TS娘の堕ち戻り異世界転生記〜美女美少女とふたなりしかいない世界にチート貰って転生したけど、オレはメス堕ちの運命から逃れられない〜(旧タイトル:いや、オレはメス堕ちなんてしねえから!(ガチ)) 作:毬藻坂敬老
「おいおい、どうかしたのかぁ、姉ちゃん?」
もしも、本当にさっきのが夢だとしたら、さっきと同じ薄暗い路地裏で、さっきとほとんどおなじ時間。
振り返った先にいるのは、
「そばかす美少女」
「な、なんだよ、藪から棒に美少女だなんて……誘ってんのか?」
一番最初に会話をするはずの赤髪ポニーテールそばかす美少女が、そこには居た。
やっぱり、俺には謎の身体能力と未来視のチートがある。これさえあれば……。いや、しかしこの未来視が今も発動しているのかどうかは俺には分からないし、何回まで使えるのかも分からない。
それに、この美少女はシグルドと同じ臭いのするタイプだ。初対面で尻揉んできたし。
だから、あまり信用せず、しかし、俺がこの世界で生きていくために必要最低限の情報は抜き取らせてもらう。
「誘ってないけど、聞きたいことがある」
「……ああ? お前、タダで何か情報得られるとでも思ってんのか? 養分全部、そのドスケベなデカケツに吸われてんじゃねえの?」
……こいつ、言いたい放題言いやがって……。
俺も好きでこんな大きなケツになったわけじゃないし、そもそも好きで女になったわけでもないんだよ。
いやしかし、ここで印象が悪くなったら何も情報を手に入れられないままだ。それは、異世界転生者の行動としては非常に拙い。
「オレは、東の果てから来たんだけど」
「東の果てえ? 東の果てって言ったら未開拓地だぞ? お前、アタシが真っ当な教育受けてねえからって、流石にそれはバカにしすぎだろ。アヘらせて無様イキさせるぞ」
「……なんでそんなナチュラルに下品な言葉が出てくるんだよ……」
「ああ? 下品なのはてめえのデカケツだろうが。メスのフェロモン撒き散らしやがって。もう良いか? さっさとハメさせろよな」
ハメ?……やっぱりコイツ、シグルドと同じ類の人間じゃねえか。身の危険を感じるから、さっさと教えてもらおう。
「馬鹿にしてるわけじゃなくて、単純にオレも今の状況を理解出来てないんだよ」
「はあ? ……ああ、なるほどな。姉ちゃん、噂に聞く“神待ち”ってやつか」
なんで神待ちなんて言葉があるんだ……。
いや、というか別に神待ちじゃなくてだな。
「まあまあ、アタシの住処で話そうぜ。何も取って食おうってわけじゃねえんだしさ」
「……」
まあ、流石にシグルドみたいにヤバい人間が沢山いるなんて考えたくないしな。人を疑うよりも、人を信じる方がよっぽど楽だ。俺も、そんな疑いまくる面倒な人間にはなりたくない。
「わかった。じゃあ、お前……」
「ああ、言い忘れてたな。アタシの名前はパルヴィ、苗字はねぇぜ」
「パルヴィか。オレはミモリ・ヤシロ、旅人みたいなものだな。よろしく」
「そんな気はしてたが、やっぱり苗字持ちかよ。貴族様は、アタシら貧民と違ってイイもん食ってんだな」
そう言って俺の尻目掛けて伸ばされた手を、紙一重のところで回避する。揉まれてたまるか。
にしても、貴族は苗字を持ってて、平民、の括りで大丈夫かは知らないがともかくスラム街で暮らすような貧民は苗字を持っていないらしい。そういうところは想像の異世界ファンタジーって感じだな。
「……まあ、じっくりと料理してやるよ」
「何か言ったか?」
「いや、何も言ってねえぜヤシロ。さっさと行くぞ」
パルヴィの後を追って、路地裏の更に深くへと俺は足を踏み入れるのであった。
▽
「うわ……」
パルヴィに連れられ路地裏を行ったり来たりして到着したのは、簡素にダンボール&テント的な何かで作られた、ホームレスの家っぽい見た目の住居。……住居と呼んで良いのかは分からないが、路地裏の突き当たりにひっそりと建てられたソレは秘密基地みたいで面白い。後、地味に大きい。
しかし、問題はその臭いだ。
