剃毛(特殊)があります。言葉で引いた方は読まないことをお勧めします
がしっとアイラに捕まれて顔に持ってこられた。
べろぉぉーんと顔? を舐められる。触覚無いはずなのに背筋が凍るような思いだった。
「いきなりマンコは失敗したらこえぇから、まずは腋からたのまー」
はたから見たら、青い人形を小脇に抱えてるようにも見えるが、やろうとしている事は俺には理解不能だった
「ん? どうした? 遠慮なく食っていんだぞ?」
遠慮もくそもあるかい! どんな美人でも『毛を食いたい』なんて思うか!!
「なんだ? お前らはてっきり何でも食べると思ったが……テメェだけ特殊なんだなー」
逃げようとジタバタしていると、拒否の意思は伝わったようだ。
しかし アイラからは にげられなかった
「じゃ、根元ギリギリまで溶かしてくれ。そしたらまた指示すっから」
どうあがいても何故か逃げられないので、諦めて溶かしていく。時々アイラが「っつ!」と反応する事から引っ張っている事もあるようだ。
そうして剃ったようにほぼ毛が無くなると次の日の指示が来た
「よーしよーしいい子だ。じゃあお前さん、手を揃えて腋に当てて、右手で皮膚を溶かしつつ、左手で治してくれ。やりにくかったら手は逆でもいい」
俺を解放して指示を出すが、それだとかなり負担がかかるのでは? とさすがに心配になったが
「腋毛あったら、腋コキするとき毛がチンポに絡まって痛ぇんだー。だから頼むよー」
……何? このブレない変態淑女? 俺の心配お構いなしかよ。半分やけになって言われた通りにしていく。さすがに苦痛だったのか、手首にタオルを巻いて声を出ないように口を塞いでいるが「んん! ーん……!」と時々聞こえる。でも少したつと「んふぅ……ぅん……」となんか声が変わってきた。そして、施術が終わると口を離して大きく息をした。
「ぶっはー! 最初は熱かったけど、途中からなんか気持ちよくなって来たぜ。こいつぁ他も楽しみだ!」
……どんな世界にも超越者っているんですね……。もう片方の腋も同じようにすると、ただ剃るより肌がつるつるになっているように見える。
「ふっふっふ……以前、スライムに頭から食われかけて半分ハゲた冒険者がいてな? どんな回復魔法持ってしても、毛は生えてこなかったそうだ。そこでオレは仮説を立てた! 『スライムに食わせりゃ永久脱毛できるんじゃねぇか』ってな!」
何? その論理と欲望のシンクロアクロバット。しかも結果ばっちりじゃねーか!
多分、皮膚ごと毛根を溶かして上から皮膚だけ再生したからだと思うが……下手すれば一生モノの傷が残るのにこの女は……
「いやー前に適当にスライム捕まえて、腋をやってもらおうと思ったんだが、そいつら食うばっかでうまくいかねーんだ」
なんで挑戦してるんですか? この人は……
「じゃあ……一番の所、やってもらおうかなぁ?」
またもや肉食獣の舌なめずりが見えた。流石に体をスライム体に戻し逃げようとするが……
「おいおい。そんなにびくつくこたぁねーじゃねーか。流石にへこむわー」
普通引くからな? どこの世界に自分の毛喰えって言う女がいると思う?
