※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第二十二章:アカメのプロポーズを斬る

「の、のび太・・・・」

 

「???」

 

「怒っているか?」

 

「・・・何を?」

 

「こないだ私に告白しょうとして・・・・私が遮ったこと・・・・」

 

「怒るわけないだろう?むしろ逆だ。アカメを苦しめるようなことになってしまって・・・・・」

 

結局、のび太は好きな子を泣かせてしまった。

 

「だから、ごめん。」

 

「・・・・すまない。客観的に見たら悪いのは私なのに・・・・・」

 

「こういうことは当人の気持ちの問題だと思う。誰が見てどうこうっていうのは、たぶん関係ないと思うんだ。」

 

「・・・・・そうか。ありがとう。」

 

少しだけアカメの身体から力が抜けて、雰囲気が柔らかくなった。

 

「それで、だ・・・・」

 

大きな瞳が真っ直ぐのび太を見つめる。

 

「一度断っておいて都合がよすぎるって自分でも思うが・・・・」

 

「???」

 

「やっぱりお前のことが好きだ。」

 

のび太はぎゅっと胸の奥を掴まれたような気がした。

 

「だから・・・・だから、私と・・・・結婚してくれ!!!」

 

「!!!」

 

思ってもいなかった言葉に、胸の鼓動が一気に速くなる。全身が熱くなって、冷静じゃいられなくなった。

 

「・・・・・・・・・・。」

 

「・・・・・だめ、か・・・?」

 

「ダメじゃない!」

 

「!?」

 

「嬉しくて、気が動転して、ちょっと、あの舞い上がってしまったというか・・・・」

 

アカメはじっとのび太を見つめている。大粒の涙を浮かべて。それだけ不安だったのだろう。しかもその不安を押しのけるには、大きな勇気が必要だった。チェルシーたちがそうだったように。

 

「俺からも・・・・・・」

 

「???」

 

「俺からも改めて言わせて欲しい。」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「俺もアカメが好きだ。だから、プロポーズしてくれて嬉しかった。」

 

わずかな間を置いて言葉を続ける。

 

「俺でよければ喜んで、アカメの夫になりたい。」

 

その言葉にアカメの体が震えだす。

 

「私は・・・、大食らいなんだぞ?」

 

「知ってる。だから家計はいつも火の車なんだ。」

 

「口下手だから・・・、上手く普通の人達と付き合えないし、のび太にも色々迷惑掛けると思うぞ?」

 

「いつものことでしょう?」

 

「のび太にお弁当作っても、きっと半分くらい食べてしまうかもしれないぞ?」

 

「食べてなかったら逆に不安になる。」

 

「私もどこかで恨まれていて、ひょっとしたら巻き添えで命の危機に晒されるかもしれないぞ?」

 

「今更だな、それ。」

 

アカメの言い分にのび太は呆れたような顔で答える。

 

「自分に嘘を付くのはやめろ。父さんや翼たちが死んだのはお前のせいじゃない。ジャイアンたちがおかしくなったのもだ。」

 

「だが・・・・・・」

 

「それでも納得しないんだったら、責任を取ってくれ。」

 

「???」

 

「これから先・・・・ずっと俺の側にいてくれ!」

 

「!?」

 

ガバッ

 

のび太の胸に体を預け、泣き出してしまうアカメ。そしてアカメの体をそっと抱きしめるのび太。こうしてのび太はアカメにプロポーズしたのであった。だがこの行動が後に色々とややこしいことに発展するのであった。




助けたナイトレイドー 5名

囚われているナイトレイドー 0名

死亡したナイトレイドー 0名

スネ夫の結婚相手は?

  • チェルシー
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