なんというか、臭いのだ。それも、汗とか謎の甘ったるい臭いとか様々な臭いが充満している。
「悪いな、今朝まで抜かずで丸二日セックスしてたんだよ」
「……いや、うん。大丈夫」
「一応、アタシ自身は大衆浴場に行った帰りだからそんなに臭くないはずだぜ」
抜かずで二日間。……いや、どんな精力だよ。普通、テクノブレイクで死ぬだろ。
いや、しかし、夢の中の俺もシグルドと三日間ほぼ休み無しでセックスしてたし、この世界ではこれくらいが普通なのかもしれないな。俺は嫌だけど。恐怖。
「まあ、臭いくらいは大目に見てくれよヤシロ」
「さっさと話を進めよう」
「それが良いな。適当にベッドの上に座ってくれよ」
取り敢えず、こっちがとやかく言えるような立場でもない。ここは我慢して、この世界についての情報収集に勤しむべきだ。
垂らされた幕をくぐって、促されるまま、中でデカデカと存在感を放つキングサイズのベッドに座る。
……ここでセックスしてたのか。パルヴィも美少女だし、お相手もきっと美少女だったに違いない。……いや、変な妄想はするな俺。
さっさとここを離れたい俺は、早速切り出すことにした。
「……信じてもらえないかもしれないが、オレ、この国に来てからの記憶が無いんだ」
「はあ? 記憶がねえ? なるほど……まあ、アタシとしてはそれが嘘か本当かはどうでも良いんだけどよ」
「?」
「こっちに見返りがあんなら、どんなことでも教えてやるよって話さ」
なるほど。そういうサッパリとした割り切るところは好都合だ。しかし、何を要求されるのだろうか。
どうせ金銭は向こうとこちらとでは違うだろうし、他に持ってるものと言えば携帯電話とソーラー充電器、趣味で持ち歩いてる知恵の輪くらいだ。この世界で金になりそうなものは無い。
「じゃあ、そうだな……」
パルヴィの妖しい笑みに、舐め回すような視線に寒気と怖気を感じる。ブルリと震えた体を叱責して、動揺を悟られないよう努める。
「情報ひとつ毎に、その身体を五分間好きに触らせろ」
「……」
なるほど。俺をその気にさせてヤろうって魂胆か。
いや、だが俺は男だし、たかが前戯程度でおかしくなるはずもない。シグルドの時は、禁止用語なのか、男であることを伝えようとした結果としてああなっただけだからな。
俺が攻めるならまだしも、俺にはMの気なんて欠けらも無いから、女、それもチンポを持った奴らに攻められるなんて全く嬉しくない。相手がたとえ美少女であったとしても、だ。
「……分かった。だが、本当のことを言えよ?」
「わかってるわかってる。アタシは、嘘だけはつかない主義なんだよ」
……信じよう。うん。
まずは何から聞こうか。ちゃんと聞かないと触られ損になるからな。
「この国について教えてくれ。なるべく詳しく」
「……お前、良い根性してんな。良いぜ、答えてやる」
こうやってあやふやかつ大まかに聞けば良い。適当にはぐらかされたら、次はもっと詳細に聞こう。
「ルシアト聖王国は、その名の通り王政国家だ。諸外国との仲は良好。まあ、噂じゃ毎年、どっかから攫ってきた上質な雌奴隷を数人プレゼントしてるみたいだけどな」
「雌奴隷?」
「アタシらふたなりは犯罪者とかだと労働奴隷になるが、雌奴隷はその名の通りお前ら女限定の御奉仕用肉便器だよ。つっても表向き帝国とかエルフの領域くらいしか奴隷制は無い。が、王国は雌奴隷に関しての黒い噂は未だに絶えねえ。お前も顔は上物だし、身体はドスケベだから油断してると雌奴隷として異常性癖共に売られちまうかもな」
笑えない話だ。後、ナチュラルに女の枠に入れられてるのも、何だか変な気分である。顔はともかく、ドスケベな体は余計だ。
パルヴィは、一度区切ってから再三口を開いた。
「でもってここは、王都ライト。貧富の差はクソみたいにあるが、治安自体は悪くねえ。兜の騎士王シグルド・ヴァーグナーや、神智の姫とかも居るし、な?」
「……っ!?」
尻に伸ばされた手を払い除けようとして、途中で思い留まる。
情報はかなり貰ってしまった。ここで反故にしたら、後が怖い。甘んじて受けるしかない。
