ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「『・・・・・・・・・。』」
のび太とアカメは急いでいた。
(チェルシー、無事でいてくれ!)
そう強く思いながら街を駆け巡る。そしてたどり着く、裏山の千年杉が生えていた場所。
「!?」
周りには紫陽花が咲き乱れ、仰いだ空から雨が降り始める中、見つけた
「遅かったね!」
少年はのび太たちの存在に気づき、振り向く。その表情は純粋とは程遠く、歪んでいた。そして身体中に返り血を浴びている。
「・・・・・・・・・・・・・。」
のび太は余りの出来事に膝から崩れ落ちる。
「チェルシーちゃんはもう逝っちゃったよ!お前の手の届かない所にね!」
そう言うとスネ夫は血の付いたヘッドフォンをのび太に放り投げる。
「スネ夫・・・・・・お前・・・・・」
のび太の体が震えだす。
「何を怒ってるんだ?幸せは誰かの犠牲の上に成り立っている。お前だって牛や鶏の肉をいつも食べて・・・」
がしっ
のび太はスネ夫の胸ぐらを掴む。
「なんでそんな顔でいられる?なんでそんなに楽しそうに人の命を奪えるんだ!?」
「人の命?そう、人の命ね・・・・。ハハハハハ、その人の命をお前は一体いくつ狩ってきた?」
「!?」
「殺したら殺される。いつかは報いを受ける。それもこれもお前が人の命を狩ってきた結果だろう?」
楽しそうに話すスネ夫に今度はアカメが口を開く。
「なぜだ、お前はチェルシーの事が好きだったんじゃなかったのか?」
「好きだったよ・・・・・」
「だったら!」
「だから殺したんだ・・・。」
「『え・・・?』」
「愛していたからこそ、見てみたかったのさ・・・。彼女がどんな風に死ぬのか。どんなにふうにもがくのか。どんなふうに苦しむのか。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「許されない事だとしても、間違っていることだとしても、他人を壊さずにはいられない。」
小さい頃から両親に溺愛され、欲しいものは全て手に入り、器用に何でも出来、人望も厚かった。何が一体彼をここまで変えたのだろう?それは彼自身にも分からないだろう。
「・・・・・・・・・・・・・。」
「のび太、お前も僕と同じさ。言うなればお前が抱いているアカメちゃんたちへの愛は偽物なんだよ。」
「違う!」
「違わない!お前はいずれ僕と同じ事をするよ、アカメちゃんたちにね!」
「違う!!」
「!?」
そんなビジョンをのび太見ていた。
「どうした?」
アカメは心配そうな顔でのび太の顔を覗き込む。
「ビジョンが見えた・・・。(いや、ビジョンというより時間が戻ってる?)」
「ビジョン?」
のび太はアカメの顔を覗き込む。
「・・・・・・・・・・・。」
「どうした?」
ジャイアンのその後
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犯罪者になる
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引きこもり/ホームレスになる
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AV俳優になる
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警察官になる
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その他