基本女の子視点です。
【女魔術師side】
思いもかけず
それでも、誰もが黙しており、幌の中は微妙な緊張感の様な殺伐とした空気が流れていた。
誰もが疲れており、己の
一歩間違えていれば、あの時の
いや、私は彼に命懸けで救って貰わなければ
そう思うと震えが止まらず、膝に載せている彼の頭を梳る事しかできなかった。
彼はどの様に考えているのだろう? どうして私を助けてくれるのだろう? 私の事をどう思っているのだろう? 目を瞑り体の痛みに耐えている様からは予想もつかない。
街に着いてギルドに戻ると、皆言葉少なに別れを告げて去っていく。
彼は足元も覚束ないのかヨロヨロと自室に戻ろうとする。
手を貸そうと思うが、見上げるような大きさの彼では私の方が潰されていまう。
せめて静かに休める様にと、隣の部屋を確保する事にした。
一歩づつ階段を登り、最初の
耳を凝らしてみると、決して防音がしっかりしているとは言えない部屋の中から聞こえてきたのは女の喘ぎ声。聞き間違え様もない。あの女武道家だ!
「あ、あたしっ、がっ! ぜんぶ面倒見てあげるんだからっ! ……コレもっ! 面倒見てあげる! ……絶対にっ、あなたを守って、みせるんだっ、から!」
漏れ聞く途切れ途切れの甘い声と、パン! パン! と肉がぶつかる音。女武道家が青年剣士の上に跨がっているのが容易に想像できた。
顔が瞬時に赤くなる。まだ固まっている彼を引き剥がすかの様に隣の部屋に引き摺る。
なんだかあの声と音を聞いて彼が興奮する、と思うと胸がとても苦しく感じてしまう。
彼は特に抵抗する素振りもなく、為すがままに付いてくる。
部屋に入ると喘ぎ声と音がより一層鮮明に聞こえてくる。しまったと思うが、もう遅い。
私は赤い顔を誤魔化すかの様に彼の懐へ頭を擦りつけるしかなかった。彼がずっと頭を撫でていてくれていた。
どれくらいそうしていただろうか。少し落ち着いき顔を上げた瞬間、唇を彼に奪われていた!
まるで雷に打たれたかの衝撃! 言葉など無くとも彼の暖かい気持ちが口唇を通して私の体中を熱く燃え上がらせる。
私は目を見開いて、彼の為すがままにされるだけだった。
しばらく呼吸も出来ないところまで深く私に口付けをして口を放す。息を切らせながらもその事に一抹の寂しさを感じてしまう。
灯りもなく、窓から差し込む月明りだけの部屋の中で、彼の琥珀色の瞳が輝いている様に見える。
そう、私はこの瞳に魅入られてしまっているのかもしれない。
私の膕にそっと手を差し入れて抱きかかえられる。恥ずかしさと僅かな怖れ。
そっとベッドの上に置かれる。鼻息荒く、ひどく興奮しているけど、宝石の様に大切に扱ってくれる様子に少しばかりの歓びを感じてしまっていた。
彼はそのまま首筋をクンクンと嗅ぐ。
血や汗、戦汚れに塗れて臭い自分の姿を思い出して恥ずかしさが込み上げてくる。
思わず体を捻って避けようとするが、両手が彼に押さえられている。
彼は安心させるように頬を一舐めすると、スカートの中に潜り込んでいく。
匂いを嗅いでいるらしい。気恥ずかしさから彼の行為を止めようとした。その刹那。
「えっ!? ちょっ、まっ……きゃん!」
諌める声を上げる暇もなく、下着に熱い蛞蝓が這う様な感覚が襲ってくる。
彼が私のあそこを舐めている! 下半身からくる衝撃よりも、その事実に思考が停止する。
彼は下着越しに執拗に舐め下着をべちゃべちゃにすると、下着をずらせて直接舐めてくる。
やがて、ぴちゃ……ぴちゃ……と湿り気を帯びた音が聞こえてくる。
それが彼の唾液だけでないことは私自身が良く分かっている。
モゾモゾという様な違和感から、ゾクゾクとする様な快感を経て、私は容易く上り詰めようとしていた。
自身で慰めたことも何度かある。達した事だってあるのに、そんなものが児戯に思えるような感覚。
「まって! も……もう、ダ、ダメ! ダメになっちゃう!」
そんなはしたない声を留める事も出来ず、既に離された両手は逆に彼の頭をもっととばかり押さえ付ける。
彼は反応に気を良くして
「ダメ! 来る! ダメ! 来ちゃうー!」
プシャッ! プシャャャッ──!!
「あああ! 、ご、ごめんなさい!」
彼の顔に粗相をしてしまう。
恥ずかしさと申し訳なさ、それに彼に
ゴクリ。ゴクリ。彼の喉を鳴らす音が聞こえる。なんと私の出したものを嚥下しているのだ!
