※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第四章:アカメからの誘いを斬る

夕食後。

 

ことん

 

居間で雑誌を読んでいたのび太にアカメがお茶を運んできた。

 

「ありがとう、アカメ。」

 

手渡されたお茶を受け取ると、視線を再び雑誌に戻す。

 

「じぃ~~~~~」

 

「・・・・・・・」

 

アカメは向かい側に座ると、のび太をじーっと見つめてくる。

 

「じぃぃぃぃぃ~~~~」

 

彼女は無言のまま、いつも通りの何を考えているのか読めない表情だ。緊張して、雑誌を持つ手が汗ばんでしまう。

 

「あー・・・・・えっと、何か・・・・・?」

 

空気に耐えきれなくなり、のび太は恐る恐るアカメに尋ねる。

 

「!!!」

 

するとアカメはハッとした様子で目を逸らし、居心地悪そうに体を揺らした。

 

「・・・・・昼間の事なんだが・・・・・」

 

「・・・・・・・・・昼間の事って?」

 

「・・・・・・・とぼけるな。お前、タイトル、見ただろう?」

 

「はい・・・・・」

 

あっさり白状してしまうのび太。

 

「・・・・・あんな本買ったりして・・・・・私のこと、軽蔑したか?」

 

「軽蔑?なんで?驚きは、したけど。」

 

「私が普段、真面目だから・・・・・か?」

 

「まぁ、そうだね。意外っていうか・・・・・」

 

のび太の『意外』という答えを聞き、アカメは再び黙り込んでしまった。

 

「あ、あのさ・・・・アカメ、ああいう本。好きなの?」

 

「ーー!!」

 

思い切って問いかけると、アカメの方がピクッと跳ねた。

 

「別にいいんじゃない?」

 

「えっ?」

 

アカメは目を丸くする。珍しくわかりやすい反応にドキッとしながら、のび太は更に言葉を続けた。

 

「アカメだって女の子なんだし、恋はしたいでしょう?別に変な事なんて何もないよ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「僕だって恋人は欲しいし、デートもしてみたい。」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「それくらい、普通だよ。誰だってやってるよ。」

 

寧ろ今まで肉以外興味を持たなかった方が異常なのである。

 

「そう、か・・・・・・」

 

のび太の言葉に安心したらしく、アカメはかすかに笑みを浮かべてみせる。部屋の空気がふわっと柔らかくなるのが分かった。何だが、すごい偉業を成し遂げたような気分だ。

 

「のび太はクリスマス・イヴに予定はあるか?」

 

「うーん、まだないけど・・・・・・・」

 

「それなら一緒に出かけないか?」

 

「アカメと?う〜ん・・・・・」

 

「ダメ・・・・か?」

 

「良いよ、アカメが構わないなら!」

 

「そうか。」

 

アカメは笑みを浮かべる。最近色んな表情をするようになったアカメ。そんな彼女を内心『可愛い』と思うのび太であった。

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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