※この作品はR-18です。

Connect with you 〜アルマス×ラグナロク〜   作:荒ぶる異族

1 / 2
インテグラルノア ストーリーのアルマス×ラグナロクSSです。
時系列は序盤における天上世界でユグドラシルに向かう旅をの時を想定しています。

こちらではR18シーンがありますので、性的描写が苦手な方は全年齢版の方をご覧下さい。
※内容は同じです。




Connect with you (R18)

 

崩壊が迫る世界の中、彼女を見つめる。

 

ラグナロクは決して挫けない。

 

絶望を前にしてもその歩みが止まることはない。

 

ラグナロクは軍旗を掲げる。

 

勇気を、知恵を、信仰を、正義を、愛を、規律を、希望を集わせて。

 

ラグナロクは、……。

 

「本当に、絶バカ……」

 

いつ裏切るかも分からない私のことを、信じてくれて。

 

頑固で、正義感が強くて、普段はクールを装っている癖に他人のことになるとすぐに熱くなってしまうお人好しで。

 

よく分からない言い回しをするのが玉にキズだけど。

 

決して退かない、倒れない不屈の剣。それが私(アルマス )。

 

だから、どうしようもなくラグナロクに憧れてしまう。

 

前線で軍旗を掲げ続けるその姿は、私にとって理想そのものだったから。

 

気がつけば彼女のことを考えてしまうのも、目で追ってしまうのも。

 

それ以外の理由なんて、ない。

 

そう自分に言い聞かせて、胸の奥に生じた気持ちにソッと蓋をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルマスの様子が変だ、と心配されるまでに時間はかからなかかった。

 

「アルマス、どうした?何か気掛かりがあるならこのブリューナクが話を聞こう」

 

「え、いや……、私は別に悩んでなんか」

 

「悩みがあるのだな」

 

「……今のは誘導尋問じゃない?」

 

「なるほど。すぐにボロが出るほど思い悩んでいるのだな」

 

「察しが良すぎて怖い!?」

 

ブリューナクに隠し事はできそうにない、と諦めて悩みを話すことにした。

 

「最近なんだか胸がモヤついて不快……、っていうわけじゃないんだけど絶落ち着かないというか、それがなんだかイヤでもなくて、むしろ……。いや、いやいやいや!やっぱり絶不愉快よ!」

 

「もっと端的に言って」

 

いつの間にかラグナロクが私の顔を覗き込んでいた。

 

何故だが急に顔が熱くなってくる。

 

「わ、分かってるわよ!今の説明は流石にダメよね。考えをまとめて、また今度話すからそれまで待ってて」

 

シッシッとラグナロクを遠ざけようとするけど、本人は全く納得してくれない。

 

「アルマス、深刻な悩みなら今聞くわ。後顧の憂いは断っておくべきよ」

 

「こうこのうれい……?」

 

後々になって出る心配事のことだ、と直ぐ様ブリューナクのフォローが入る。

 

「……はぁ、いろんなことが有りすぎて疲れてるだけ。だから気にしないで」

 

「……アルマス」

 

はぐらかした答えに、ラグナロクは不服そうだった。

 

ブリューナクに至っては「理解した、ブリューナクの出番はなさそうだ」と言って去っていった。良く分からないけど怖い。

 

「……アルマス、正直に答えて。もう一人のアナタが出そうなの?」

 

「……」

 

あたりまえの事実確認に胸がズキリと痛む。

 

「そうだって言ったら、私が元の私(インテグラルキラーズ)になったらどうするの……?」

 

「決まってるわ。闘って、今ここにいるアナタを取り戻す」

 

逡巡すらせずにラグナロクは言い切った。

 

「後顧の憂いは断つべきじゃなかったの?」

 

「誰かを見捨てる選択をするなら、彼女達(インテグラルキラーズ)と同じよ。それに仲間を見捨てるつもりなんて毛頭ないわ」

 

ラグナロクが誰かを切り捨てたりしないなんて、分かりきっていたことなのに。

 

それでも彼女の答えを聞いて、少し目頭が熱くなった。

 

「ん……、ありがと」

 

「何か言った?」

 

「別に」

 

ラグナロクに聞こえないように小声で呟いた言葉は、やはり彼女には届かない。

 

これでいい。

 

「アルマス、私と運命を共にすると約束して」

 

