみーくんは、私のスカートを捲り上げ、ショーツのクラッチを横にずらした。
「あっ、大きい……♡」
お尻をみーくんの両手でがっしり掴まれ、勃起した肉棒を宛がわれる。
そして―――子宮口を貫く勢いで挿入された。
「うあああぁぁぁっ♡ いきなり、奥まれぇ……♡」
いつもはゆっくり抽送されるけど、私のエプロン+ポニーテールに興奮していたみーくんはフルスロットルだった。
最初から激しくピストンをされ、私の喘ぎは可愛らしいものから、すぐに下品なものに変わった。
「ああうぅぅっ♡ んおおぉぉっ♡ は、激しい……激しいわ、みーくんっ……♡」
ぱんぱんと、豪快に腰を打ち付けられ、夜の窓に映る私の顔が乱らになっていく。
キッチンで犯されることに、私も興奮していたのだろう。
すぐに眼は焦点が定まらなくなり、舌をだらんと出して、洗い物に唾液が垂れていった。
「あひいいぃぃっ♡ これ……すぐ、イッちゃうっ♡ わたし、イッひゃうっ……♡」
軽い絶頂を繰り返していると、みーくんは私の結んだ後ろ髪を掴んできた。
「あっ、痛いっ♡ 痛いわ、みーくんっ……♡」
後ろ髪を掴まれたまま、さらに激しい抽送を見舞わされてしまう。
「ひぎぃっ♡ お、お尻ぃ……いいっ♡ もっと叩いてええぇぇっ♡」
空いてる手でお尻を小刻みに叩かれる。
叩く力は徐々に増していき、私のお尻に紅葉を作っていく。
痛みは快楽に変換され、叩かれるたびに、潮を噴いてしまう。
「おひいいぃぃっ♡ 噴いてりゅぅっ♡ お尻叩かれ、潮を噴いちゃってりゅううぅぅっ♡」
潮だけじゃない。
あまりの痛みと気持ちよさで、おしっこも噴きそうになってしまった。
「あ、もうらめぇ……♡ みーくん、もうらめええぇぇっ♡」
私が失禁したと同時だった。
みーくんの子種汁が噴射され、私の子宮を侵食してきた。
大量の精液が注ぎ込まれたことにより、絶頂しているのに、絶頂してしまう。
「あ゛あ゛ぁぁぁぁっ♡ イッでるっ!? わたひ、イッで……んひいいいぃぃぃぃんっ♡」
絶頂しながら中出しをされる。
こんな気持ちいいこと、ほかにはない。
それがみーくんの精液ならなおさらだ。
みーくんの精液が、私の子宮に注ぎ込まれると思うだけで、とてつもない幸福感が私を包んでくれる。
幸せ。
辛いことや悲しいことがたくさんあったけれど、快楽を迎えるための試練だったと思えば、納得してしまう。
「はぁ、はぁ……気持ちよかったぁ……♡」
すごい。
みーくんとのセックスを思い出すだけで、オナニーでもこんなに気持ちよくなれるなんて。
やっぱりみーくんは凄いんだわ。
「みーくん、みーくん……♡」
彼の名前を口に出すだけで、おさまったはずの疼きが再発する。
違う。
一回だけじゃ足りなかったんだ。
そうよ。
私とみーくんのセックスが、一回のオナニーで等価になるわけがない。
もっとしないと。
もっと、もっと、みーくんとのセックスを思い出す。
そうしないと、快楽に浸かることが出来ない。
「みーくん、もっとしてぇ……♡ 私のおまんこ、壊れるまでしてぇ……っ♡」
その日の晩。私は深夜まで快楽に没頭した。
夜中にルイが起きた時はびっくりしたけど、それが興奮剤になって、より淫乱な私にしてくれた。
ごめんね。
こんな淫乱なお姉ちゃんで。
でも二人のことは絶対に幸せにするからね。
みーくんと、お姉ちゃんで――――幸せにするから。
☆☆☆
千世子と関係を持った翌日の晩。
俺は一段と淫乱化した景に少しだけ恐怖を感じながら、いつものように身体を重ねていた。
「んぐうう~~~~っ♡ むぐうううぅぅぅぅっ♡」
景の喘ぎは凄まじかった。
これじゃレイとルイが起きてしまう。
そう思った俺は、愛液塗れのショーツを景の小さな口に詰め込んだ。
拒否されるかと思ったけど、景は恍惚の顔で受け入れた。
「
今日は安全日ではないので、ゴムを着用して景の膣内を堪能している。
蛙のように両足を広げて、正常位で俺を受け入れている景のお腹には、使用済みのゴムが無造作に何個も置かれている。
ゴムの中身は、ほぼからっぽだ。
中身の精液は、景のあらゆる箇所にかけられている。
まるで作り物のような綺麗な顔。
長くて綺麗な黒髪。
発達途上の乳房。
そのすべてを白濁液が覆っている。
「んんっ~~~~~~~~~~~っ♡」
景が両目を見開き、何度目かの絶頂を迎えた。
ゴム越しでも射精の熱さは伝わっているようで、景は恍惚とした表情で絶頂の余韻に浸り始める。
「ぷはっ……はぁ、はぁ……」
「苦しかったか?」
精液を出し尽くした俺は景の口からショーツを取り出した。
「だ、大丈夫……♡ それより……」
「ん?」
「直接、みーくんの精液が飲みたいわっ♡」
出し尽くしたというのに、さらに射精を求めてきた。
「もう夜遅いぞ」
「明日は日曜じゃない。お出かけも午後からでしょ」
明日は午後から四人で遊園地に行くことになっている。
なんで午後からだって?
