※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第二章:闇の英雄を斬る

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

森の中で少年は如雨露でタンポポに水をやる。

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

水をやり終えると、少年は秘密道具、ファンタグラスをかけて、地面のタンポポを見つめるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさい、分かりません。」

 

「心があるお前たちにも分からない物なのか?心とは本当にあるものなのか?」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「もしかしてそれは錯覚ではないのか?」

 

「錯覚なんかじゃありません!」

 

「???」

 

「誰かを思いやったり、信じあったり、そういう気持ちが錯覚なんてことはありません。」

 

「じゃあ、心は何の為にあるんだ?」

 

「人間が人間らしく、花が花らしくできる。」

 

「でも僕は命の無い唯の物体だ。そんな僕に何故心があるんだ?」

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

「僕は命のない。生き物ではない、存在だ。そんな僕に心があって、何が得られるんだ?」

 

「それだったら、仲間です!」

 

「仲間?」

 

「そう。もしあなたに心があるのなら、あなたはもうただの物なんかじゃありません!私たちと同じ生き物です。だったら仲間になれるでしょう?」

 

「仲間か・・・・。他には?それ以上の物は得られないのか?」

 

「それ以上の物って・・・・・・・・。一体何が欲しいんですか?」

 

「分からない。」

 

「分からないって・・・・・」

 

「仲間とかじゃない・・・・勿論、名誉とか金とかそういう物じゃない・・・・。もっと大事な物・・・・。そう、僕が僕であるべき理由。」

 

「???」

 

「そうだ、僕はこの世界で何をすればいい?いや、何をすべきなのか。もし世界を制服することだというのなら、それでいい。僕はのび太たちと戦って、奴らを殺すことだけに専念する。もし・・・心がある為に、それが戦いの邪魔になるというのなら、僕は心を捨てるよ!」

 

「ダメですよ!心を捨てちゃいけません!」

 

「???」

 

「なぜ、そこまでして悪人になろうとするんですか?」

 

「それは・・・・僕がのび太の影だからさ。のび太が白で、僕が黒。のび太が光で、僕が闇。のび太が善で、僕が悪。」

 

「なぜのび太さんを憎むんですか?」

 

「・・・・・・・・・・。」

 

「あなたがのび太さんの影だからですか?」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「それは違いますよ!あなたも野比のび太さん、本当は英雄の一人なんですよ!」

 

「英雄・・・?この僕が・・・?」

 

「はい。あなたには邪悪な者に打ち勝てる闇(力)、そしてどんなものにも負けないという信念があります。なぜなら、あなた自身の存在がこの星の最後の切り札だからです。」

ジャイアンのその後

  • 犯罪者になる
  • 引きこもり/ホームレスになる
  • AV俳優になる
  • 警察官になる
  • その他
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