ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「ねぇ?のび太って好きな人とかいるの?」
のび太の胸の上で寝ていたクロメが口を開く。
「・・・・・・・・いる。」
「だ〜れ?」
今度は左横で寝ていたチェルシーが聞いてくる。
「聞くまでもないと思うけど・・・・・・。」
すると今度は右横で寝ていたレオーネが聞いてくる。
「言ってくれないと分からない。」
「そこはいい加減分かって欲しいな。」
「女の子はね、どれだけ好きな人と一緒にいても、どれだけ相手の事を分かっていても、やっぱり好きって言って欲しいんだよ。」
「・・・・・・そうなの?」
「そうなの!」
「・・・・・・・・。」
「ふふ、大丈夫ですよ。たとえ誰が現れようとも、何が起ころうとも、私たちの全てはのび太の物です・・・それは変わらりません。」
アカメとシェーレも会話に加わる。
「全部?」
「『「『「もちろん。」』」』」
「んっ・・・・・、みんな。みんなは俺だけのもの・・・?」
「そうだよ。私たちとのび太は夫婦なんだもの。ずっと、ずっと一緒なんだよ、私たちは一心同体なんだよ?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「『「『「愛してるよ(ます)、のび太。」』」』」
「・・・・・・・・・うん。」
そしてのび太たちは眠りについた。
「・・・・・・。」
誰かに呼ばれているような感覚を覚え、私は目を覚ます。上半身を起こすと、
「ひさしぶりね。」
「お、お前は・・・・・・・」
目の前にピンク色の長髪と瞳を持ち、ツインテールが特徴的な小柄で華奢な少女がいた。この場にいる筈のない戦友の姿に私は目を丸くする。
「葬る。」
だがすぐに戦闘モードに入り、襲いかかる。
ガシッ
ガッ
だが私の拳と蹴りを最も簡単に受け止める。
「流石ね、アカメ。」
マイン?はニャリと笑う。
「どうやら殺し屋としての心得は今も健在のようね。」
「お前は一体何者だ?」
「射撃の天才よ。」
ガシッ
ガシッ
ガッ
「そういえばアカメ。」
「・・・・・・・・・。」
「最近、のび太とのエッチはどうなの?」
「!?」
私は背後に飛び、距離をとる。いきなり変な事を聞かれて、私の心臓が止まりそうなほど驚いてしまう。標的の言葉に耳をかしてしまった。
「どうしたのよ?まさか、全然してないとかいうんじゃ・・・・・・」
「///し、しては・・・いるけど・・・・・そ、その・・・・////」
「なに?その様子じゃ、あまり回数はしてないようね。」
「////・・・・・・・・・・・。////」
私の様子にマインはため息をつく。
「はぁ・・・・・、どうしてあんたはこんなに奥手なんだか・・・」
「////うぅぅ・・・・////」
恥ずかしい。でも、最近はちょっとのび太と、そういうことをしてないかもしれない。昼間も結局見ているだけだった。結婚したばかりの頃はよくしてたんだけど・・・。
「アカメ、余計なお世話かもしれないけど、もっとのび太を喜ばせないと捨てられちゃうかもしれないわよ。」
「////の、のび太に、すてられちゃう・・・・?////」
のび太に限って、そんなことはない・・・と思うけど・・・・・マイン?の言葉が、胸の深いところにまで突き刺さっ去っているような気がする。
「///だ、だが、私は・・・。一体どうすれば・・・・////」
「それこそアカメ次第でしよ、わたしにはあいつの性癖はわからないしね。まぁ、恥ずかしがってばかりいないで、少しは積極的になることね。」
「////積極的に・・・・・////」
私はマインの言葉を、心の中で何度も繰り返し唱えていく。積極的に・・・・。のび太と、積極的に・・・・・。
「アカメ?」
すると突然声がした。顔を上げると、そこにはのび太がいた。
のび太がアカメたちと結婚したら、ノビスケは・・・・・
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生まれる。
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生まれない。代わりに娘が生まれる。