ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「・・・・・・・・・・・・・。」
森の中で少年は如雨露でタンポポに水をやる。
「・・・・・・・・・・・・・。」
水をやり終えると、少年は秘密道具、ファンタグラスをかけて、地面のタンポポを見つめるのだった。
「ごめんなさい、分かりません。」
「心があるお前たちにも分からない物なのか?心とは本当にあるものなのか?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「もしかしてそれは錯覚ではないのか?」
「錯覚なんかじゃありません!」
「???」
「誰かを思いやったり、信じあったり、そういう気持ちが錯覚なんてことはありません。」
「じゃあ、心は何の為にあるんだ?」
「人間が人間らしく、花が花らしくできる。」
「でも僕は命の無い唯の物体だ。そんな僕に何故心があるんだ?」
「・・・・・・・・・・・。」
「僕は命のない。生き物ではない、存在だ。そんな僕に心があって、何が得られるんだ?」
「それだったら、仲間です!」
「仲間?」
「そう。もしあなたに心があるのなら、あなたはもうただの物なんかじゃありません!私たちと同じ生き物です。だったら仲間になれるでしょう?」
「仲間か・・・・。他には?それ以上の物は得られないのか?」
「それ以上の物って・・・・・・・・。一体何が欲しいんですか?」
「分からない。」
「分からないって・・・・・」
「仲間とかじゃない・・・・勿論、名誉とか金とかそういう物じゃない・・・・。もっと大事な物・・・・。そう、僕が僕であるべき理由。」
「???」
「そうだ、僕はこの世界で何をすればいい?いや、何をすべきなのか。もし世界を制服することだというのなら、それでいい。僕はのび太たちと戦って、奴らを殺すことだけに専念する。もし・・・心がある為に、それが戦いの邪魔になるというのなら、僕は心を捨てるよ!」
「ダメですよ!心を捨てちゃいけません!」
「???」
「なぜ、そこまでして悪人になろうとするんですか?」
「それは・・・・僕がのび太の影だからさ。のび太が白で、僕が黒。のび太が光で、僕が闇。のび太が善で、僕が悪。」
「なぜのび太さんを憎むんですか?」
「・・・・・・・・・・。」
「あなたがのび太さんの影だからですか?」
「・・・・・・・・・。」
「それは違いますよ!あなたも野比のび太さん、本当は英雄の一人なんですよ!」
「英雄・・・?この僕が・・・?」
「はい。あなたには邪悪な者に打ち勝てる
ジャイアンのその後
-
犯罪者になる
-
引きこもり/ホームレスになる
-
AV俳優になる
-
警察官になる
-
その他