ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「こんどあったら、ぼくとけっこんしてください!!」
「はい。」
シェーレは優しい笑みを浮かべ、三歳児のプロポーズに応対する。
「/// ほっ、ほんと!?////」
「その代わり、私を守れるぐらい強くなってくださいね。」
「///// うん、わかった。おねえちゃんはぼくがまもる。//////」
「約束ですよ!」
「うん!」
「『ゆびきりげんまん 嘘ついたら はりせんぼん飲ます♪』」
そう言いながら二人は指切りをする。後にこの約束がシェーレの人生を大きく左右することとなるのだった。
「う、うそ・・・・これ、全部、奴隷の人たち?」
鉄格子のドアの表札に書かれた名前を見て、少女は自分が出た部屋を見た。
「いや~~~~!」
出てきた鉄格子の部屋には自分の名前が書かれており、少女は改めて地獄に堕とされたのだと気付いた。
「ほら、こっちだ!」
「いや、離して! 助けてください!」
泣きながら許しを請う少女に、男はニヤニヤ笑った。
「いけないなぁ。もっと大人しくした方がいい。君は見た目が良くてせっかくカタログに並べてもらえたんだから、もっと買ってもらえるように努力しないと殺されちゃうよ。」
「意味が分からない・・・・何で急にこんな・・・・。」
「同情するよ、君たち奴隷には。僕たちの為に大量に繁殖させられて、その中で優れている個体だけが選ばれて残りは殺処分なんさから。ここにいるってだけで君たちはすでに大勢の死人の上にいるんだ。」
「殺処分・・・・・私たちの命の重さって・・・・・そんなものなの・・・?」
奴隷たちは一日に一回、運動を目的として運動場へと連れていかれる。
「さぁ、よく働けよ!」
「はぁ、はぁ、・・・・・・・はい!!」
これが唯一の奴隷たちに与えられた自由だ。だが運動場でも自由に動き回れるとは限らない。腹筋、背筋、水泳、ランニング等、それぞれのメニューに沿った運動を行うのだ。これはもはや自由が利くとは言えない状態だ。強制労働を思わせる。
「・・・・ん・・・・・」
少女はぼんやりと意識を取り戻した。自分がどこにいるのかは分からない。ただ、ひんやりと冷たい床の感触、薄暗い視界の隅に見える鉄格子から、自分は檻の中にいれられているのだと納得した。
「・・・・っう・・・ここから出ないと・・・・」
少女は気だるい身体を無理やり立ち上がらせ、寄りかかるように鉄格子を掴んだ。だが鉄格子の扉には、当然のように鍵がかかっておりビクともしなかった。
「大丈夫ですか?」
隣の牢から声が聞こえた。
「誰?」
「あなたは昨日からここに来た方ですよね?災難でしたね。ここにいる間は、私が愚痴でもなんでも聞いてあげます。直接触れ合う事は出来ないですけど・・・・・・」
気丈で落ち着いた声を発するその人は、どうやら隣の牢に入れられている人のようだ。
「お姉さんは、無事?何もされてないんですか?」
「・・・いえ、何もされてないって言ったら、嘘になるんですけど・・・」
そう言いながらシェーレは苦笑いする。
「助けはきっと来ます!希望を持たなきゃ駄目です!」
「はい!」
シェーレの言葉に少女の表情は明るくなる。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい