ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
数日後、帝国カンパニーの社員や役員は粗全員逮捕された。
「よくやってくれた、のび太くん!」
「いえ、皆の犠牲があってこそだ・・・・俺一人の力じゃない。」
全裸や半裸身をローブにくるまれ、保護された女性たちが一列になって建物から出てくる。
「随分いるな・・・・・」
「彼女たちはこれからワシらが責任を持って面倒見る!」
「お願いします。」
のび太は差し出された手を握り、握手する。のび太は救出した被害者たちを叔父さんに任せる事にした。
「のび太くんはこれからどうするんだい?」
「・・・・・・それは・・・・・」
叔父の質問にのび太は傍にいるアカメたちに視線を向ける。
「・・・・・・そうか。絶対に幸せにしな。」
「・・・・・・はい・・・・。」
「これからどうしましょうか?」
「まずは買い出しだな。早速、いろいろ・・・・ん?」
今後の事を歩きながら、話し合うレオーネたち。そんな彼女たちを暖かい目で見守るのび太。
「のび太?」
そんな彼にアカメたちは声をかける。
「どうかしたのか?」
浮かない顔をするのび太をアカメたちは心配そうに見つめる。
「用事ができた。みんな、先に帰っててくれ。」
そう言いながらのび太は走りだそうとするが
「待って!」
クロメはのび太の腕を掴む。何か嫌な予感がしたのだ。のび太にこれっきりもう会えないような、不吉な予感が・・・・・。なのでアカメたちは必死にのび太を引き止める。
「ここから先は、俺一人で行かせてくれ。」
「でも・・・・・・・」
食い下がるクロメの頭をのび太は優しく撫でる。
「大丈夫。絶対帰ってくるよ。」
「・・・・・・・・・・・。」
「俺が信じられない?」
「・・・・・・・約束だよ。」
クロメは渋々承知した。
「留守は頼むぞ、アカメ。」
「ああ。のび太・・・・・」
アカメがゆっくりと近づいてくる。そして彼女は
「???」
のび太の頬をつかみ、彼の顔を引き寄せる。そして
チュッ
二人の唇が重なった。
「!?」
「『作戦はみんながんばれ』だ!」
突然のキスに驚くのび太にアカメだけでなく、クロメたちも笑みを浮かべる。
「・・・・・・・・・・・・。」
アカメたちと別れたのび太は歩いていた。見知った道を歩いていた。いつも寝坊した時、全速で走っていた道を・・・・・。そして見えてくる見覚えのある建物。忘れるはずがない自分の実家。
「・・・・・・・・・・・・・。」
外は何の変化も見られない。
カチャ
玄関のドアを開け、中に入る。家の中はとんでもない事になっていた。あの日、ジャイアンたちに放火され、中は辺り一面灰だらけ。何もかも焼き尽くされていた。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
ゆっくりと、家の奥に足を踏み入れていく。奥に進めば、進むほど人の気配がする。そしてのび太はたどり着いた。
「やっと来たね・・・・・・・・」
懐かしい声を聞き、のび太は目の前の人物に視線を向ける。
「久しぶりだね、のび太くん。」
フードで顔を隠しながら笑みを浮かべる。帝国カンパニーの首領がそこにいた。
ジャイアンのその後
-
犯罪者になる
-
引きこもり/ホームレスになる
-
AV俳優になる
-
警察官になる
-
その他