ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
OX高校に入学した新入生たち。1つか2つしか変わらない先輩たちが大人びて見える彼ら。話の合う者たちがグループを形成し話している内容は美女、美少女についてだった。
「俺、アカメ先輩が気になる!」
「俺も!なんかあのクールで妙に色気があるのがヤバい!しかもデカイ。」
男子たちが話に花を咲かせる。だがそこへ、一人の少年が話に割った入ってきた。
「無理だよ。その先輩、付き合ってる人いるらしいよ。」
彼の名はタクミ、新入生の一人だ。
「マジかー。まぁ、あれだけの美人が付き合ってないとかないよなぁ。」
「その付き合ってる人、噂によるとハーレム築いてるらしいよ。」
「『「『「は?」』」』」
昼休み、彼らは机を集め、各々の昼食を食べながら雑談を続ける。あの人がどうとか、この人がどうとか。彼らにとって先輩となる上級生のアカメが話題に上がり、その流れで彼女と付き合っているのび太の噂が出てきた。
「アカメ先輩以外にも、クロメ先輩、チェルシー先輩やシェーレ先輩とかも、のび太とかいう先輩の彼女だって聞いたよ。」
「嘘だろ? 4人と付き合うとかどんなイケメンだよ。」
「俺、その人見たことあるわ。」
「どうだった?」
「普通。」
「え?」
「マジで普通としか言えない男なんだよ。なのに、その4人とそれ以外の美少女たちと仲よさげに歩いていたぞ。」
彼がのび太を見たのはつい先日のこと。駅前のスーパーで夕食の材料を調達しようと道を歩いていたら、のび太のグループが前から歩いてきた。アカメを筆頭にクロメ、チェルシー、シェーレやレオーネたちがのび太にイチャつきながら歩いている光景は、商店街の人たちにとっては見慣れたものではあったが、新入生の彼らにとっては異質な光景に映ったから記憶に新しい。
「普通の男が付き合えるなら俺でもワンチャンあるか・・・・・?」
「ないない。あれだけイチャついてるの見せられたら無理だわ。今度見てこいよ。」
「えー、マジかよー」
彼らはのび太という男への不満を口にしながら昼休みを過ごした。
そして放課後の屋上。
「ごめんね。」
「・・・・・・そうですか。」
タクミはがっくりと肩を下ろす。そんな彼をチェルシーは、無言で見つめる。
「・・・・・・・・・・・・。」
ここで声をかけたら、余計に彼を傷つけてしまう。チェルシーは崩れているタクミをよそに屋上の扉を開けた。
「あの!!」
「???」
タクミの言葉に美女は少し振り返る。
「チェルシー先輩の好きな人って・・・・やっぱりのび太先輩なんですか?」
「・・・・・・・・・・・・。」
タクミの言葉にチェルシーは申し訳なさそうな顔をする。
「そうだよ。」
リクエスト 2 は・・・・・・・
-
続けた方がいい
-
やめた方がいい