・・・かろうじて
※スキル説明の合わせのため、融合の文字を変えました
「スライムとヤれる日が来るなんて、今日はマジでついてるな!。あいつら食欲ばっかで、どうやっても溶かしに来るからな・・・どんなプレイになるんだろ?ぐえへへ」
拝啓、お父様、お母様
私、なぜかスライムになり、なんとか頑張っていこうと思いましたが
食べられる(意味深)運命にあるようです
つかなんだよ!こいつ!?行動だけ見たらガチで変態オヤジじゃねーか!
いや、まぁ、見た目もある意味変態なんだけど・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
湖でこいつに拾われてから、色々試された
水浴びをした後(ついがっつり見てた)水だけ拭き取れるか?
その辺の物を溶かしたり、捕食できるか?他に何ができるか?
何かスキル確認みたいで、ちょっとワクワクしながら一緒に試していた
1、捕食はほぼ可能。溶かす事と別のようで調整が必要
2、タオルのように水のふき取りなどが出来た
1は硬さによってなのか、周りの岩の捕食はできなかったが、溶かす事は出来た
また女戦士が途中で倒した魔物の捕食は苦も無くできた。精神的には苦痛だったが
・・・特にスキルとかは得られなかったぜ?誰に言ってるんだか・・・
2は俺にも予想外のことがあった。髪の毛とか拭き取るときに、「食べる」感覚で拭き取ろうとすると髪毎ちょっととかしてしまったが、自分の中に「取り込む」ようになぞるとできた。その結果、自分の中に「収納スペース」があることが分かった。
・・・全身なぞるように拭き取っていて、ちょっとしたご褒美だった・・・
そして、現在、洞窟を無事二人で出てきた。途中の魔物の死骸は捕食しても意味がないと思い全部収納している。・・・クモが3体、ムカデが1体。蝙蝠が2体・・・感覚はないがなんかぞわぞわする
「にしても、お前に拭き取ってもらった髪、なんかいつもより手触りいいんだけど、スキルかかなにかか?」
俺を右肩に乗せながら女戦士は聞いてくる。人型だと何度が滑ってしまったので、鏡餅のような形になって、頭を振ることでイエス、ノーだけなんとか返事をしている。
もちろん自分のスキルなんてわからないから、横に振ってノーと答える
「そか。もしかしたら『ヒールスライム』かもな」
へースライムにも種類があるのか・・・まー環境生物的なこともあるみたいだし、そういう変異種もあるのかな?
「もし、それなら・・・噂に聞いたあの効果も期待できるな・・・ぐへへ・・」
・・・俺、逃げていいすか?
森の中をしばらく歩くと、開けた場所に出た。そこには二階建ての建物があり、一階の入り口には兵士のような男がいた。男がこっちに気が付くと近づいて来た
「あ!アイラさんおかえりなさい!」
「おう!」
そういや、こいつの名前聞いてなかった。アイラに挨拶をした男兵士はちょっとにやけた顔で挨拶してる
・・・格好と言い、スタイルと言い言葉遣いさえ気にしなければ、目の保養にはなるからな。
「ところでアイラさん、その肩のは・・・スライムですか?」
「ああ。この拠点で見張ってるダンジョンで手に入れたぜ」
「・・・アイラさん、テイムスキルありましたっけ?」
「あーまーなんだ、細かいことは気にするな!」
「いやいや。ちゃんとテイムしないと、いつ野生にかえるかわかりませんよ!?」
「大丈夫だ!こいつはオレのペットだ!な?」
いつからペットやねん・・・と思いながら、鏡餅の形を維持しつつ首を縦に振る。
「え?このスライム、言葉を理解してるんですか?」
「珍しいだろー?いやーほんと運がよかったわー」
「僕も初めてみましたよ・・・」
・・・ま、元人間だしな
「はぁ。まぁ、Sランクに名を連ねるアイラさんなら問題ないと思いますが、ちゃんとギルドで登録してくださいよ?」
「おう!まかせとけ!」
どん!と胸を叩くアイラ。鎧が一部分しか隠していないため、巨乳がぶるるんっと震える。
男がついおっぱいを凝視していると、アイラが声をかける
「で?お前・・えーとまぁいい。オレが借りてた部屋はまだ空いてっか?」
「僕の名前はカタタです。大丈夫です、あれから人は増えてないので空いてます」
「わりーな。オレには人間の男は全部同じに見えるんだよ。ま、さんきゅーな今日はここで寝るわー」
「あ、アイラさん・・・」
手をヒラヒラをしつつ、カタタと名乗った兵士をあしらって建物の中へ入っていく
中へ入ると、ホテルのフロントのような受付窓口っぽいのがある。左の方は酒場兼食堂なのか多数のテーブルと椅子が見えて、何人か客がいるようだ。右は少し奥に二階への階段がある
「あ、アイラさんおかえりなさい」
ボブカットのような髪型の受付嬢が挨拶をしてくる。
「おう!。飯食いてーんだが・・・こいついるとまずいよな?」
「え!スライムですか!?アイラさんのですか?」
「ああ。ちょっと珍しくてな。言うことはちゃんと聞くんだが・・・」
「・・・すいません。テイマーやサモナーの方へもお願いしているのですが、人間以外の食堂の利用はご遠慮いただいております」
「だよな・・・」
てっきりこいつの事だから、さっきの男兵士の時みたいにごり押しするかと思ったが、以外に周りへの配慮はできるみたいだ
「しゃーねー。部屋で食べるのはいいよな?」
「はい。そこは問題ありません」
「じゃあちょっと貰ってくるから、こいつ預かっといてくれ」