「うん。………ん?」

 

ラグナロクの言っている意味が分からなかった。

 

「今だって一緒にユグドラシルを目指して旅をしてるでしょ?」

 

「そうね。でもアルマスにはもっと近くに…、私の隣に居てほしいの」

 

「え!?べ、別に良いけどっ…」

 

……ラグナロクが変なことを言うから少しだけ声が裏返ってしまった。

 

「ぁ、あの…、ラグナロク、なんで?」

 

「今のアナタがいるのは私のバイブスがアナタに移っているからよね。逆に言えばアルマスの中にあるバイブスが弱ると……」

 

「元の私(インテグラルキラーズ)が出てくるかもしれないってこと…?」

 

「えぇ。元のバイブス所持者である私との距離がバイブスの強弱に関わるなら、傍に居るべきよ」

 

「……あっそ」

 

「アルマス、なんでむくれてるの?」

 

「むくれてなんてない!……ふぅ」

 

ラグナロクに振り回されている自分に、目を閉じて心の中で落ち着けと念じる。

 

そして目を開けると、ラグナロクが私の顔を間近で覗き込んでいた。

 

「!?」

 

「顔が赤くなってる。やっぱり本調子じゃないんじゃ…」

 

少し身じろぎしただけで唇が触れ合いそうな距離に、心臓がバクバクと暴れだす。

 

「ら、ラグナロク…、近い!近すぎるから!一旦離れて……」

 

「ダメ。アルマス、体調が優れないなら正直に言って」

 

「〜〜〜〜っ!アナタのせいでしょ、この絶バカ!!」

 

緊張に堪えられなかった私は、ラグナロクから距離をとって先頭を歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

ーーーーーー

 

ーーー

 

 

 

「……アルマス」

 

私は何か怒らせるようなことを言ってしまったのだろうか。

 

「ラグナロク、ブリューナクはもう一度アルマスの言動を振り返ることを推奨する」

 

「アルマスの……?」

 

ーーーアナタのせいでしょ、この絶バカ!!

 

「アルマスの体調が優れないのは私のせい…、考えられるのは……」

 

彼女の中にある私のバイブス?

 

アルマスは、私の体力が回復してないからバイブスが復調しないのだと伝えたいのだろうか?

 

……根拠はないけど違う気がする。

 

「少し休みをとる必要があるかしら…」

 

天上世界崩壊までの猶予は決して長くない。

 

けれど、それ以上にアルマスのことが気掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

ーーーーーー

 

ーーー

 

 

 

夕刻に小さな村へ辿り着いた。

 

村人はただの一人もいない。

 

「インテグラルキラーズの行動による影響とブリューナクは推測する」

 

「ユグドラシルに近づく程、彼女達の影響は強まるはずよ。この先の街や村は彼女達の管理下にあるか、全員去った後だと思った方がいいわね」

 

「私の美貌を見せてあげることができないなんて…、残念だわ」

 

「……こんな時でもブレないわね」

 

ラグナロクとブリューナクが冷静に現状を分析する中、フラガラッハの的外れな発言にアルマスは溜息をついま。

 

「今日はもう暗くなるし、取り敢えず宿を探しましょ。アルマスもそれでいい?」

 

「ラグナロク、私に伺いをたてなくてもいいから……」

 

「……わかったわ」

 

なんとなくラグナロクとの間に微妙な空気が流れる。

 

見つけた宿は、2人部屋が幾つかある程度の小さなものだった。

 

「私はアルマスと寝るわ」

 

「ぶっ!」

 

ラグナロクの爆弾発言に思わず吹き出してしまう。

 

「面白いところなんて無かったと思うけど……。相変わらずアルマスの感性は分からないわね」

 

「そっちが変なこと言うからでしょ!?」

 

ラグナロクはキョトンとした表情で私を見つめてきた。

 

自分が自意識過剰だったのだと、後から気付かされる。

 

「今のラグナロクの発言はアルマスからすると……、」

 

「ああああ!うるさい!さっさと休むわよ!」

 

(無駄に)鋭いブリューナクの言葉を遮り、部屋の中に逃げ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……疲れた」

 

ボフっとベッドに身体を預け、一人ごちる。

 

「フラガラッハはあんなだし、ブリューナクは察しが良すぎるし、ラグナロクは……」

 

ーーー私と運命を共にして。

 

