※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第五章:交渉決裂を斬る

あの時あの場に居合わせた人間の一人は後にこう語っている。

 

「世の中には絶対ケンカを売ってはいけない相手が居る。正直、彼らのことは気の毒だったけど仕方ない・・・・」

 

相手の強さを見抜く才能は、時としてどんな才能よりも遥かに重要になり得る。それがあの時あの場にいた、人間が学んだ教訓であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、なつみたちを解放しろ!」

 

「何の話?」

 

のび太の言葉にスネ夫は笑いながら答える。

 

「『アカメやなつみたちは助けてくれる』って言っただろう?」

 

「ああ、あれはのび太の魔の手から助けてやるってことだよ!」

 

「!?」

 

 

 

 

 

「『「『「『「アハハッハハハハハハハハハハハ!!!!」』」』」』」

 

ジャイアンたちは笑いだす。

 

 

 

 

 

「さっき約束したよな・・・・・・。なんでも言うこと聞くって・・・・」

 

「『聞いてやるよ、聞くだけな!ハハハハハ!!!!』」

 

「『「『「『「アハハッハハハハハハハハハハハ!!!!」』」』」』」

 

ジャイアンたちの笑い声が部屋中に響き渡る。どうやら彼らは始めっから約束を守る気など微塵もなかったらしい。

 

「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノだ!!」

 

「言っただろう!もうアカメちゃんたちはお前のものじゃないんだよ!」

 

「そうさ!もうのび太のものじゃない。僕たちのものなのさ!」

 

「わざわざアカメちゃんたちを連れてきてくれてありがとよ!」

 

「お礼に今からお前の目の前でたっぷり可愛がってやるよ!!」

 

するとジャイアンの仲間の一人がアカメにゆっくりと近づいていき、彼女の身体に触れようと手を・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

バーン!!

 

 

 

 

 

 

銃声のような音がした。

 

 

「『「『「『「???」』」』」』」

 

 

スネ夫たちの笑い声が一瞬にして止んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカメの身体に触れようとした男がいきなり音を立てて倒れる。

 

「・・・・え・・・・・・・・・?」

 

唖然とするジャイアンとスネ夫。そして彼らの笑っていた顔がみるみる青ざめていく。今、何が起こったんだ?誰が何をしたんだ。のび太だ。のび太が殺したんだ・・・・・人を・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

「『「!!!」』」

 

突然のことに梨華、なつみ、のび夫は唖然とする。そしてジャイアンとスネ夫の顔が徐々に険しくなっていく。

 

「やりやがったな!!」

 

「なんて卑怯な奴だ!!」

 

人は、鬼にも仏にもなれる。そして普段、温厚な奴が切れるととんでもないことになる。そのことを理解できなかったことが、彼らの最大の不幸であり、だからこそ彼らは最強最悪の相手に喧嘩を売ってしまったのだった。

ジャイアンのその後

  • 犯罪者になる
  • 引きこもり/ホームレスになる
  • AV俳優になる
  • 警察官になる
  • その他
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