……まーでも、ここまで来たらというか、毒をくわらば皿までというか……ぶっちゃけ
『あの剛毛がどこまでつるっつるになるか試してみたい』とも思った
「さぁ! こい!」
下腹をすぱーんと叩き、ばっちこい! と言わんばかりに仁王立ちになるアイラ。
いや、届かねえぇって。しょうがないから足をよじ登る。
「くく……ちょ、くすぐたいって。ちょちょ」
そんな声は無視して、太ももまで登ったがどうしようか止まってしまう
「ふっふ。じゃーねぇなー。ちょっと待ってろ」
そう言いながら片手で俺が落ちないよう支えつつ、イスに移動して座った。
……もちろん? 両足は全開でおっぴろげ。お前はもちっと考えろし
「ほーれほーれ。いいんだぞー? こっちに張り付いていいんだぞー?」
まさしく、暗黒微笑と言わんばかりの悪い笑顔で俺をぐいぐい股へ持っていく。
俺も覚悟を決めて勢いよく張り付く。……美人の股間に張り付くなんて、普通嬉しさ100パーセントのはずなんだがな……なんだろう? この敗北感
「ぉぅ……。お前もヤル気じゃねーか? じゃあ、マンコのビラ周りからケツ毛までしっかり頼むぜ!」
オレハ カンガエルノヲ ヤメタ
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正直予想外どころか、はるか上の出来だった。多少こすったような跡だったり、回復系の魔法や薬が必要になるかもと予想していた。例の剥げた冒険者。治療が完了するまで、しばらく顔がただれてて二目と見られないほどだったとも聞いた。
回復したことから、万が一失敗してもなんとかなると勝算はあったから試したが……
普通にエステサロンに行くより、出来が上でマジでびびった。見た目がいい防具ってのは面積が少ないせいで、毛の処理にはどうしても困る。
どんなに高級なエステに行っても半月が限界でそっからはどうしても伸び放題。体質もあるだろうが、一回冒険に行くと、猿みたいにぼーぼーになる女冒険者もいて、サロンは人気だがどうしても女冒険者の寿命は短い。
確かに「溶かされる」から最初はちょっときつかったが、慣れれば痛気持ちイイってやつで、最後の全身脱毛はもう……思い出しただけでイケそうだぜ。
一通り顔もやってもらうと、なんかアイツがぐったりして反応しなくなった。死んだかな? と思ったが、赤い核がゆらゆら動いていたから大丈夫と判断し、エサになりそうな肉と酒を置いて風呂に向かう。
できれば、こいつから受けた感触は洗い流したくないが、この全身玉の肌と化したオレの体を風呂で見てみたいからな。
……大丈夫だよな? ちょっと早めに風呂あがって様子見に来るか……
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はっ! ここはどこ!? 俺はスライム!?
……なんか、俺好みの巨乳美女の全身にまとわりついて、全身嘗め回した素敵な夢を見てた気がする。
周りを見てみると、部屋なのは分かった。色々記憶を探っていくと……ちょっと思い出したくないような、美味しいような感じがしてヤメタ。
どうやらテーブルの上にいるようで、すぐ近くに皿の上に調理された肉と、コップに入った水? があったがアイラは見えなかった。腹が減った感覚はないが、「何かが減った」ような感じがしたので、ちょうどいいと思ってその肉と水を捕食した。捕食もずいぶん慣れてきたのか、皿やコップは一切溶かさず全部捕食できた
特に、寝ようとも感じることがなく、何をしようと考えていると扉が開いた
「お? よかったー起きたかー」
髪をがしがしと拭きながら……なんで全裸で入ってくるんですか? あなたは?
「ちょうどいい。また水拭いて……いや、舐めてくれよー?」
にやにやといやらしい笑顔でこっちに近づいてくる。なんで言い直したし!
「お前に『手入れ』してもらった肌、もうつるっつるで最高だぜ! 。毛が無い分洗いやすいしな! でも、拭くのがめんどくてな、困ってたんだ。湖の時みたいに、『全身拭きとってくれよ?』」
……はい美味しく頂きました。いや、味覚ないけど、なんか美味しかったんだって。
「ふー今度から風呂いらずかもな。お前に拭いてもらえればかなり綺麗になるし」
……俺はアカナメじゃないです
「そういやお前……うーん……」
急にアイラが黙った。なんか真剣な顔してるから、やっぱりさっきの脱毛が痛かったのかと心配する
「名前……ないよな?」
……ないわけじゃないけど、伝える方法がない。こっちの世界の字はわからないし
「よーし! じゃあオレがつけよう! これから一生を共にするからな!」
え? 何かトンデモ発言してません? この人
「うーん……スライム……うーん……」
あーこれ、スラとかそんな感じのネーミングパターンだな……と思っていると
「いや、待てよ? こいつの手入れの能力は、サロン以上なら……」
あ、あかんこれさらに斜め45度パータンだ
「よっしゃ! 閃いた! お前は今日からヒールスライム改めて『エステスライム』のエステだ!」
種族から変えるなよ! と、触手のように手を伸ばし関西風ツッコミさながら手を振る
「これからよろしくな! エステ!」
俺を抱きかかえ、ものすごく眩しい笑顔で俺に挨拶してくるアイラ。本当に美人だから困る
ちなみに、私に「毛を食う」なんて性癖はありません
ただ、もしスライムになれたら、女性の全身にまとわりついて(自主規制