ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「君に無罪の人間を殺せるかい?女も子供も?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「もしかしてアカメたちに期待しているのかい?でも残念、彼女たちはもうすぐ死ぬよ。」
「!?」
キングの言葉にのび太は目を見開く。
「彼女たちを洗脳する為に使った色んな薬、そして行った幾つもの人体改造。その副作用がもうすぐ起こる。死という最悪な形でね。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「でも僕ならアカメたちを助けられる。君は永遠に彼女たちと一緒にいられる。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「どうする?」
キングと手を組んで地球を支配するか、殺し屋に戻って生き地獄か。のび太に人生最大の選択が迫られる。
ニャリ
キングは確信していた。のび太が自分たちを選ぶということを。何故なら彼は、のび太と数々の冒険をしてきた大切な相棒。そしてのび太の一番の理解者なのだから。
「のび太くん、僕たちは心の友だ。僕は君を殺したくない。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「僕だけじゃないよ。静香ちゃんだって、スネ夫だって、ジャイアンだって。みんな君の事を大切に思っている。帰ろうよ、あの日々に。五人で無邪気に遊んでいたあの頃に・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「困ったことがあれば、僕がいつでも秘密道具でなんとかするよ。ジャイアンやスネ夫に虐められたら僕が仕返しをしてあげる。テストで良い点が取りたければ、僕が勉強を手伝う。犬に追いかけられたら、僕が犬を追い払ってあげる。会社に遅刻しそうになったら、僕が『どこでもドア』で送ってあげる。女の子にモテたかったら、僕がモテモテになる道具を貸してあげる。お金や別荘が欲しかったら、僕が出してあげる。泳げるようになりたい時は、僕が楽な方法を教えてあげる。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「この世に正しいことなんてないのさ。あるのはやりたい事とやりたくない事の二つ。人を殺して、浮かばれる人だっている。幸せになる人だっているんだ。」
斬った数だけ、幸せが生まれる。のび太は帝都で過ごした日々を思い出す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・のび太くん、もう苦しまなくていいんだよ。君が僕たちを選んでも、誰も君を責めたりはしない。君だって一人の人間さ。やりたいことも、やりたくないこともたくさんある。変な使命感に囚われる必要はないんだよ。きっとパパもママもそう思っているよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
ジャイアンのその後
-
犯罪者になる
-
引きこもり/ホームレスになる
-
AV俳優になる
-
警察官になる
-
その他