間近で見た彼女の顔を思い返す。

 

長いまつ毛。

 

端正な顔立ち。

 

柔らかそうな桜色の唇。

 

ラグナロクのことを考えると、どんどん身体が火照っていく。

 

そんな自分を誤魔化すように彼女への悪態をついていった。

 

「厨ニ、バカ、鈍感!そもそも軍服が胸も太腿も際どすぎるし!それに……!」

 

「それに?」

 

喉が渇き、冷や汗がブワッと出てくる。

 

低めの声に振り向くと、ラグナロクが既に室内にいた。

 

貼り付けられた笑顔がすごく怖い。

 

「……えと、体調が良くないからもう寝るわ。おやすみ!」

 

取り敢えず、頭から毛布を被って現実逃避することにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ス、ねぇ」

 

まどろみの中で心地良い声が耳に入り、目が覚めていく。

 

「アルマス、起きてる?」

 

「今、起きたとこ…」

 

眠たい目を擦りながら毛布から顔を出すと、私に添い寝をしているラグナロクと目があってドキリとする。

 

「……なんで私と同じベッドにいるのよ」

 

「話がしたかったから」

 

夜10時。ちょっとのつもりが、少し長く眠ってしまったみたいだ。

 

「アルマス、悩んでいることがあるでしょ。それを私に話して」

 

「……何のこと?」

 

「誤魔化しても無駄よ。バイブスからアナタの想いが伝わってくるの。私に知ってほしいとアナタが願っている。そうでしょ」

 

「……はぁ、全部お見通しだったってわけね」

 

バイブスを介して、ラグナロクが私を心配しているのが伝わる。

 

「アルマス、端的に言ってね」

 

「無理よ。自分でもこんなに悩んでいる理由が分からないんだもの。ねぇ、ラグナロク……。アナタにとっての私って何?」

 

今のバイブス保持者だとか、裏切り者だとか、そんなことを彼女が考えてないのは分かってる。

 

「大切な仲間よ」

 

……ほら、やっぱり。

 

「……彼女達(エンシェントキラーズ)と私だったらどっちが大切?」

 

「……アルマス?」

 

「……ごめん、どうかしてた」

 

顔を見られたくなくて、ラグナロクに背を向けるように寝返りをうった。

 

ラグナロクと親しくしている彼女達が羨ましい。

 

どっちが大切かなんて、そんな分かりきったことを聞いても傷つくだけだ。

 

(あぁ、私はラグナロクに嫌われたくないんだ……。)

 

「どっちが大切、なんて比べれるものでもないけど、私にとっての彼女達(エンシェントキラーズ)が家族であることは確かよ」

 

私はラグナロクの仲間だ。

 

それ以上でも以下でもないから、特別になりたいなんて望めないし、望んじゃいけない。

 

私は彼女達(エンシェントキラーズ)ほどラグナロクと踏み込んだ関係になれない。分かってる。

 

「アルマス、アナタのしたいことを教えて」

 

「私のしたいこと……」

 

だからこそ、私とラグナロクの間にできたバイブス以外のこの繋がり(仲間という関係)を大切にしていきたい。

 

そう考えると、自分の願いが見えてきた。

 

「ラグナロク、ありがと。自分のやるべきことが分かったわ」

 

「……アルマス」

 

「誰も犠牲にしないで済む優しい世界で、アナタに笑ってほしい」

 

世界は決して易しくないことも、それが吹けば飛んでしまうような儚い望みだということも分かってる。でも。

 

「ラグナロクなら絶対にやり遂げるって、そう信じてる」

 

そのためにインテグラルキラーズ(アルマスという敵)を、これ以上ラグナロクに近づけちゃいけない。

 

私の中で息づいている彼女のバイブスを還そう。

 

私が死んでいなくなり、彼女のバイブスを元に戻すこと。

 

きっとそれは、仲間という繋がりを最後まで守りきれる唯一の選択だから。

 

「ダメ。宿命から逃げないで」

 

「ら、ラグナロク……?」

 

ラグナロクに背中から抱き締められた。

 

耳にかかる彼女の吐息の熱さに、押し付けられた身体の柔らかさに、心臓が激しく脈打つ。

 

「アルマス、自分を犠牲になんて考えないで」

 

「……それも、バイブスを通して分かるものなの?」

 

「そんなものなくてもアナタを見たら分かる。見くびらないで」

 

お互いの身体の隙間がなくなるくらいに、ラグナロクに強く抱き寄せられた。

 

「誰も犠牲にしないで済む世界を作るために、自分を犠牲にするなんて間違ってる」

 

「でも!バイブスが在るべき場所へ……、アナタの中に還ればきっと、私は元の私(インテグラルキラーズ)に、戻ってしまう」

 

「アルマス、私の気持ちは既に伝えたつもりよ」

 

「ぁ……」

 

ーーー私が元の私(インテグラルキラーズ)になったらどうするの……?