「あ、や、やめて。汚いから……」
押しのけようとしても力がでない。ただ彼の頭を撫でているようなものだ。
その後、スカートから顔を出して歯をむき出した笑みを浮かべると、再びスカートの中に潜り込んでいった。
それはまるで獲物を仕留めた狼の様に感じる。そう、私は既に彼にとっての贄になり果てたのだった。
それから半刻は経っただろうか? いやほんの数瞬の事かもしれない。
彼から与えられる悦楽に翻弄されて意識も絶え絶えといった感じだった。
気づくと、彼の愛撫が消えていた。
不思議に思い視線を動かすと、彼の巨躯が私に圧し掛かろうとしている。
そう、やっとこの時が来たのだ。彼に身も心も捧げる瞬間が。
彼の愛撫で怯えを解され、回らない頭で彼の首に手を回し毛深い胸板に頬を摺り寄せる。
私に負担にならないように気を付けながらも、少し慌てた感じで下半身を露出する。
僅に見えた彼のは大きく怒張しており、彼の大きさも相まって本当に
少したどたどしい手つきながら、彼が入ってくる。
痛みを感じさせない様にゆっくりと。
そして私の初めての証にたどり着くと、少し力を入れて一気に破る。
痛みは思ったよりは感じなかった。ただ、胎内に灼熱の杭を打ち込まれた様な衝撃を感じていた。
彼の頭をかき抱く。口付けを繰返しながら彼のを受け入れるのに必至だった。
暫くそうしていただろうか。オズオズと彼が律動を開始する。
破られた痕が焼けるように熱いが、彼に純情を捧げられた事に深い満足感を感じる。
剛直からくる異物感と痛みとちょっとの快感で、頭の中は一杯になる。
彼の動きが少しずつ大きくなる。大きく息を荒げて興奮しているのが見てとれた。
股座の痛みは痺れに変わり、ムズムズとした不思議な感覚になる。
「あ!? え? なにこれ!? 知らない! 知らない! こんなの知らない!」
それなのに体は主の思惑など気にもせず、彼に抱き付く。足を腰に巻き付け、手の指を絡めあい上へ上へと登っていく。
彼のも一回り大きくなった。息の詰まる様な圧迫感と求められていると言う悦びがいや増しに増していく。
「ダメッ! ダメッ! ダメぇ──!」
「ワオォォォン!」
彼が大きく鳴き声をあげると共に
その熱さに肢体が強ばり、頭が真っ白になる。
熱さにうち震えていると、ハァハァと息を切らせている彼が覆い被さってくる。
その重みに得も知れぬ満足感を感じ、意識を手放しそうになっていたところ、彼のが急に太くなった!
まだ注がれ続けているのが逆流出来ず中に溜まっていく。
「え? ウソ!? なんで!?」
覆い被さられ身動きも取れず、目の前には彼の胸のみ。息を吸えば彼の香り。耳は既にその役割を放棄している。
五感の半分以上を奪われた私に感じられるのは注ぎ込まれる熱のみ。
永遠とも思われる時間を経て射精の勢いが止まる。あれほど大きかった彼のも今はずいぶんと小さくなったように感じられて、まだ入ったままだがその余韻を感じさせてくれる。
ああ、これこそが愛し合うと言う意味なのね。
と、
「え? まだ元気なの? ウソ!?」
痛みの消えた
雀が鳴声で目を覚ます。
あれから様々な体位で彼に愛され、
私の体に彼のが染みついていない所はないだろう。
子宮は重く、そんなはずはないのに暖かい感じがした。
彼の胸を枕にして寝ていたようだ。
私は彼の毛深い胸板から名残惜し気に離れ、ベッドから起き上がりシーツを寝間着代わりに纏う。
赤い血の跡が気恥ずかしい様な誇らしいような不思議な感覚を覚える。
取敢えず体を綺麗にしないと。
彼はまだ夢の中。ふとちょっとした悪戯心で彼に軽いキスをする。
少し恥ずかしくなって、慌てて支度を整え部屋から出る。
取敢えず体を綺麗にしないと。今の時間にお風呂は空いているかしら?
お風呂から戻ってみると、彼は何故か打ち捨てられた子犬の様な顔をしていた。
聞くと、無理やり襲ったようなものだったから、嫌われた、逃げられたと思ったとの事。
バカね。貴方を置いて何処かに行くわけないでしょ。
私はあなたの行く先へずっと着いて逝くのだから。
化粧を終えて最後の身だしなみをチェックしようと姿見の前に立つ。
彼は私の後ろからスカートの中に潜り込んで、お尻をクンクンと嗅いでいる。
「コラ! ダメでしょ。そんなことしたら! あっ! やっ! ダメ! 汚れちゃう! ダメぇ~!」
興奮した彼に、姿見の前で貫かれてしまう。
結合部が丸見えになる様に足に手を回されて後ろから抱えられる。
隠そうと藻掻くも手は届かず。足も閉じられず。そこは卑猥に広がり、白く泡立っていた。
鏡の中の私は普段の理知的な様子など微塵も感じさせない様な蕩けた顔をしていた。
END
【疾走忍者side】
ワン! ワン! (迫真)
短編扱いなのでこれくらいで勘弁してつかぁさい。
今の所単発しか考えていないのでこの先は(多分)ないです。
あと、流石にいないと思いますがノンケ注意なので訓練されたホモ以外はお気をつけください。
イヌ科のペニペニはこぶ(亀頭球)があって、性行時に膨らんで抜けない様にするとの事。
種族にも依るが30分以上ってのはザラにあると知りました。
ちぃ、おぼえた!
それではサボっていると怒られない内に本文作成に戻ります。