ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
『これで、良かったのよ・・・お兄ちゃん・・・。』
『これまで、お兄ちゃんはのび太さんを・・・・・・この地球を守ってきた・・・。』
「よし、大量!大量!」
のび太は上機嫌である。彼は今、アカメと一緒に川で釣りをしている。そして何故か思うように釣れる。今日はご馳走だ。みんな喜ぶだろうな。
「!!!」
のび太は魚の口から釣り針を外し、バケツの中に・・・・・・
「!?」
バケツを覗き込むと、そこには魚が一匹も入っていない。
「???」
顔をあげると、そこには薪があり・・・
「あーーーっ!!!」
一緒に釣りをしているはずのアカメが魚を全てほうばっていた。
「せっかく釣った魚が・・・・・・・」
そんな彼女をよそにのび太は膝から崩れ落ち、泣き出してしまった。
『でも結局、それもこれものび太さんたちが乗り越えなくちゃ、ならないものだったのよ・・・・・』
『自分の足で、歩くためにね・・・・。』
「しょうがない、まだ時間はある。川がダメなら山だ!」
気持ちを切り替えて、のび太はシェーレと一緒に山に登る。
「んーと・・・・・・」
果物や食べられそうなキノコなどを探す。
「のび太!」
「なに?」
シェーレは後ろからのび太の肩を掴み、呼び止める。その際、
ガタン
足を滑らせ、穴に落ちる。
「『うわあああああああああ!!!!』」
『大丈夫、そう簡単に滅亡したりしないわ・・・。地球も、のび太さんたちも・・・・私たちが、思ってる以上に強いのよ・・・・』
『・・・・・・・・きっと、ね。』
「やったな〜!えい!」
「キャッ!」
バシャ!!バシャ!!
「冷たい!」
バシャ!!
「あ!ごめんなさい!」
「うわあ!!」
広い海の海岸。そこで水着姿のレオーネ、クロメ、チェルシー、シェーレ、アカメが楽しそうにハシャいでいる。
「・・・・・・・・・・・・。」
そんな彼女たちを遠くから見守るのび太。
「世界の均衡・・・・・憎しみ・・・・不安・・・」
そう呟きながら頭を抱えるのび太。
「何を悩んでいる?」
アカメがのび太の顔を覗き込んでくる。
「あ、いや・・・・なんでもない・・・・」
何とかごまかそうとするが、アカメたちにはのび太の気持ちが手に取りように分かる。
「・・・・・・・・・・・・。」
アカメはのび太の隣に座り、身体を預けてくる。
「私は世界中を旅できると思うとワクワクするぞ。」
「???」
「だってもう一人じゃない。お前と同じ立場で目線で全て感じられる。何も辛いことなんてない。そして何よりのび太と一緒に生きられることが私は嬉しい。」
「・・・・・・・・・・・。」
「のび太!!こっちにおいでよ!!!」
「ほらほら、早く!」
クロメ、チェルシー、シェーレ、レオーネはのび太に手をふる。
「いや、おれは・・・・・」
そんな彼女たちの誘いを断るのび太。だが、アカメはのび太の手を取り、彼を強引に立ち上がらせる。
「何が起きても私たちがお前を守り抜く。だから、お前も私たちを守ってくれ!!」
「うん・・・・・・・・」
それだけ言うと、二人はクロメたちの元に走り出す。
我が事ながら非常に遺憾ではあるけれど、運命という言葉をそのままの意味で使えるほど僕という人間は純粋ではない。だから、この物語が幕を開けたきっかけは果たしてなんだったのか、と問われたら、迷わずにこう答えるだろう。それは、紛れもなくただの偶然だったーーーーと。そもそものはじまりは、何の変哲もない秋の日のこと。あの日、彼女たちと再会してしまったことで、僕の平穏で無為で怠惰らな日常は音を立てて崩れ去ってしまった。その出来事が、僕という人間にとって歓迎すべきことだったのか、それともそうではなかってのか。その答えはまだ僕の口からは語れないけれどーーーそれでも、これだけは言える。僕たちの過ごした青春の日々は、ただただどこまでも残念で・・・・けれど、何よりも輝いていたと。
野比のび太、心の作文
ジャイアンのその後
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犯罪者になる
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引きこもり/ホームレスになる
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AV俳優になる
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警察官になる
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その他