「はい・・・いやいやちょっと!?」
「あん?」
「あん?じゃないですよ!?預かれませんって!」
「大丈夫だいじょーぶ。な?お前?」
結局無茶言うのかよ・・・と思いつつ、頭を縦に振る
「ほら?こいつも大丈夫ってな?」
「え?スライムが?コミュニケーション取れるんですか?」
「そうだぜ?」
どや顔で答えつつ、肩から俺を受付のカウンターに置いた
「ああ、そうだお前、人型になっとけ。そのままだと勘違いされる」
「え?え?なんですか?それ?」
配慮できる女なのか、ごり押しなのかわからんが、言われるままに変形する。洞窟で確認するときも何度か行っていたが、最初に比べるとすんなり変形できるようになってきた
「あらー?スライムなのに、ちょっとかわいい!」
受付嬢さんが意外な反応を見せる。嬉しくて片手をあげて「よっ」っと挨拶する。お辞儀するとそのままこけるからな
「な?スライムじゃなくて、オレの持ち物ってことで預かっといてくれ」
「もう・・・今回だけですよ?」
「わりぃな。ありがとよ」
そう言ってアイラは食堂の方へ消えていった。肝心の俺は下手に動くと危ないのでカウンターに座ろうとするとひょいっと持ち上げられた
「へー、スライムってこんな感触なんだー。ふにふにっていうかぷにぷにっていうか」
子供を抱き上げるように、受付嬢さんに持ち上げられた
「アイラさん戻るまで、少しかかりますから、ちゃんとおとなしく待っててくださいね?」
そう言われ、頭を縦にふってイエスの意思表示をする
「うわ・・・なにこれ・・・本当に可愛い・・・」
そういって受付嬢さんに抱きしめられる。アイラと違ってさほど大きさはないお胸の感触に・・・
触覚がないことに改めて絶望した。いや、体がおっぱいに当たって形が変わってるのはわかるんだよ?
でも、あの胸の感触が・・・感触が・・・。アイラの体についた水を嘗め回し・・・拭き取っている時はそっちに意識が行って、あの巨乳にはいずり回っていても気が付かなかった・・・。
自分の変化に失望して、しょぼーんを脱力すると、受付嬢さんは別にとらえたのか
「本当にいい子だこの子・・・うちで飼ったらダメかな?」
子犬を拾った子供のような感想を述べていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食堂で貰った食事と酒を部屋で食べたアイラは、俺に向かって・・・
「さぁ?お楽しみの時間だぜぇ・・・」
・・・肉食系ってこういう人のことを言うんだなーっと他人事のように捉えていた
が
「まず、お前の種族を確定させよう。ヒールスライムってなら、それはそれでラッキーだしな。まず人型になれ」
ステータス確認!とかできればいいなけどな。言われたままに変形する。片方の手をアイラが取って続けて言う
「この手だけ、分裂とか切り離しできるか?」
うーん・・・多分、核である俺が無事なら何とかなると思うが・・・ちょっと試してみたくなって、アイラに向かって右手を突き出し、ロケットパーンチ!と念じてみると。ぽんっ!っと心地いい音が聞こえてアイラに向かって飛んでいきぶつかった。そして無くなった?右手は俺の体からまた生えてきた
「いいねぇいいねぇー。じゃあ次だ」
そういってアイラは小さなナイフを取り出して、指を軽く刺した。血がぷくーっと膨らんで出てきた
「俺の手に張り付いて、『傷を捕食』してみろ」
ほう?ちょっとした発想の転換か、もしくは外科手術かそんな感じかな。言われるままに指先に取りついた
傷から血を吸いだすような感じで傷を捕食する。アイラが痛むのかちょっと顔をゆがめた
「バカ。ちょっと食いすぎだ。まぁ、オレの予想通りなら問題ないがな」
確かに、さっきの血の出ていた指が少しえぐれているような赤いアザになっていた。うーんこれは難しいな、しかし悪いことをしてしまったと思ったが
「じゃあ、最後だ。さっき分裂したお前のこの体。傷に当てるから合わせてみろ」
合わす??うーんうーん・・・溶かすとも、捕食とも違う・・・多分、溶かしたらまずいから・・・
色々イメージしていく。まず、傷口をばんそうこうのように被って固定する。その部分だけ再度切り離して・・・うーん・・・溶かすんじゃなくて、自分が溶けたらどうだ?相手を取り込むんじゃなくて、相手に取り込まれるように。そうやって傷口を覆い隠していると・・・
「・・・ふふふ・・・ははは・・・やっぱお前サイコーだよ!」
いきなりアイラが大声を上げる。どうやらなんとかうまくいったようだ。こっちに手を見せるように近づけた。確かにさっき俺がつけた赤いアザはなくなっていた
「お前の種族はレア中のレア。『ヒールスライム』噂によると、無くなった手足でさえ再生させる能力をもったトンデモスライムだ!」
ここで、俺のチート能力が判明。いや、こう判明しているならそこまでチートじゃないのか?でも、人を助けられる能力ならそれは便利だ。しかし、肝心のアイラの思惑は違った
「これでオレの思惑通りに・・・ぐふふ・・じゃあお前!!」
あ、やっぱ逃げていいっすか?と思って少し後ずさるとこいつの提案はまたもやぶっ飛んでいた
「オレのマン毛と腋毛、体の毛を捕食して、肌を再生させて、つるっつるのパイパンマンコにしがれ!」
・・・俺をびしっと指さして、片方の手は腰に当てて決めポーズで変態提案をする美人だった
アイラのど変態ぷりを、アクセル全開のまま突っ走りたいと思っております