 

ーーー決まってるわ。闘って、今ここにいるアナタを取り戻す。

 

ーーー誰かを見捨てれば、彼女達(インテグラルキラーズ)と変わらない。それに仲間を見捨てるつもりなんて毛頭ないわ。

 

私の心配を彼女はとっくに見抜いていたのだ。

 

元の私(インテグラルキラーズ)に戻っても繋がりは消えない。

 

ラグナロクが今の私を取り戻してくれると約束してくれたから。

 

「……お人好しが過ぎるわ」

 

「誰にでもじゃない。アルマス、アナタだからよ。バイブスを預けられるのも、他の何に代えても失いたくないと思えるのも」

 

「……え?」

 

「私達の関係は不思議ね。好敵手でも、家族でもなく、だけど仲間や相棒という括りには到底収まりきらない」

 

ラグナロクは本当にズルい。

 

「端的に言ってよ、絶バカ……」

 

「そうね、敢えて言葉にするなら……。きっと私達は運命という名の見えない赤い糸で結ばれているのね」

 

ラグナロクにとっての私は、とっくに特別だったなんて。

 

その事実に身体が熱く火照りだす。

 

「ぁ…、」

 

振り向くとラグナロクと視線がぶつかった。

 

どこまでも真っ直ぐで、止まることを知らない彼女の瞳を鼻先が触れる距離で見つめる。

 

心臓がうるさい。上手く呼吸ができなくて息が荒くなる。

 

きっと今の私は、耳まで真っ赤になってしまっている。

 

「アルマス、もう大丈夫?」

 

大丈夫なわけない。

 

この温もりをまだ感じたいと思った。

 

「いつかこの身体からバイブスが無くなっても今の私でいれるように、確かなものがほしい。……少しだけ心細いのかもしれない。だから……、んぅ!?」

 

ラグナロクにムリヤリ唇を奪われ、頭が真っ白になる。

 

「ちゅ、……これでいい?」

 

キスをしたのにラグナロクは相変わらずに毅然としてて、唇に感じた柔らかさに私は惚けることしかできなくて。

 

「ぁ、すごすぎてよく分からなかった…」

 

……良く見るとラグナロクの頬も少し赤みがかっている気がする。

 

「じゃあ分かるまで、アルマスの中で確かなものになるまで続けるから」

 

「あ、うん……」

 

突然の事に間の抜けた返事しか返せない。

 

「心配しなくても、気持ちは一緒よ。アルマスが私との繋がりを大事にしてくれたように、私にとってもアルマスが特別なの。だから遠慮しないで。ん…、」

 

両手で優しく頬を抑えられ、ラグナロクの唇が押し付けられる。

 

さっきよりも長く、そして段々と熱烈に。

 

「ちゅ、ちぅ……、アルマス、舌を出して」

 

「し、舌!?えと、それは…」

 

ラグナロクの吐息が鼻先にかかり、彼女の匂いが鼻腔をくすぐる。

 

先程まで触れていた彼女の唇から目が離せない。

 

これからされることを想像して、私は。

 

「ご、ごめん。これ以上されると、頭がおかしくなる……」

 

「……どうしてもダメ?」

 

「ぅ…、ズルいわ。自分だけ余裕で、私はいっぱいいっぱいなのに……」

 

されるがままに、自分一人で気持ちよくなってるみたいで……。

 

「アルマス、私に余裕なんてない……」

 

ラグナロクは私の手首を掴み、服の合間から自分の胸に私の掌をムリヤリ押し付けた。

 

「ら、ラグナロク?」

 

「ん…、アルマス、私をよく感じて……」

 

掌にはツンと勃った乳首が触れ、程良い弾力の乳房に指が沈んでいく。

 

そして…、

 

「ラグナロクの心臓、すごく脈打ってる…」

 

