※この作品はR-18です。

スライム王に俺は・・・どうしてこうなった?   作:カズゆき

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場面転換が多いのでちょっと小出しになります


底なしの欲望

アイラ達を子供化して、さらに三日が経った

街の中で宿屋を毎日変えていたためか、今のところ特に何も起きてない

 

「だらだらすんのも悪くねぇけど、退屈だぜ・・・」

「仕方ないでしょ?今は『子供』なんだから」

「わりぃな。今金が出せなくて」

「もー。前も言ったでしょ?少しは魔法袋にお金入れておきなさいって」

「カードで全部できるからよー袋には消耗品を入れておきたいんだよ」

「うんーアイちゃんの気持ちもわかるけど、ねー」

「ま、ちゃんと返すってロー」

 

ローズさんが緊急時にと、自分の魔法袋に入れておいた現金のおかげでいまは過ごせている。宿も安めなところをわざと選んで、倍ぐらいの費用を払えば何も聞かずに入れてくれる。そして肝心な俺は・・・

 

「ねぇ?アイちゃんそろそろ私が交代してもいいんだよ?」

「なにが、そろそろ、だ」

「むー・・・」

 

子供化してから俺はずっと被装備している。最初は

 

「パンツになっとけ」

 

と、言われたのでさすがに全力で否定した。それでも、おっぱいがない以上、下半身はゆずれねぇ。という謎の頑固さを覆せず太ももに張り付いている

 

「にしても、たまにずれるからめんどいんだよ・・・やっぱパンツになれ」

「あ、アイちゃんの代わりに、私が穿いたげるよ?」

 

・・・パンツ論争はこのままお蔵入りになってくれ

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「最近、安い宿に出入りしてる子供・・・ねぇ?」

「は。ここ一体で変わったことと言えばそれぐらいしか・・・」

「どっかの金持ちの子供が、家出でもしてるんじゃね?」

 

ギルドの一室を借りて、ガイアとそのパートナー。エステを欲しがった4人が集まっている。

アイラ達が子供化して消息を絶ってから、関係者の所に使いをやるが、誰も二人を見ておらず、まさしく煙のように消えたのだ

 

「えー?それってー?逆に危なくなーい?」

「んなん俺様が知るかよ」

 

・・・ガイアとか言ったこの男。使えませんわね・・・手伝うと言った割には特に動いてない様子ですし・・・。まぁいいです。『いざとなったら』身代わりにでもしましょう

 

「で、その子供の容姿や特徴は?」

「母様?さすがにあのお二人に子供はいないかと・・・」

「手がかりがない以上、全部探すしかありません。今は少しでも情報が必要です」

「姿であれば、遠見の物に紙へ転写させております。こちらに」

「あら?早いわねありがと」

 

それを受け取った婦人が固まる。そしてカタカタ震えだすと静かに笑い出した

 

「ふふ・・・ふっふっふ・・ふふふ・・・」

「か、母様?」

「お、おい?」

 

彼女の思いがけない行動に、周りが引いているが、そんなことはお構いなしだった

 

「(ヒールスライムと噂の存在。それを手に入れた冒険者の美肌ともう一人の体の変化・・・そしてこの『若返り』間違いないわ、あれはヒールスライムを超えたなにかよ!!)」

「今すぐこの二人を確保して頂戴」

「はぁ?ガキ二人どうでもいいだろ?」

「雇い主に逆らうのですか?」

「そうじゃねーけど・・・」

「うまくいけば、お金以外のモノも差し出しましょう」

「へー?例えば?」

「それは私の口からは言えません。『あなたが望む』のですから」

「へっへっへ・・・」

 

ガイアの前に座っている婦人が大きく足を組み替える。年齢的には40代だろうが、美人でスタイルも悪くない。その裸でも想像したのだろう。その足を視線でおったガイアが舌なめずりする

 

「わかったぜ。その『以外のもの』期待してるぜ?」

 

そう言ってガイアは女を連れて出ていく。

 

「・・・奥様、お戯れを・・」

「大丈夫よ。あいつのとの契約は、『アイラのスライムを手に入れる事』この子供はアイラじゃないし、私は何を出すか言ってないもの」

 

単なる屁理屈ではあるが、こういった言葉のやり取りが、命のやり取りにもつながることを彼女は知っている

言った言わないで簡単に覆る貴族の社会。そこで生きてきた彼女にとって、このぐらいの交渉は息をするのも同じだった

 

「さて、あいつは『失敗』するから、私たちは後から行きましょう」

「母様・・・」

 

母親の見たことのない目つきに、娘はなんとも言えない不安を感じていた




後半部分より、前半部分書いてるほうが楽だったという事実
・・・いや、パンツ論争じゃないでしょ?むしろブラ論争の方が(以下略
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