ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「ねえ、お兄ちゃん!」
「何だ、ジャイ子?」
「父ちゃんと母ちゃん、いつ帰ってくるかな?」
「さあな。」
「お兄ちゃんは寂しくないの?」
「全然。だって俺たちは父ちゃんたちと一つになったんだぜ!」
「???」
兄の言っていることが分からず、首を傾げる妹。
「俺たちは父ちゃんと母ちゃんを食べたんだ!」
笑いながら言う兄に妹は呆気にとられる。
「な・・・・・何を言っているの?」
「やっぱり肉は脂が多かったな〜。やっぱり遺灰を隠し味に入れたのがマズかったかな〜?」
ジャイ子の顔がどんどん蒼ざめていく。そして思い出す、あの日の出来事を・・・
「美味しかったか、ジャイア子?ジャイアンシチュー!ハハハハハハハ!!」
あの日、自分が食べたのは・・・・・・・・・・
「いやああああああああああああああああああああああ!!!」
「のび太、待て!話せば分かる!」
「・・・・・・・・・・・・。」
のび太は無言で尻餅をついているジャイアンに近づいていく。
「ワンワン!」
「???」
隣の部屋で犬の鳴き声がした。
「ワンワン!」
まるで助けを呼んでいるように吠え続けている。
ギイ
のび太はジャイアンの横を素通りし、扉を開ける。そこには
「ムク?」
ジャイアンの愛犬、ムクがいた。そして
「ジャイ子ちゃん!」
ジャイアンの妹、ジャイ子がぐったりとしながら倒れていた。
「しっかりして!もう大丈夫よ!」
急いでなつみがジャイ子に駆け寄る。
「大丈夫?」
「よかった!一緒にここを出よう!家に帰りましょう?」
「家・・・・。ダメだよ。帰れないよ・・・・。わたし・・・・わたし・・・・もう家になんて帰れないよ!」
なつみの言葉にジャイ子は弱々しく反応する。
「???」
「わたし・・・・・・・殺しちゃったんだから!!帰るとこないんだよ!!もう、どこにも帰れないだからー!!!」
自身の罪に耐えられず、発狂するジャイ子。
「・・・・・・・・・。」
「もうダメだよ。嫌だよ!!もう終わりだよ!死んだほうがマシだよ!!!」
のび太はゆっくりとジャイ子に近づき
「じゃあ、死ね!」
彼女の首を掴み、持ち上げる。
「あ・・・・・あ・・・・・・・あ・・・」
「のび太くん!」
なつみの静止を振り切り、のび太はゆっくりと腕に力を入れる。
「じ・・・に・・・だ・・・・・ぐ・・・ない。」
ジャイ子はもがき苦しむ。
「死にたくない・・・・。」
バタン
ジャイ子の本心が聞けたので、のび太は手を離した。
「苦しむのが嫌なのも、死にたいと思うのも、それはお前が生きているこその甘えだ!死にたくないなら、甘えるな!苦しみ抜いて、這いずり回って、トコトン生きてみろ!それでも死にたくなったら、俺の所に来い。」
「???」
「殺してやる。」
「うわあああああ〜!!」
のび太の言葉にジャイ子は号泣してしまう。
ジャイアンのその後
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犯罪者になる
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引きこもり/ホームレスになる
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AV俳優になる
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警察官になる
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その他