「おかしくなりそうなのは私も同じ。お願い、アルマス……。私を受け入れて」

 

あのラグナロクが私だけを求めてくれている状況に、私は。

 

「……好きにしたら!」

 

「ん!アルマス……、はぁ、ぁ…」

 

彼女の求めに応えて、乳首を指でこねくりまわした。

 

快感を堪えるラグナロクの表情が愛おしい。

 

私のアソコからじゅくりと愛液が漏れていった。

 

「ぁ、ふ……、胸、気に入ったの?はぁ…、あ…」

 

「すごく敏感で、イヤらしい身体ね…!んぅぅ!」

 

乳房に指を沈めて揉む度にラグナロクは身を捩らせた。

 

お返しと言わんばかりに、ラグナロクが私に覆いかぶさり口付をしてくる。

 

「ちゅ、ちゅぴ…、アルマス、舌を出して…」

 

「んっ…」

 

求められるがままに小さく口を開けて舌を伸ばす。

 

舌先で突き合って、少しずつ、次第に大胆に舌を絡ませあった。

 

「じゅ、じゅる!れ、れる、ちゅぷっ!ちゅ…」

 

(自分の舌にラグナロクの舌が擦りつけられて、これ、頭がヘンになる……)

 

「ちゅ、ちゅる!ちゅく…、アルマス、顔が蕩けてる」

 

「ふえ…?」

 

ラグナロクの舌から私の口へツーっと唾液の糸が伝う。

 

とにかく気持ちよくて、何がなんだか分からない。

 

「今夜は寝られないかもね」

 

(そうだった…。確かなものがちゃんと分かるまで、ラグナロクに「気持ちいい」を教えこまれるんだ……)

 

「ラグナロクになら、別にいい…」

 

ぼうっとした頭で返事をする。

 

ラグナロクはごくりと唾を呑んで、

 

「んぅっ!?ちゅ、じゅ!じゅる!ぷはっ、ら、らぐなろ…、ンッ!じゅ、ぢゅぷ!」

 

私にのしかかりながら、私の口の中へ舌を差し込んだ。

 

歯茎を、頬の裏側を、舌の付け根を、口の中を余さず舐められ、そこで出るイヤらしい水音が直接響いてくる。

 

受け止めきれない気持ち良さに拒もうとしても、私の上から押し付けられる彼女の柔らかな肢体がそれを許さない。

 

「ぢゅ、じゅくっ!ら、らぐなろく、だめ!気持ちよすぎるから…!」

 

「アルマス、受け入れて…ちゅ、じゅ!じゅぴ…」

 

互いの胸が押し潰され、私のアソコにラグナロクの太腿が押し付けられてる。

 

そんな状態で、ラグナロクは身体を揺らしながら深い口付を求めてくる。

 

(おっぱいがぐにぐに潰されて、アソコを太腿で擦り付けられて、口の中を舌でぐちゃぐちゃに犯されて……)

 

身体中をラグナロクにイジめられて。

 

「んぅっ!じゅ、じゅぴ!お、おねが…!も、ダメになる……!ダメになるからぁ!」

 

「本当にイヤ…?」

 

耳にラグナロクの熱く蕩けた吐息がかかる。

 

そんな風に言われたら…。

 

「イヤじゃ、ないけど……、」

 

「けど?」

 

「私ばっかり…、もっとラグナロクも…」

 

気持ちよくしてあげたい。私で感じてほしい。

 

ラグナロクのショーツにソッと指を這わせると、くちゅりと水音が鳴った。

 

「……え?」

 

「アルマスの感じている声が…、乱れている姿が、私をこんなに感じさせてるの。お願い、アルマス。もっと声を聞かせて…」

 

……私で興奮してくれてたんだ。

 

ラグナロクの告白にお腹の奥がキュンと疼く。

 

「うん…。ラグナロク、もっと私のこと、めちゃくちゃにして……」

 

 

ーーーーーーーーー

 

ーーーーーー

 

ーーー

 

 

「やぁ、あっ!らぐなろく、そこ、ンっ!敏感だからぁ…!」

 

ラグナロクに秘部を指でなじられる。

 

お互いの服をはだけさせ、片足首にショーツを引っ掛けて靴下だけ履いた状態でラグナロクに攻められていた。

 

