人類の大半が女性になった世界でも、Hをするのは大変なんです。 作:冴木凛
俺の目の前に突き出されたヤヨイの白いブラジャー。
「そういや、あたいがQを公言してる理由が知りたいって言ってたな」
「ええ」
「あたいマンコ、見ただろ。あれ、初めて見た奴がさ……すっげえ嫌な顔して、言ったんだよ。グロいってな。遊び過ぎだろ、とも言われた。あたい、男に体見せたことすらなかったのに。どうせ男なんてみんな、そう思うんだろ?」
「それで、男が嫌いになったんですか?」
「ああ、そうだよ」
俺はヤヨイに近づいた。
「だから、下級生にアソコを見せて歩いてたんですか?」
「あ、歩いてなんかねえよ。幻想ばっか見てる男どもに、現実を見せてやろうと思っただけだ」
反論したヤヨイが俺の方を向く。もうヤヨイの傍まで来ていた。ヤヨイが少し驚いた様子を見せる。
「ヤヨイさんのアソコ、とてもエロティックでしたよ」
そう言ってヤヨイの胸に手を伸ばす。と、ヤヨイが胸を腕で隠した。
「そ、そんなこと言うのは、お前みたいに、馬鹿の上に変態が付くような奴だけだ」
ソフィーアにしても、ヤヨイにしても、誘っておいて近づくと胸を隠すのはなぜなのだろう。
「俺、変態ですから」
「認めてどーすんだよ。ってか、見たって、面白くもなんともねーだろーに」
「でも、今まで見た中で、一番エロい形のアソコですよ」
「ばっ、わざわざ言わなくていーんだよ! それにお前、何人の見たんだよ」
「えっと、ヤヨイさん含めて、三人?」
「……ソフィーアのも見たのかよ」
「いや、先輩のは、まだ、ですね」
「そ、そうか。って、三人の中で一番って言われても、反応しようがねーだろ」
「まあ、そうかも、ですね」
俺はそう言って笑いながら、胸を隠しているヤヨイの腕をつかむ。腕を引っ張ったが、しかしヤヨイは抵抗した。
「ちょ、ちょっとまて、お前。本気か?」
「ええ、もちろん。抱けって言ったのは、ヤヨイさんですよ」
「おま、普通そこで『無理です』って言うだろが!」
「俺、本気ですから。でも、そんなに男が嫌いなら、もう男になってしまったほうが、男を相手にしなくて済むんじゃないですか?」
「へ?」
「だって男の相手が嫌なんでしょ?」
「自分が男って思うだけで、反吐が出そうなんだよ。このままでいいんだよ」
「そうですか」
「お前……まさか、Qになりたいのか?」
「いえいえ、違います。でも考えてみれば、Qになっても、もう一回すれば、元に戻るんじゃないですか?」
「へっ?」
「いや、ヤヨイさんを抱いたとして、その後、今度は俺がQでヤヨイさんが男になるんでしょう? ヤヨイさんは男になりたくないんだから、そこでもう一回Hすれば元に戻るんじゃないですか?」
「……お前、馬鹿か?」
「ええ? いい案だと思ったんですが」
「意味がないだろ、そんなこと」
「そう、ですか?」
「お前、あたいと、そんなにエッチしたいのかよ」
「ええ、とっても」
腕をさらに引っ張ってみるが、ヤヨイはどうしても腕をどけようとはしない。俺はヤヨイの背中に手を回し、体を密着させた。そして左手をスカートの上から秘部に当てる。
「だ、だから駄目だっての! Qになるぞ」
「男に戻れるなら、別にいいんじゃないですか」
「もし、あたいが男のままでいたいって言いだしたら、どうすんだよ」
「んー、まあ、それはその時に考えます」
背中と秘部を同時に軽くなぞる。ヤヨイの体がぷるるっと震えた。
「あっ、お、お、お前な!」
「今は、男になりたくないって思ってるんでしょう?」
「そ、そうだけど、やめっ」
「じゃあ、それを信じます」
俺より背の高いヤヨイの頭に手を添え、こちらへと引き寄せる。強気な表情はすっかり消え失せ、ヤヨイはただただ戸惑いを見せていた。
「おまえ、ほんとに……」
「ええ、ヤヨイさんが、好きです」
唇が合わさる。と、すぐにヤヨイが顔を引いた。俺は思わずおあずけを食らったような顔をしてしまった。
「だめ、ですか?」
「い、いや、じ、実は、もうひとつ、あるんだ」
「何がです?」
「コンプレックス」
あのヤヨイが、今はすっかり恥じらいを見せ、視線を斜め下に向けている。彼女のブラは今だしっかりと両手でガードされていた。
「コンプレックスは誰にもありますよ」
「そ、そうだが……」
もう一度、ヤヨイの腕を引くが、ヤヨイはさらに力を入れる。
「にゅ、乳輪がな」
「乳輪?」