一日中いたら俺の体力がもたないからだよ。
「うーん、でもな……」
昨日は千世子、今日は景。
二日間で20発以上も欲望を吐き出しているので、濃厚な精液が出せるか不安だ。
「お願い。みーくんの好きにしていいから」
「好きというと……?」
「みーくんが大好きなイラマチオ、好きなだけしていいわ」
「いいのかっ!?」
「ええっ」
俺の変わった性癖。
それは―――イラマチオで苦しむ景の顔を見るのが大好きなことだ。
クールな表情の景が淫乱な顔つきになるのもそそられるが、涙を流しながら苦しみに耐える顔もたまらなくいいのだ。
ただ景の負担が大きいので、一日に一回しかイラマチオはしない。
実際にやりすぎて、景が嘔吐してしまうことがある。
だから一日に一回と決めていたのだ。
「でも……大丈夫か?」
「問題ないわ。だって私は役者になるのよ」
「ちょっとなに言ってるかわからない」
「つまりイラマチオ程度の苦しみを、お芝居で味わうこともあるはず!」
「……そうなのか?」
そんなお芝居あるのだろうか。
あるとすればサスペンスドラマで、絞殺されるシーンとか?
でもあれって実際は首絞めてないよな。
よくわからん。
「ただ吐いてしまうかもしれないから、浴室に移動しましょう」
「……わかった」
どうせシャワーを浴びるつもりだったんだ。
寝る前に景の口を犯すのもいいだろう。
浴室なら吐いてもすぐに洗い流せば問題ない。
☆☆☆
「んぐううぅぅぅっ!? おぶっ! んぼぉっ!」
みーくんのたくましい肉棒が、私の口内を暴れ回る。
「んぐむっ……ぐっ……ぐぶううぅぅっ!」
精液を出し尽くしたと言っていたみーくんだったけど、もう三発も精液を飲ませてくれている。
それでもみーくんのおちんぽの勢いは衰えない。
「んっ……んぐぅっ……んぐぐっ……!」
みーくんは頭をがっちり掴んで、より奥までおちんぽをねじ込もうとしてきている。
息のできない
やっぱり気持ちいい。
猛烈な嘔吐感ですぐに呼吸がままならなくなってしまう。
時間が経つにつれ、窒息しそうになり、頭がボーっとする。
それがたまらない。
頭を壁に押さえつけられているため、肉棒で突かれるたび、後頭部に痛みが走るが、それもまた気持ちよく感じてしまう。
やっぱりみーくんは凄い。
こんな痛苦でしかないことも、気持ちよくしてくれる。
「ほごっ! おごおおっ! んぐぅぅぅっ……んおおおおおっ!」
じわじわと広がる嘔吐感で、脳が痺れていく。
それと比例して愛液もタイルに垂れていくのがわかる。
「ほごぉっ……!? んっ……んごぉっ! おごっ!」
いきなりみーくんが乳首が抓ってきた。
やだ。
勃起して感じているのがばれちゃう。
「そろそろ
「ほごっ! ごおっ! ごっ……ごもぉっ! んごおぉぉぉっ!」
ああ、また精液を飲ませてもらえる。
私は歯を当てないように気を使って、猛烈な吐き気と苦痛を愉悦に思いながら、射精に備える。
「もぶうううううぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
口内がねっとりとした熱い液体で埋め尽くされていく。
「もごほぉっ! うぶっ……おぼおおおおっ!?」
4回目だというのに、射精の勢いは凄まじい。
必死に飲んでいくけれど、射精の勢いに追いつかない。
みるみるうちに、口内に精液が溜まっていき、鼻の穴から出てしまう。
「むびゅっ!?」
やだ。もったいない。
早く口内に戻さないと。
そうしたいけれど、私の身体は限界だった。
「うっ……げぇっ……! がっ……かふっ……げえぇぇぇっ!」
肉棒を抜かれた瞬間、精液を吐き出してしまった。
みーくんが、私のために出してくれた精液が、タイルに溜まっていく。
粘液なので、タイルにへばりついて、排水溝に落ちていかないのが幸いだった。
「ご、ごめ……ごほっ……すぐに……げぇっ! の、飲むからぁ……」
涙と鼻水と精液を垂らしながら、みーくんに許しを請う。
「いや、無理しなくていいから」
「……無理じゃないわ」
私がお願いして出した精液だもの。
責任と持って私のお腹の中におさめないと。
私は自分が許せなくなる。
「んぶぅっ……れろっ……えっ……」
呼吸が正常に戻った私はすぐにタイルにへばりついている精液を啜りだした。
「じゅるっ……れろ、れろ……ぢゅぷっ……」
出したばかりの新鮮な精液なので、すぐに口内に戻すことが出来た。
「景、エロすぎだろ」
私がエロいのは今さらだと思うわ。
でもみーくんは、私が犬みたいに舐めまわしているのが好きなのね。
私もたいがいだけれど、みーくんも立派な変態さんね。
「景、最後に一発いいか……?」
「……ふぇ?」
興奮してしまったみーくんに、私は四つん這いのまま犯されてしまった。
まるで犬みたいな交尾だった。
私も、みーくんも、どうしようもない変態さんだわ。
それに安全日じゃないのに、中出しをされてしまった。
でも私は気にしない。
もし子供が出来たとしても、後悔なんてするはずがない。
私とみーくんの子供だもの。
でも妊娠したら役者はどうしようかしら。
そんなことを思いながら、私はみーくんの腕の中で眠りについた。
そういえば―――――肩の傷跡はなんなのかしら?
メソッド型オナニー!
みーくんに依存する景ちゃんでした
次回は千世子視点から