※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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もう一人ののび太
プロローグ


「ハア〜っ。」

 

深夜、のび太はあくびをしながら炬燵でテレビを見ていた。当然真夜中なのでアニメはもちろんニュースもやっていない。そして

 

「すー、すー。」

 

いつものようにのび太に覆い被さるように寝るクロメ。ここまでは前回と全く同じだ。ただ違うのは・・・・

 

「まだ起きてるのか?」

 

襖が静かに開き、寝衣姿のレオーネが入ってきた。

 

「うん。」

 

そしてレオーネはのび太の向かい側に座り、炬燵に足を入れる。

 

「暖かい。」

 

「そうだね。」

 

「そうだ!せっかくだし、トランプでもしないか?」

 

「いいけど・・・・・」

 

レオーネの提案にのび太は頷く。こうしてのび太とレオーネ、二人だけの時間が始まった。

 

 

 

 

 

 

ババ抜き:

 

「はい、上がり!」

 

レオーネは持っていた二枚のカードをテーブルに置く。

 

「これで15連勝だね。」

 

レオーネはクスクスと笑い出す。

 

「なんで?なんで勝てないんだ?」

 

そう言いながら悔しがるのび太。すると

 

「教えて欲しい?」

 

「???」

 

「ジョーカーの後ろをよく見てごらん。」

 

そう言われ、カードをめくると、

 

「あっ!」

 

カードの後ろに小さな黒い汚れのような物が付いていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、のび太。ミカン持ってきてくれ!」

 

「え〜!何で僕が?」

 

「だって負けただろう?罰ゲームだ。」

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

そう言われ、渋々立ち上がり台所に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい。」

 

「ありがとう。」

 

のび太はミカンの乗ったお皿を炬燵の上に置く。

 

「のび太が勝ったら、私が行くよ!」

 

「えっ!?本当!?それじゃあ・・『まあ、のび太が勝つことなんてないけどね。』なっ!?」

 

余裕の笑みを浮かべるレオーネをのび太は悔しそうな顔で睨む。そして新しいトランプを取り出す。

 

(次こそ勝つ!!)

 

そう意気込んだのび太だったが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、また上がり!」

 

レオーネは持っていた二枚のカードをテーブルに置く。

 

「何で?」

 

のび太はジョーカーや他のカードを調べる。だが何も変わったところはない。

 

「なんでだ、なんで勝てないんだ?」

 

涙目になりながら悔しがるのび太。すると

 

「わからない?」

 

「・・・・・うん。」

 

するとレオーネはのび太の斜め後ろを指差す。

 

「あっ!」

 

そこにあったのは鏡だった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「それじゃあ、のび太。今度はリンゴ持ってきてくれ!」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

のび太は立ち上がると、また台所へと足を運んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ?今度は別の遊びしない?」

 

このままではまた負けると、悟ったのか違う事をしょうと提案するのび太。

 

「別の遊びって?」

 

「それじゃあ、クイズ勝負でもしない?」

 

「クイズ?」

 

「うん。」

 

どうしても彼女に勝ちたいのび太はレオーネを自分の得意な分野に誘い出す。レオーネは少し悩むと、

 

「オッケー、いいよ。」

 

その案を承諾する。

 

「よし。それじゃあ、始めよう!まずは僕が問題を出すね・・・・・う〜ん・・・」

 

のび太は少し考えると、

 

「よし!第1問:おやじかとこじか、大きのはどっち?」

 

改心した静香の結婚相手は?

  • のび太
  • ジャイアン
  • スネ夫
  • 金持ちの人間
  • 結婚できない
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