「じゅっ、ちゅぅ、…アルマスのここはまだ満足してないみたいだけど?」

 

「ひぁっ!?」

 

指でクニクニとクリトリスをイジられる。

 

(あ、ダメ…!ラグナロクに求められる度に、身体が敏感になっちゃう…)

 

「あっ!ゆび、それきもちい…、らぐなろくぅ…♡」

 

自分の口から漏れる言葉に、どんどん甘さが混じっていく。

 

「アルマス、すごくエッチな顔をしてる」

 

「ンっ!だって、らぐなろくが…、あん!そこ、イジるからぁ!」

 

乱れていく私の姿に、ラグナロクの息が少しずつ荒くなる。

 

それに合わせて、段々とラグナロクの攻めが激しくなってきた。

 

なのに、一度も達してはいない。

 

イきそうになった途端、ラグナロクはゆるゆるとした愛撫しかしてくれなくなるのだ。

 

「んぅっ…、イジワル…」

 

「ふふっ、何のこと?」

 

……本当は元々イジワルな性格なのかもしれない。

 

「お願いだから、イかせてよ…、んっ!や、あ!あ!」

 

「アルマスのここはもっとイジめてほしいって言ってるみたいだけど」

 

「あ!ああああ!!」

 

ラグナロクは私の膣内に指を入れ、ぐちゅぐちゅと音をたてて掻き回した。

 

自分の身体からするイヤらしい音に、背中に走る抗い難い快感に、私は身体をビクビクと跳ねさせる。

 

「おと、あっ!、そんなに、たてないでっ、ん!んぅ!」

 

「音をたてないように優しくしてあげてもいいけど…、イけなくてもいいの?」

 

「ふえ?」

 

ラグナロクの指の動きが膣壁を優しくなぞる、私を焦らすものに変わった。

 

「ぁ…、ぁ…、っ…」

 

それがあまりにももどかしくて、イきたくなる欲求は高まるばかり。

 

遂には自分の胸に手を添えて慰めようとするけど、ラグナロクがそれを諌めてきた。

 

「アルマス、自分でイっても虚しいだけよ。膣内をこんなにとろとろにさせて、私にイかせてほしいのよね?」

 

私の膣内からぢゅくりと引き抜かれたラグナロクの指に、愛液が糸を引いて絡みついていた。

 

「でも…、らぐなろくがイジワルばかりするから…!」

 

「アルマスがキチンとおねだりできたらイかせてあげる」

 

「はぁ…、ぁ…、ほんと…?」

 

きっと今、私は捨てられた仔犬のような表情をしてる。

 

「おねがい、ラグナロク…」

 

足を開いて、ヒクついている膣口を無理矢理指で拡げる。

 

私の膣内を奥までラグナロクに見て貰うために。

 

「もぅ…、焦らされすぎて、おまんこトロトロなの…、だから…」

 

拡げた膣口から愛液が溢れ、シーツを濡らした。

 

「私のイヤらしいココを、たくさんイかせて…」

 

「……分かった」

 

私のおねだりに、ラグナロクは満足そうに頷いた。

 

彼女は私のアソコに顔を寄せ、

 

「アルマス、たくさんイかせるから。覚悟してね」

 

「ら、ラグナロク……?」

 

「たくさん」という言葉を強調していたことに一抹の不安がよぎるけど、次の瞬間にはそんなもの全部吹き飛んだ。

 

「じゅ!じゅる!ぢゅるるるる!!」

 

「やあ!あっ!あっ!あああああ♡♡」

 

ラグナロクは私の膣口に唇をあて、愛液を思いきり啜りだした。

 

「らめ♡らめらめ♡らぐなろく、そこ、きたな…、あっ、きたないからぁ!」

 

膣内に舌を入れられ、膣肉をザラリと撫でられる。

 

感じたことのない気持ち良さに全身が悦んでいた。

 

「じゅ、ぢゅぞぞ、じゅる!…汚くないし、アルマスだから気にならないわ」

 

「あ…、ぁ…」

 

(ラグナロクの唇に、私の愛液が…)

 

「まだ余裕そうね、じゅ、じゅるる!」

 

「やっ!そ、そんなこと、ない!あっ、あっ♡」

 

再びラグナロクに舌で膣内を犯される。

 

ぐぽぐぽと舌を出し入れされて、膣壁を舐めあげられて…、

 

