※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第十二章:決裂を斬る

「君は、自分が何をしょうとしているのか分かっているのか?」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

のび太は、キングの誘いを断った。

 

「うん。人間は管理しなければ存在さ。動物や植物たちが人間を嫌う気持ちは分かる。君が彼らを見捨てる気持ちも分かる。」

 

「だったら!」

 

「・・・・・なら、望んでもいないのに人間に生まれた者はどうなるんだ?生まれただけで、ありもしないレッテルを貼られて・・・・・・・・・人間だってだけで・・・・・生きる価値を奪われ・・・偽りの幸福で管理され・・・・・・・・・そして死んでいく。」

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

「そんな人たちを見捨てることはできない。人間だけじゃない・・・・動物も、植物も、ロボットも、俺は見捨てることができない・・・」

 

のび太は助けを求められる者を誰彼構わず助けてしまう。空腹で倒れている犬を車から助けたり、小人族に新しい住処を与えたり、絶滅しそうな動物を保護したり、切り倒されそうな木を歩けるようにしりと。それは野比のび太の強さの秘密だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはり・・・・君はこの星に破滅をもたらす存在。・・・・・話は、ついた・・・・。君の決意が、変わらないと言うなら、僕は、君を滅ぼす・・・」

 

キングはお腹にあるポケットに手を入れ、レーダー内蔵の剣を取り出す。

 

ガチン!!

 

二つの剣がぶつかり合う。

 

「かわいそうな、のび太くん。君の持つ大きすぎる力が・・・・君を狂わせてしまったんだね。」

 

そう言うと、キングはのび太と距離を取り、左腕を超強力空気砲に変える。

 

ドーン!!

 

圧倒的な衝撃波がかけめぐる。

 

「まずい!!」

 

そして粗同時に天井が崩れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崩れた家の残骸から飛び出し、二人は向かい合う。

 

「様々な冒険をした僕よりも、自分自身を信じるって言うんだね!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

キングは超強力ショックガンを取り出し、2億ボルトの電流をのび太に浴びせる。

 

「くっ!」

 

「一緒に食事をし、喧嘩をし、ママやパパに怒られ、遊んだあの楽しい日々を・・・・。散々世話をしてきたこの僕を・・・・・・裏切るって言うんだね!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「ジャイアン、スネ夫、静香ちゃん、今まで支え合ってきた仲間を見捨てるって言うんだね!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「『すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしい』って言うパパやママの思いを踏み躙るって言うんだね!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「動物や植物は・・・僕の加護なしに生きてゆく事は、できないと言うのに・・・・君はそんな彼らの生存を危機にさらすと、言うんだね!?」

 

のび太は電流を振り払う。

 

「俺は君の親友さ。そして親友だからこそ、君の全てを否定する!」

 

そう言いながらのび太は、剣で斬りかかる。

 

ヒラリ

 

だがキングはマントを取り出し、ひらりとそれをかわすと、今度はスーパー手袋をはめ、襲い掛かってきた。

 

「くっ!」

 

ガシン!

 

ガシン!

 

ガシン!

 

のび太とキングの拳がぶつかり合う。ぶつかるたびに空間に裂け目が生じる。

 

「友達を・・・親友を・・・・この手に、かけねばならないのは残念だよ。」

 

最早説得は不可能と理解したキング。

 

「でものび太くん、許してくれ。君を・・・・君たちを・・・・方っておくわけにはいかないんだ。

 

キングはスモールライトを取り出し、のび太に向ける。するとのび太はゆっくりと口を開く。

 

「君のやってることは無意味さ。・・・・このままだと、いずれ君は動物や植物たちも管理しなければ、ならなくなる。」

 

のび太は近い将来、ロボットや動物たちが人間を絶滅に追い込み、地球を破壊すると反論する。今までと何も変わらない。動物やロボットの立場と人間の立場が逆転するだけだと確信した。

 

のび太は剣の先をキングに向ける。

 

「いいのかい?僕が壊れれば、君は未来永劫戦い続けることになるんだよ。人間たちから永遠に追われることになるんだよ。」

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

のび太は一瞬でキングに近づくと、

 

カサン!!!

 

剣を振り抜く。今ののび太に迷いはなかった。

 

「ああ!だって、それが俺、野比のび太だから!!」

ジャイアンのその後

  • 犯罪者になる
  • 引きこもり/ホームレスになる
  • AV俳優になる
  • 警察官になる
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