※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第十章:平和を斬る

「キング。」

 

「???」

 

「確かに人間は醜く、儚い、愚かな生き物さ。」

 

「・・・・・・・・・」

 

「それでも・・・・・・・俺は人間を見捨てることはできない。」

 

「君は世界を平和にしたいと思わないのかい?」

 

人間は存在する価値がない、切り捨てるべき存在だと言うキング。

 

「したいさ。でも今のままではダメだ。今の人間たちは、君という存在に縋り付いた、ただの人形さ。」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「人間が自らの意志で地球を大切にしたり、差別を無くした時、初めて平和な世界が誕生するんだ。」

 

「それは不可能さ、この星の歴史がそれを証明している。」

 

人間の歴史は争いの歴史。そしてその根源は必ず環境破壊や差別。結局人間は過去の過ちから学ぶことなく、同じ失敗を永遠に繰り返しているのだ。

 

「人間たちには管理者が必要なんだ。忌まわしい歴史が繰り返されないためにも。動物、植物、ロボット、そして地球が幸せになるために。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「のび太くん、僕と一緒に平和を掴み取ろうよ!実はもう計画の殆どが完成しているんだ。この星の人間たちは既に遺伝子改造を受け、僕の奴隷となっている。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「君とナイトレイドには望むものを何でも与えてあげるよ。加えて、君たちを神と崇めるように人間たちを再改造する。どうだい?」

 

キングはのび太に手を差し伸ばす。だがのび太は・・・・・・

 

「いや、人間も、ロボットも、植物も、動物も自分の力で生きないといけないんだ。」

 

その誘いを断った。するとキングはため息をつく。

 

「・・・・・・のび太くん、君はやっぱり馬鹿だね。」

 

のび太は決心を固め、剣を構える。

 

「君一人で何が出来るんだい?今まで僕が君を助けてあげてたんだ。君は守られる人間なんだよ。」

 

「そうだね。・・・・・・・でもこれからは違う。俺がナイトレイドのみんなを、この地球を守るよ。」

 

「ぷっ・・・・・・・・・・アハハハハハハハハ!!!」

 

キングは大声で笑い出す。

 

「無理無理、君が一人で生きていくなんて!これから全ての人間が君の命を狙いに来るのに?」

 

「???」

 

「君は全国で指名手配されているんだよ。僕は全ての人間の遺伝子に強力な暗示を組み込んである。『野比のび太とナイトレイドを殺せ』と言う暗示をね。つまり僕を敵に回すってことは人類を敵に回すってことさ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「それに僕が死ねば四次元ポケットも消滅、タイムマシーンや秘密道具も使えなくなるよ。」

 

「・・・それでも俺は・・・・・」

ジャイアンのその後

  • 犯罪者になる
  • 引きこもり/ホームレスになる
  • AV俳優になる
  • 警察官になる
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