「じゅ、じゅぷ!れぇ…じゅ、じゅぽ!かぷっ」

 

「んぅぅぅぅ♡♡」

 

最後に優しくクリトリスを甘く噛まれて私は達してしまい、身体をビクビクと痙攣させた。

 

「はぁ…、はぁ…、バカ、気持ちよく、させすぎよ…」

 

「まだよ…」

 

「…え?あっ♡あっ♡あああああ♡♡」

 

ラグナロクは私の乳首に吸い付き、2本指を入れて膣内をぐちゃぐちゃに掻き回した。

 

「ら、らぐなろ…!らめ♡まだ、びんかんで…♡」

 

「アルマスは我儘ね。自分からおねだりしたでしょ?」

 

ーーー私のイヤらしいココを、たくさんイかせて…。

 

「いった、けどぉ…!」

 

(こんなにされたら、もうラグナロクが居ないと生きられない…。……あれ、問題、ないのかな?)

 

だって、ラグナロクとはずっと一緒だから。

 

そんな私の葛藤を、ラグナロクは待ってくれない。

 

「ちゅ、ちゅぷ…、ちぅぅ…、あむ…」

 

「ひああ♡」

 

ラグナロクは乳首を口に含んで、舌先でコリコリとイジってくる。

 

「ま、また!また、イっちゃ……!」

 

「かぷ…」

 

「あっ♡ああああああああ♡♡」

 

乳首を噛まれて再び絶頂した。

 

身体をビクつかせる私にラグナロクがのしかかり、耳元で甘く囁いた。

 

「あと何回イかせてほしい?」

 

「はぁぁ♡はぁ…♡」

 

ラグナロクのイジワルな表情、それは私だけしか知らない彼女の一面。

 

ラグナロクに求められて、身体も心も悦んでる。

 

「何回でも…、らぐなろくが満足するまで、イかせて…♡♡」

 

それからラグナロクに何度も何度もイかされた。

 

口の中を舐められ、胸を揉まれて、乳首を吸われて、クリトリスをこねられ、膣内を掻き乱されて、直接肌を擦りつけ合って。

 

日付が変わる頃には、身体中が敏感になってずっとイきっぱなしだった。

 

(気持ち良すぎて身体がビクビクするのに、頭はふわふわする…。何されても、どこを触られてもきもちいい……)

 

「アルマス、四つん這いになってイヤらしいところを見せて……」

 

「……うん♡」

 

ラグナロクがこんなに求めてくれるから、普段の私なら嫌がるようなことも拒もうなんて考えない。

 

ベッドの上で四つん這いになり、指で膣口をくぱぁ、と拡げる。

 

溢れた愛液が太腿を伝っていく。

 

「ね、らぐなろく…、きて…♡」

 

ラグナロクに音をたてて愛液を啜られ、私は枕に顔をうずめて必死に快感を堪えた。

 

ラグナロクはイジワルだ。

 

イヤらしい格好を私にさせて羞恥心を煽ってくる。

 

でも、それでラグナロクが私に興奮してくれるなら、なんて思ってしまって。

 

ラグナロクは舌で私のアソコを満足するまでイジり終えた後、コトリと私の目の傍に手鏡を置いた。

 

「らぐなろく……?」

 

「ソレをちゃんと見てて」

 

「ふえ……?んぅぅ♡あっ……」

 

鏡には、イヤらしく腰を持ち上げて膣肉でラグナロクの指を咥えている、蕩けた表情の私が映っていた。

 

「ンッ、ら、らぐなろく…、これ、恥ずかしい…」

 

「ダメ、ちゃんと見て」

 

「やっ♡あっ♡あっ♡」

 

瞳を潤ませ、頬を朱に染め、唾液を口の端から顎へと伝わせて。

 

自分のイヤらしい表情に羞恥心を掻き立てられ、更に身体が敏感になってしまう。

 

「ら、らぐなろく、だめ…♡、これ、おかしくなる♡も、あたまヘンになるっ♡♡」

 

喘ぎ声も自分のものとは思えない程に甘く蕩けたものになって、それがいけなかったのだと思う。

 

乱れる私の声と姿にラグナロクの嗜虐心が煽られて、彼女の中の理性が蒸発した。

 

「アルマス、もっとエッチなところを見せて……」

 

ラグナロクの息は荒い。

 

