ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「私、この人の女ですから。気安く話しかけないでくれないかしら。」
ぎゅっ
翼はのび太の腕に強くしがみ付きながら、男を睨む。
「ちょ!もう〜!、そんな怖い顔しないでよ。そっちが彼氏なのは俺もみりゃあすぐに分かるって。」
慌てて路上販売の兄さんは翼に謝る。
「これなんてどう?お姉ちゃんパンク系のピアスとか結構似合うと思うけど・・・・」
そんなお兄さんを無視し、
「あ、この腕輪可愛い・・・・・」
腕輪に夢中になる翼。そんな彼女にのび太は注意する。
「ちょ、ちょっと翼さん。少しはこの人の話聞いてあげましょうよ。」
のび太の言葉に翼はようやく視線をお兄さんに向ける。
「え?ごめん、聞いてなかった。何??」
「い、いえ・・・・・・なんでもありません・・・・・」
残念ながらクロメたちと同じでこの人ものび太以外の男には興味ないのである。そしてのび太は話を戻す。
「それよりどれが可愛いって?」
「これ、このチェーンのやつ。」
翼が手にしたのは少し小振りなチェーンの先に、可愛いハート型のマスコットが付いている腕輪だった。
「あ、本当だ。マジでそれ似合ってるよ、いや、マジでマジで。」
ギロリ
「あ、俺には聞いてないって?あ、そうですか。そうですねぇ・・・・・ごめんなさいねぇ・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
のび太はこのお兄さんが不憫におもえてきた。
「ねえ、コレどう思う?」
「ん?そうだね・・・・・」
そう言いながらのび太は翼と腕輪を観察する。
「翼ちゃんに似合うと思うよ。だから僕が買わせていただく!」
「///// えっ!?/////」
「へい毎度ありぃー!!」
「//////え、ちょ、ちょっと・・・・・・・/////」
お金を払うと、のび太は腕輪を翼に手渡す。
「はいコレ。僕からのプレゼント。」
「//// で、でも・・・・・・/////」
「何そんな申し訳なさそうな顔しての。これは日頃の感謝のお礼だよ。」
翼が変なこと言い出す前に、さっさとその細い手首に装着させる。
「/////・・・・・・・・・・・。//////」
「お、やっぱり似合うね。あんまり高い物じゃなくて悪いけど、たまにはこうしてみんなに何かしてやるのも、僕の楽しみっていうかなんていうか・・・・・」
「////ありがとう・・・・・。私、凄く嬉しい・・・・/////」
「そ、そっか・・・・・」
「//////この腕輪、一生私の宝物にする・・・・・//////」
「大げさだな・・・・・」
そう言って翼は、まっすぐのび太を見つめてくる。
「//////だって、こういうのって値段で善し悪しが決まる訳じゃないもの・・・・・。本当に大事なのは・・・・あなたが私にプレゼントしてくれた。その事実が一番嬉しいことだから・・・・・//////」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「////// 大好き・・・・。ずっとずっと愛してる。/////」
「/////えっ!?/////」
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい