※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

163 / 237
第十一章:運命の選択を斬る

「君に無罪の人間を殺せるかい?女も子供も?」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「もしかしてアカメたちに期待しているのかい?でも残念、彼女たちはもうすぐ死ぬよ。」

 

「!?」

 

キングの言葉にのび太は目を見開く。

 

「彼女たちを洗脳する為に使った色んな薬、そして行った幾つもの人体改造。その副作用がもうすぐ起こる。死という最悪な形でね。」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「でも僕ならアカメたちを助けられる。君は永遠に彼女たちと一緒にいられる。」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「どうする?」

 

キングと手を組んで地球を支配するか、殺し屋に戻って生き地獄か。のび太に人生最大の選択が迫られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニャリ

 

キングは確信していた。のび太が自分たちを選ぶということを。何故なら彼は、のび太と数々の冒険をしてきた大切な相棒。そしてのび太の一番の理解者なのだから。

 

「のび太くん、僕たちは心の友だ。僕は君を殺したくない。」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「僕だけじゃないよ。静香ちゃんだって、スネ夫だって、ジャイアンだって。みんな君の事を大切に思っている。帰ろうよ、あの日々に。五人で無邪気に遊んでいたあの頃に・・・・・・・・・・。」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「困ったことがあれば、僕がいつでも秘密道具でなんとかするよ。ジャイアンやスネ夫に虐められたら僕が仕返しをしてあげる。テストで良い点が取りたければ、僕が勉強を手伝う。犬に追いかけられたら、僕が犬を追い払ってあげる。会社に遅刻しそうになったら、僕が『どこでもドア』で送ってあげる。女の子にモテたかったら、僕がモテモテになる道具を貸してあげる。お金や別荘が欲しかったら、僕が出してあげる。泳げるようになりたい時は、僕が楽な方法を教えてあげる。」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「この世に正しいことなんてないのさ。あるのはやりたい事とやりたくない事の二つ。人を殺して、浮かばれる人だっている。幸せになる人だっているんだ。」

 

斬った数だけ、幸せが生まれる。のび太は帝都で過ごした日々を思い出す。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「・・・・・・のび太くん、もう苦しまなくていいんだよ。君が僕たちを選んでも、誰も君を責めたりはしない。君だって一人の人間さ。やりたいことも、やりたくないこともたくさんある。変な使命感に囚われる必要はないんだよ。きっとパパもママもそう思っているよ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

ジャイアンのその後

  • 犯罪者になる
  • 引きこもり/ホームレスになる
  • AV俳優になる
  • 警察官になる
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。