ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「この世界に二人の野比のび太はいらない。僕は君の全てを否定し、君を抹殺する!!!」
そう言いながら邪悪笑みを浮かべる青年。
「させない!」
「うん!」
チェルシーはのび太の体を支える。アカメ、クロメ、レオーネ、シェーレが二人を守るように前に出ると、それぞれの帝具を構える。
ニヤリ
青年は腕を前に出す。
「!?」
「えっ!?」
「っ!?」
「何だと!?」
「そ・・そんな!?」
アカメたちが持っている武器、帝具。それはかって帝国を築いた始皇帝の命により造られた48の超兵器。超級危険種やオリハルコン等の稀少な金属、太古に滅亡した国の技術等、既に再現不可と言える物品や人材、技術を寄せ集めて生み出され、その性能は強大で、一騎当千と言える力を発揮する。そして性能や能力を大きく発揮するほど、体力、精神力を著しく消耗してしまう。故に帝具は本来一人に一つずつ。 これはどんな帝具使いでも守ってきた鉄則だ。だが今、目の前には
「帝具、ダイリーガー !!!マスティマ!!!アダユス !!!」
その声を合図に青年の背中に翼、左手に球、右手に鎌が現れる。
「三つ!!?」
「同時に別々の帝具を・・・・・!!!」
「来なよ、遊んでやる!!」
その言葉にレオーネたちは
「舐めやがって・・・・・・」
一斉に飛びかかる。
ガチン
ガチン
片手の人差し指でアカメの、もう片方でクロメの刀を受け止める。すると後ろからレオーネが襲いかかるが。
ゾクッ
「!?」
何かを感じ取り、驚くレオーネ。
「ふん!」
青年は笑うとそのまま
ガシッ
メキッ
オーバーヘットキックでレオーネを蹴り戻す。
ゾクッ
「くっ!?」
「ん!?」
ドクン
ドクン
アカメとクロメにも異変が、彼女たちが石のように動かなくなっている。青年は指先から力を抜くと、バランスを崩したアカメたちを蹴り飛ばす。
「焔の玉」
青年は持っていた6つのボールの内の一つをアカメたちに向かって投げた。
ドーーン!!!
衝撃に備えるアカメたちだったが、煙が晴れるとそこには
「のび太!!!」
自分たちの後ろで守られてる筈の青年が今、自分たちの盾になっていた。
バタン
ダイリーガーの玉を諸に受け、その場に倒れこむ。
「のび太!!」
全員、のび太の側に寄ってきた。
ニヤリ
「流石だね!」
グラグラグラ
どうやら今の攻撃でこの場所が崩れ始めているようだ。
「!?」
天井から岩や石が崩れ落ちてくる。
「また会おう、もう一人の僕。」
それだけ言うと、青年はその場から消えた。
ガラガラガラ
「崩れるぞ!!!」
「急ごう!!」
のび太を担ぐとアカメたちも出口へと急いだ。そして数日後、のび太への殺人容疑が晴れ、みんな元の生活に戻っていった。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい