※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第六章:アカメ消滅を斬る

アカメの反抗的な態度に苛立つベルナルド。すると

 

「ダ〜メ〜で〜す〜よッ、ベルナルドさまッ!そんなやり方じゃ!」

 

「その人は・・・・それぐらいじゃ諦めませんよ。」

 

部屋に入ってきたのは仮面をつけた少女、静香とユリ。

 

「これをお使いください!」

 

ユリは薬の入った小瓶を手渡す。

 

「絶対、お気に召されると思いますよ!」

 

「・・・・・・・・・・。」

 

ベルナルドは手渡された薬をその場で全部飲み干す。

 

 

 

 

 

 

 

ザッ

 

ベルナルドは再びアカメに近づき、彼女の頬を両手で押さえると、再び唇を奪っていた。

 

「!?」

 

ガバッ

 

だが、今回は何かが違う。アカメの口の中に何かが飛び込んでくる。

 

「ん、んんー!!」

 

ベルナルドは口移しでアカメの体内に何かを送り込んでいるのだ。

 

グハッ

 

(な、なんだ・・・・・何かが私の中に入って・・・・)

 

ガクガク

 

バタン

 

するとベルナルドの体は糸が切れたかのようにその場に倒れこむ。静香たちはそれを合図に

 

「げほッ・・・・・げほッ・・・・・」

 

アカメの手錠と首輪を外し始めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数分後、お客様用の個室で

 

「はあ、はあ、はあ・・・」

 

アカメは肩で息をしながら、苦しみ出す。その理由は

 

「わ、私の体から出て行け・・・・・」

 

(フン・・・・それはできない相談だ。なぜなら・・・・)

 

頭の中から直接ベルナルドの声が聞こえるからだ。

 

(これからは私がアカメになるのだから・・・・・・)

 

「えっ?」

 

その言葉にアカメは驚くと同時に

 

「ーーーーーッ!?」

 

ドクン

 

「なっ、か、身体が勝手に・・・・・」

 

体が勝手に動き出す。そしてさらに

 

「もうこの身体は私の物だ。」

 

(口が勝手に・・・・・)

 

口も勝手に動き出す。アカメの意識が引っ込んでしまい、ベルナルドの意識が表に出てしまう。立場が逆転してしまった。

 

「身体だけじゃない・・・・・口調、仕草、記憶、アカメの全てが私のものになり、君は消えるんだ!」

 

(そ、そんなの嫌だッ!!)

 

アカメの意識が声をあげる。乗っ取り、それはあるものを他人から奪い取って自分の物とすること。自分より上位の権力者を追い出して政権を奪うクーデターや、ハイジャック、強引な企業買収、息のかかった人物を相手組織の指導部に送り込み、相手組織を意のままに操縦するなど。今のベルナルドがやっているのはまさにそれと同じ。アカメの体内に侵入し、彼女の体を乗っとろうしているのだ。

 

「・・・なぜ嫌がる?アカメは私なのに・・・・」

 

(違う!お前はアカメじゃない!)

 

「違わない、私がアカメだ!」

 

そう言うとベルナルドはアカメの体を動かして、鏡の前に立つ。

 

「悪を斬る非情の殺し屋集団『ナイトレイド』の一員。幼い頃に実妹のクロメと共に売り飛ばされ、暗殺者の選定試験に参加させられる。その中で優秀な成績を残した事で帝国の暗殺部隊の中でも選りすぐりのエリートが集められた部隊に所属していた。だが、標的として狙っていたナジェンダの説得に応じ離反、革命軍へと身を投じた。そして革命後、野比のび太を追って地球に来日。そしてのび太の妻になる為、彼にに逆プロポーズ・・・・・。」

 

「!?」

 

その後も、自分しか知らない事を次々と暴露される。そして

 

 

 

 

 

「お前こそ、一体誰だ?」

 

(えっ?)

 

突然の質問にアカメの意識はキョトンとした声をあげる。

 

「私はアカメ。お前は一体何者だ?」

 

(私は・・・・・・・アカ・・・)

 

「嘘を付くな!アカメは私だ!お前は誰だ!?」

 

(私は・・・・・あれ、あれ・・・・私は・・・・・私は・・・・・誰・・・・・?)

 

「分からないのか?なら消え去れ、名前のないお前は存在する価値がない!」

 

(・・・・・・・・・・・・・・。)

 

少女の目から光が消え、彼女の頬に一筋の涙が流れた。




囚われているナイトレイドー 4名

死亡したナイトレイドー 1名

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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