※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第十章:決闘を斬る

OX小学校の裏手にある山。アカメたちがのび太とドラえもんに再会する際に立ち寄った場所。いうなれば、ここは帝国と地球を繋ぐ場所。

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

この山も今は物音一つせず、静まり返っていた。

 

「アカメ。」

 

「のび太。」

 

そしてこの山の中で一組の男女が見つめ合っていた。

 

「・・・・・・・・・・。」

 

するとのび太は周囲に視線を向ける。

 

「すまん。」

 

近くにチェルシーたちの気配を感じたのび太。

 

「だが私たちの決闘には手出しはしない。邪魔をする者がいたら相手をしてくれる。」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「私たちの決意を汲み取ってくれてるんだ。」

 

「見届け人てことか。」

 

「・・・・・・そうだ。」

 

「クロメが良く許したね。」

 

「・・・・・・・・・・。」

 

するとアカメは笑みを浮かべる。その様子だと相当駄々をこねたらしい。

 

「実は昨日不思議な夢を見たんだ。」

 

「???」

 

のび太は夢の中の出来事を話し始めた。レオーネが帝都に来たばかりのタツミを騙して有り金を全て奪ったこと。 しかしこれがきっかけでタツミがナイトレイドに入ることになった。そしてタツミの活躍でマインとナジェンダは無事生還し、革命の日を迎えたこと。

 

「僕がみんなの運命を変えちゃったんだね。もし僕が宝探しに・・・帝都にこなければ・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「・・・・始めるか・・・・・。」

 

のび太は光の剣を取り出すと、それをかまえる。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

アカメも無言で村雨を構える。

 

「戦うとなれば、容赦はしない。」

 

緊張した空気が周囲を包み込む。

 

「いくぞ、アカメ!!!」

 

「葬る!!!」

 

 

 

 

 

 

【その頃、スネ夫家の玄関】

 

「武・・・くん・・・」

 

ゆさゆさ

 

「スネ夫・・・・・・・・」

 

ゆさゆさ

 

「うっ・・・・・・う・・・」

 

意識が段々回復し、目をあけるとそこには

 

「スネ吉兄さん・・・・?」

 

見知った人物の顔があった。

 

「大丈夫かい?」

 

「なんとか・・・・・・・」

 

「ああ・・・・・・・・・」

 

すると二人ははあることに気づく。

 

「のび太は!?」

 

「どこに行った!?」

 

二人の言葉にスネ吉は首を横に振る。

 

 

 

 

 

 

 

 

【その頃、裏山】

 

「ハア・・・・・・・ハア・・・・・・」

 

息を切らし、仰向けに倒れているのび太にアカメは容赦なく刀を突きつける。

 

「葬る。」

 

そう言うとアカメは刀をふりぬ・・・

 

ザッ

 

「待ってーーーーーっ!!!!」

 

突然静香が二人の前に現れる。彼女は両手を広げながら、アカメの行く手を阻む。

 

「お前は標的ではない・・・・斬る必要はない。」

 

「でものび太さんは斬るつもりなんでしょ!?」

 

「うん。」

 

コクリとアカメは首を縦にふる。

 

「邪魔すると斬るが?」

 

「だ、だからって逃げるわけにはいかないのよ!!」

 

「そうか・・・・」

 

アカメは刀を再び構える。

 

「では葬る。」

 

ゾクッ

 

「!?」

 

物凄い殺気が静香に向けられる。

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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