「そ、その、お、大きいんだよ」
「は、はい?」
「真面目に言ってるんだ」
「分かってますけど、見ないと分からないですよ」
「見たら、嫌になるぞ」
「んー、見ないと分からないです」
俺はそう言うと、ヤヨイに向けてにっこりと笑った。
「……ずるいな、お前」
「一応、ジェントルに言い寄ってるつもりなんですが」
ヤヨイがジト目で俺を見る。俺は表情を変えない。
「わ、分かった。じ、自分で見せるの、恥ずかしいから、お、お前が、勝手に見ろ」
そう言ってヤヨイはとうとうブラから腕を離すと、横を向いた。
「いいんですか?」
「あたいがいいって言ってるうちに、見ろよ」
ホックが外れたブラは、ヤヨイの大きなおっぱいに引っ掛かっているだけで張り付いている。ブラに手を掛けると、ヤヨイが一つ吐息をついた。
ブラをずらす。するとすぐに、乳輪の縁が俺の目の前に現れた。これは……
「ここまであるんだ」
思わずこぼした言葉に、ヤヨイは急いで手で胸を隠してしまった。
「グ、グロいだろ」
「エロいの間違いですよ。んー、手で隠してたら見えません」
「ま、待て。もういいだろ……」
「よくないです」
その言葉に、ヤヨイはとうとう観念した様子を見せた。ヤヨイがきつく目をつむるのを見て、俺はゆっくりとヤヨイの手をどける。
手のひら以上の大きさがあるだろうか。巨大な乳輪がおっぱいのかなりの部分を覆っている。その中心には、黒く硬くなった大きめの突起が山の頂上のように突き出していた。
「すごい……」
ゆっくりとその乳輪に触れる。
「やっ……」
目をつむり顔を背けていたヤヨイの口から、悲鳴とも憑かない声が漏れた。
「ヤヨイさん」
「そ、そんなにじっくり、見るなよ……」
「とてもエロいです。とてもいいです」
俺は左手で胸を軽くなで続ける。ヤヨイが軽い吐息を二三度はいた。乳首を軽くつまんでみる。先端が一層固く勃起してくる。
「あっ」
軽く触り、またつまむ。おっぱい全体を撫でまわすように。ヤヨイの息遣いがどんどん荒くなっていくのが分かった。
「俺のこと、好きになってくれますか?」
そう聞いた俺を、ヤヨイは目を開け、潤んだ瞳で見つめる。
「もう、とっくの昔に、お前のこと、好きになってんだよ……」
「え?」
「最初、お前んとこに行こうと言い出したのはソフィーアだ。でも、二度目からはあたいが行くって言ったんだよ」
またヤヨイは恥ずかしそうに、視線を外した。
「それで、先輩とここで言い合いになってたんですね」
「ああ、そうだ。ソフィーアは……」
まだ何かを言おうとしたヤヨイの口を、唇でふさいだ。んんっという声が漏れたが、もうヤヨイは抵抗せず、俺の顔を手でつかみ、俺の舌にむさぼる様に吸い付いた。
乳首をつまむたびに、ヤヨイの口から快感の吐息が漏れる。そっと手をスカートの中に忍び込ませる。今日もヤヨイは、Tフロントのパンティーを履いていた。見えはしないが、左右にはみ出した、大きなアソコのビラビラが指に絡みついてくる。それらはオマンコから分泌された愛液でパンティもろともすっかりぐしょぐしょに濡れていた。
「ヤヨイさん……濡れてます、いっぱい」
「そ、そんなこと言うなって、恥ずかしいだろ……ああっ」
パンティの中に指を滑り込ませ、ビラビラの奥に隠されていたクリトリスを探り当てる。
「ああっ、そ、そんなに刺激したら……」
快感に比例するように、ヤヨイの乳首がさらに大きく高くつきだしてきた。それを口に含み、強く吸ってみる。
「よ、よせっ」
ヤヨイの足がガクガクと震える。ヤヨイが俺の顔を、自分の方へと向かせた。
「ヤヨイさん……」
「これ以上したら、ほんとに、お前と、したくなっちまうだろうが……」
「俺は、したいです」
「ほんとに、あたいの、こんな体が欲しいのか?」
「こんなって言わないでください。それに、体だけじゃないです。気持ちも」
アソコの奥からまたドロッとした愛液があふれ、刺激していた俺の指を濡らす。
「Qになってもか?」
「Qになっても、です」
ヤヨイの手が俺の顔から離れ、俺のペニスにそえられる。
「おまえのオチンポ、こんなに硬くしやがって……」
そう言うとヤヨイは、俺のズボンのファスナーを下げ、ペニスを取り出す。そして壁にもたれると、足を広げパンティを横にずらすと、自分のビラビラとしたオマンコを俺の方へと突き出した。
「レントのオチンポ、あたいのマンコに、おくれよ」