ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
人気のない道を歩く六人組。彼らの旅は終点地が存在しない。所謂、終わりなき旅をする永遠の旅人たち。
「のび太♪」
クロメとのび太は堂々と組んでいる。
「ん、何?」
「何でもない♪ただ呼んだだけ・・・・んふっ♪」
幸せな妄想をしては、笑顔になるクロメ。そんなクロメを見ていると、のび太も嬉しくなって、クロメの頭を撫でる。
「あぁもう、こうしているだけで私、幸せ〜♪」
ずっと一緒にいたいと主張するクロメは、ひと時も離れようともしなかった。誰にも彼女のラブラブモードを止める気にはなれなかったようだ。
「のび太♪ごろごろ〜」
のび太の腕にぴったりと甘えて幸せを満喫していた。
「クロメ、みんな見てるから、少し離れようぜ。」
「やぁ〜だぁ。のび太愛してるんだもーん♪」
恋愛成就の神様も、子宝の神様も、裸足で逃げだしそうなくらい。二人の間には、もはや何も壁はなく世界で一番愛し合っている恋人と言えるだろう。だが残念な事に、キングがクロメたちに施した肉体改造の一つ、卵巣摘出手術。どんなに彼女たちが愛を確かめ合っても、妊娠することはない。
「のび太、愛してる♪」
バサッ
「は〜、ごめん。私・・・・・もう・・・・歩けない。」
チェルシーはその場に崩れ落ちる。
「チェルシー、大丈夫?」
のび太はクロメの腕を振りほどき、チェルシーの元に駆け寄る。
(そういえば、もう何日も歩きっぱなしだもんな。)
知らず知らずのうちにアカメたちに負担をかけていたのかもしれない。
「乗って!」
のび太はしやがみこみ、背中を向ける。なんだかんだと言ってチェルシーを甘やかしてしまうのび太。
キラッ
チェルシーの目が光る。
ガバッ
「『「『あーーっ!!!』」』」
アカメたちは声をあげる。チェルシーはのび太の肩の上に座るように担ぐ。所謂肩車だ。
「よし、レッツゴー!」
「急に元気になった!?」
嬉しそうに頬を赤くするチェルシーにのび太は驚く。
「お、おい、チェルシー!」
「だっておんぶしたら、また私のお尻触るでしょう♪」
「//// い、いつそんなことした!?/////」
のび太は声を上げて、講義する。
「それに、いつも同じ高さから見てたんじゃつまんないよ♪」
のび太はジト目でチェルシーを見る。
「お前、歳いくつ?」
「歳は関係ないもん♪いいじゃん、誰が見てる訳でもないし♪」
「・・・・・・・・・・。」
「さあ、出発進行!進路、北北東!」
「・・・・・・・・・・。」
仕方なくチェルシーを肩車しながら歩き出すのび太。そんな二人の後を羨ましそうに追うアカメたち。
ジャイアンのその後
-
犯罪者になる
-
引きこもり/ホームレスになる
-
AV俳優になる
-
警察官になる
-
その他