その、何と言うべきか、いやらしい手つきでジーパン越しに尻が撫で回されるのをなんとも言えない気持ちで耐える。
そんな俺などお構い無しに、パルヴィは顔を恍惚に歪めて俺の尻を愛撫する。
「いや、にしてもすげえなヤシロ。こんなにでけえのに、ハリがあって……この服も相当高価なもんだろ?」
「あ、ああ、そうかもな。……んっ、くっ」
「幸せな触り心地だぜ。こんな世間知らずの極上まんこに、知ってること教えるだけでその身体を堪能させてくれるんだからなぁ」
「ま、まんこって呼ぶな……っんぅ」
そういえば、なんの疑問もなく五分を受け入れたが、この世界の時間感覚も前世と同じとみて良さそうだ。
「あーあ、こんなすぐに体触らせてくれるドスケベ美少女とおまんこしてえなあ♡」
「……しないからな……んっ♡」
「ほら、見ろよ♡ アタシのチンポ、お前とパコパコしたいってビンビンになってるぜ?♡」
「そ、そんなもん、見せるなっ♡」
いつの間にか
シグルドのちんぽ程大きくはないが、それでも十分子宮に届くような大きさ。そして何より亀頭が大きい。あんなの入れられたら……。
「しっかりメス顔になったな♡ どうする? セックスするか?♡」
「……っ!? しない!」
「おっと、悪い。なら、あと三分間しっかりじっくりたっぷりねっとり堪能させてもらうぜ♡」
あ、後、三分?
……くそ、絶対に耐え切って情報根こそぎ奪ってやるからな!
▼
「当然ながら冒険者ギルドってのもある。宛がねえなら、ギルドにでも行ってみると良いぜ。まあ、アタシが飽きるまでならここに居ても良いけどよ♡」
「だ、誰がこんなところ、でぇ♡」
「ほうら、ケツ上げな♡」
「あ、くそ♡ この体勢、やめろ!♡ んぁあ!?♡」
「ズボン越しでも、スケベ汁垂れ流しなの分かるくらい湿ってるぞ?♡」
「あ♡ ズボン、脱がすなよぉ♡ あ、やめろ、パンツはダメっ!♡ シャレになんねえからぁ!?♡♡」
「綺麗なおまんこしてんな♡ 楽しみだぜ♡」
▼
「冒険者は魔物退治が生業だが、女冒険者は娼婦紛いの仕事もあるらしいぜ? まあ、女は希少だからな。魔物なんかの苗床になるよか、よっぽど世界の為にはなるだろ。……お?♡ ここか?♡ ここが、おまんこスイッチか?♡」
「んぉお?!♡ そ、そこやめりょおぉお!?♡」
「うわ、すげえ潮吹きだな。もうちょっと遊んどこ♡」
「ぁぁぁああ♡ イク♡ イクぅっ♡」
「ほら、もっと下品に鳴かせてやるよ♡」
「あはえっ!?♡ や♡ そこ、ほんと、だめへぇぇ♡ イっぐぅっ!?♡」
▼
「これが、お前を女にするおチンポ様だぞ♡ ほら、どうして欲しい?♡」
「あ……♡ そ、その……それを……♡」
「ほらほら、ハッキリ言ったらどうだ?♡ 処女まんこもらってください♡ パルヴィ様の女になりますぅ♡ってよ♡」
「……っ、オ、オレのしょ、じょま「ハッキリ言わねえと、全裸で外に放り出すぞ」パルヴィ様、オレの処女まんこもらってくださいぃ!♡ パルヴィ様の
「……ああ、良いぜ♡ ほら、キスしながらハメてやるよ♡」
「あ♡ この体勢、恥ずかしい……♡」
「すぐに気にならなくなる、ぜっ!♡」
「―――んひぃいぃいい!♡ 処女、あげちゃったぁ!♡ オレ、女の子になっちゃったぁ♡」
「何言ってんだよ♡ 可愛いぞ、アタシのヤシロ♡」
▼
「……何口走ってんだオレ……」
始まりの場所で、俺はしばらくの間立ち尽くしながら、心の中で悶えた。
良かったら感想などよろしくお願いします!感想や高い評価が来ると、作者の執筆速度は目に見えて上がります!(醜い感想乞食)
名前:パルヴィ
職業:無し
容姿:赤毛のポニーテールにそばかす、目つきの悪い美少女。ヤシロと違ってクールそうな印象は無く、ガラが悪そうに見える。
サイズ:20cm
タイプ:ヤレそうな娘
備考:スラム一帯のリーダー。独自の情報網があり、王都のことなら結構物知り。
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