(私で悦んでくれるなら、もう何をされてもいい…)

 

「……うん♡」

 

身体の火照りが冷めるまで、確かなものを感じるまで、私とラグナロクは互いを求めあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナロクにひたすら求められ十数分程して落ち着いた頃、私は正気を取り戻してきた。

 

ーーー何回でも…、らぐなろくが満足するまで、イかせて…♡♡

 

ーーーね、らぐなろく…、きて…♡

 

「…………ぐす」

 

「……あ、アルマス?」

 

自分の晒した痴態に凹み、ラグナロクに背を向け、私は体育座りで自分の膝に顔をうずめていた。

 

「ラグナロクにこんな意地の悪い一面があるなんて思わなかったわ」

 

「ぅ……」

 

自分にしか見せないラグナロクの顔を独り占めできたことに喜んでいたことは、おくびにも出さない。

 

あれだけ恥ずかしい思いをしたのだから、ちょっとくらいはやり返してもバチは当たらない筈だ。

 

……興奮したし、気持ち良かったし、嬉しかったけど、恥ずかしいものは恥ずかしい。

 

「自分でもやり過ぎたと思う。アルマスを見てると、その、歯止めが効かなくなって……」

 

「私のせい……?」

 

「そうじゃないけど…」

 

言葉を詰まらせ、珍しく困った様子のラグナロクを堪能できたので良しとする。

 

「許されたいなら一つだけ言うことを聞いて」

 

……私はラグナロクに対してとても甘いのかもしれない。

 

「一つでいいの?」

 

「一つでいい」

 

「分かった」

 

ラグナロクが私の隣に座り、手を繋いでくる。

 

彼女の華奢な手を優しく握り返して、私は望みを口にした。

 

「ラグナロク、私と運命を共にすると約束して」

 

「アルマス、その言葉……」

 

ーーーアルマス、私と運命を共にすると約束して。

 

昨日ラグナロクに言われたことの意趣返し。

 

「言っておくけど、バイブスとかそういうややこしい理屈は抜きにして、その、傍に居てってだけだから!」

 

「ふふっ」

 

「……笑わないでよ。それより返事を…、」

 

続く言葉は口づけで遮られた。

 

唇が優しく触れるだけのキス。

 

「これが私の返事よ」

 

「……うん」

 

彼女の肩に頭を預ける。

 

この胸の内に感じる幸せがラグナロクとの繋がり。

 

私とラグナロクの間にできた確かなものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、絶・好調!早くユグドラシルに向かうわよ!」

 

「あら、マスターの調子が戻ったみたいね。綺麗よ。わたしにはまだ及ばないけど」

 

「フラガラッハは平常運転ね……」

 

翌朝、私達はユグドラシルへと再び旅立つ。

 

もう迷いはない。

 

いつか元の私(インテグラルキラーズ)に戻ってしまう運命だとしても。

 

私とラグナロクの間に、確かな繋がりを感じているから。

 

「ふむ、やはりブリューナクの出る幕ではなかったか」

 

「「………」」

 

ラグナロクと目を合わせ合う。

 

やはりブリューナクは察しが良すぎるし、あと口調が若干ゲイボルグみたいになってる。

 

そんなブリューナクに対して、思わず二人で吹き出した。

 

「まぁ、いいわ。ラグナロク、早く取り戻すわよ。この世界の平穏を」

 

「えぇ、急ぎましょう。仲間達を集めて、ユグドラシルへ!」

 

私達なら大丈夫だ。

 

例えこの先でどんな選択を迫られたとしても。

 

私が元の私(インテグラルキラーズ)に戻っても、ラグナロクが道を踏み外した(神令された)としても。

 

お互いを信じ合っているから、必ず取り戻せる。

 

どんな世界でも、どんな時でも、私とラグナロクは繋がっているから。

 

ラグナロクと作る未来に想いを馳せて、ユグドラシルへの一歩を今日も踏みしめた。

 

 

 

fin

 

 

 




本編におけるアルマスとラグナロクの絶妙な関係が好き過ぎて、二人の絆を確かめ合うような内容のSSになりました。

ロストラグナロクでは神令されたラグナロクを、インテグラルノアではアルマスを、世界が違えどお互いが見捨てない決断をしたことが非常に尊いです。

そんな二人を今より少しでも好きになって頂けたら嬉しい限りです。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。