ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「ねぇ、これ何?」
「???」
店の外に置かれている機械に興味を示す。
「これは多分・・・・・フォトプリの機械だよ。」
「フォトプリ?」
「う〜ん、簡単に説明すると写真をとる機械かな。」
「ふ〜ん。」
カーテンをめくってチェルシーと一緒に中に入るのび太。
「なんだかワクワクするな。」
「ワクワク・・・・・・って、ちょっとチェルシーさん!」
いつの間にか100円玉を四枚投入しているチェルシー。
「・・・・・?どうかした?」
チェルシーは目を大きく開き、「何か問題でも?」という顔をした。
「だってそれ・・・・おつかいの御釣りでしょう!?」
夕飯の買い物の御釣りを入れてしまった。のび太の頭を玉子(母親)が怒り狂う姿がよこぎる。
「あ、画面に何か出てきた。コースを選ぶみたい。」
顔を青ざめているのび太をよそにチェルシーは画面に目を向ける。
「コース?」
目の前の画面にはクールとキュートの二つの文字。
「どっちにしょう。」
「これってコースによって何が変わるんだろう?」
「ええっと、クールを選ぶと格好良く写って、キュートを選ぶと可愛く撮れる・・・って書いてあるぞ。」
「じゃあキュートでいいんじゃない?」
クールなチェルシーとか想像がつかないし。一度くらい見てみたい気もするけど・・・・
「オッケー。それじゃあ、こっちにするね。」
キュートのボタンを押すチェルシー。すると画面には5秒後に撮影開始と表示され、同時にポーズを取ってくださいとアナウンスが流れる。
「ぽ、ポーズってどうすればいいんだ?あと4秒しかないっ!」
「ちょ、ちょっと待て。僕だっていきなりそんなこと言われても!!」
いきなり後5秒とかいわれても普通に困る。
「とにかく手は繋いでーー!!」
カシャ!!
「あ・・・・・・・」
「???」
5秒ぴったりでフラッシュと共に鳴る撮影音。画面にはラブラブなカップルとはほど遠い、慌てふためく姿の二人が写し出される。
「・・・・・へんな顔だな・・・。」
「特にチェルシーはすごい顔してるね。」
「そ、そんなのお互い様でしょう!!」
再び容赦なく2枚目のカウントが始まる。
「ち、チェルシー、2枚目!2枚目!」
「え、えっ!えっと、じゃあ私が少ししゃがむから・・・」
「僕もしゃがめば良いの?」
「のび太までしゃがんでどうするの!?私をのび太が・・・!」
カシャ!!
2回目のフラッシュと撮影音。
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
画面には再び慌てふためく二人の姿が。
「3枚目、来るぞっ!」
臨戦態勢に入るチェルシーとのび太。
「じゃあ今度はのび太が私を抱っこして!!」
「それは無理だ。いくら僕でもチェルシーの体重を持ち上げる力はない。」
「フッ、軟弱。」
グサッ
ピシッ
しばらくすると画面には堂々とでかい文字でラストショットと表示される。
「どうしょう!?」
「・・・・・・・。」
のび太は頭を抑えながら慌てふためく。
3
2
1
すると何かがのび太の体に抱きつく。
ドンッ
「ー!!」
パシッ
4度目の撮影音とフラッシュ。
「!?」
おずおずと画面に視線を向ける。するとそこには急に腕に抱きつかれて驚いているのび太と、そんなのび太にキスをしているチェルシーの写真が表示される。
「チェルシーさん。意外に大胆なことしますね・・・・・」
「////・・・・・・・・・・・・・/////」
「きゃ〜っ!」と言わんばかりに顔を赤く染めるチェルシー。本気で一度くらい彼女が絶叫しているところを見てみたい気もする。
「///// え、えっと・・・・らくがきコーナーに行こう。今撮った写真に文字や絵を入れられるから・・・///////」
「////・・・・・・・・・・・・・/////」
その後、これまたやたら短い制限時間の中で、写真に落書きをするのび太とチェルシー。
「初のプリクラ、どうだった?」
「ちょっと色々と大変だったけど、この一枚が撮れたから良かった。」
そう言ってさっき撮ったばかりのプリクラを見せてくるチェルシー。
(なんか、改めて見ると恥ずかしいな。)
「これ、チュープリっていうんだって。」
(チュープリ・・・・・)
そしてそのまま並んでフォトプリを見ながら歩く二人。あー、なんか普通にデートしてるみたいだ。
スネ夫の結婚相手は?
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チェルシー
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スネ夫のママ
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ジャイアン
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結婚できない
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その他