ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「ねえ、クロメ。」
「何?」
「あなたに頼みたいことがあるの?」
「頼み?」
「のび太のことを最後の最後まで信じてあげて。それができるのはあなただけよ、クロメ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「これから何が起こっても。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「誰かが信じてくれていると確信したり、信じられる人がいれば人はどこまでも強くなれる。」
「・・・・・・・・うん。」
クロメはサヨと約束を交わした。後にこの約束がクロメの人生を大きく左右することとなるのだった。
「ん・・・・・ん・・・」
クロメの失っていた意識が徐々に回復していく。
「夢・・・・?」
「あっ、気がついたのね!」
目を開けると、そこは薄暗い部屋の中。天井から垂れ下がる一本の鎖。その先端に両手首を繋がれ、かろうじてつま先立ち出来るように吊るされているクロメ。そしてそんな彼女の姿を見て、クスクスと笑う静香の姿があった。
「良かったわね、落札されて!これでアンタもはれて性奴隷の仲間入り、おめでとう♡」
「・・・・・・・・こんなことして良心が痛まないの?」
「どうして?誰にも必要とされてないゴミを捨てるきっかけをつくってあげたんだよ?むしろいいことしたわ!」
「・・・・・・・・・。」
クロメは反抗的な目で静香を睨む。
「わー、こわーい♡」
悪びれもせず、ヘラヘラと笑う静香。
「それにしてもアンタ、なんでよりにもよってあんなヤツが好きだったの?」
「???」
「のび太よ。なんであんなつまんないヤツのこと・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・。」
「だってそうでしょう?私がどんなにアンタを痛めつけても、全然助けに来ないじゃない。やっぱりあいつはただのキモオタよ!」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「『帝国』って所じゃ勇者だったって話だけど、それも本当かしらね?ハハハハハ。」
すると黙っていたクロメが口を開いた。
「つまんないのは静香の方だよ!」
「なっ!? なんて口の―」
静香の文句をさえぎりクロメは続ける。
「相手の表面だけ見て、勝手に憧れて、脳内で理想像作り上げて、そこから少しでもズレるとソッパを向く。そんなのただの尻軽の『ミーハー』ってヤツだよ!」
「こ、この・・・・・・」
「今、何に対して謝るべきかすらわかってない大馬鹿者だよ!」
パチン!!
ここまでの侮蔑を受けた事はいまだかって無かった。主人の威厳が通じないと気づいた静香はクロメの頬を思いっきりひっぱたく。
「あんた!ご主人様に向かってなんて態度とってるのよ!自分の立場分かってんの!?私はアンタのご主人様なのよ!アンタごとき奴隷が逆らっていい人間じゃないの!分かる!?」
「・・・・・・・・・・・。」
「発想がクズなのよ、このゴミ!!だから両親にも捨てられんの!!いっそあんたなんか死んだことにすればよかったわ!!」
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい