※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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リクエスト2.12

キーンコーンカーンコーン・・・・・

 

放課後の屋上では・・・・・・・

 

「・・・・・・・・・。」

 

「ど、どうかな宮澤さん?この間の返事、考えてくれた?」

 

一組の男女が向かい合っていた。

 

「うん・・・・・そ、その事なんだけど・・・・・・」

 

「う、うん。」

 

「・・・・・・・・ごめんなさい。」

 

宮澤の言葉にタクミは目を見開く。

 

「えっと・・・・・・僕とは付き合えないって事?」

 

「うん・・・・・ゴメンね。タクミくんがいい人だって事は分かるんだけど。」

 

「ど、どうしてっ!?僕のドコがダメなんだ?」

 

「だってタクミくん・・・・ベッドの下にえっちな本を50冊以上隠してるんでしょ?」

 

「えっ・・・・・・・・・」

 

宮澤の言葉にタクミの顔が段々青ざめていく。

 

「自宅のPCにはネットから落としたえっちな画面が千枚以上。」

 

「うぐうっ!」

 

「しかもPCには、えっちなゲームが100本以上インストールされてるって・・・・・」

 

「がはああああああっ!!」みっ、宮澤さん!誰からそんな情報をっ!」

 

「・・・・・・・・・ホントだったんだ。」

 

「え・・・・・・・・・?あっ・・・し、しまったっ!!」

 

慌てて口を塞いだが、もう手遅れ。

 

「それじゃ・・・・これからも良いお友達でいましょうね。」

 

タタタタ・・・・・・

 

少女は逃げるようにその場を走り去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残されたタクミはその場で蹲る。

 

「宮澤さん・・・・・うううっ!泣かないぞっ、泣くもんかっ!」

 

そしてそんな彼に声をかける人物がいた。

 

「あららららっ、ごしゅーしょーさまー」

 

「んっ!?この声は・・・・・」

 

振り向くと、そこには・・・・・・・

 

「やっほー、タクミ。」

 

「シャーリーっ!」

 

風に軽く揺れるツインテールの真ん中で小悪魔チックに微笑む顔。失恋のキズに追い打ちをかけた、彼女の名はシャーリー・フェネット。見てのとおりタクミより年下。2年後輩にあたる。この学園に進学した2年前からタクミが住むマンションの大家さん・・・・。また外国人の父を持つハーフなのである。「街を歩くと絶対に声をかけられる」と、本人が豪語してるだけあって見た目はけっこうカワイイ。・・・・・・・・ただし、何もしなければ。

 

「シャーリー・・・・・まさか宮澤さんに僕の恥ずかしい情報を教えたのは・・・・・」

 

「いえーっす、私よっ♪」

 

「まぁたお前かっ!なんて事してくれたんだ!1カ月前から下校中に声をかけ、さりげなくデートに誘い、やっと告白にこぎつけたってのに・・・・・。お前の情報のせいで何回フラレてると思ってるんだ!はっ、まさか!チェルシー先輩、アカメ先輩、クロメ先輩、シェーレさん、レオーネさんの時も!?」

 

「いえーっす♪」

 

「このフラグクラッシャー!」

 

「勝手に変な異名つけないでよ。彼女からタクミのこと聞かれて、それで教えただけだもん!」

 

「・・・・何を教えた?」

 

「はい、これっ。」

 

ポケットからメモ用紙をつまみ出すと、シャーリーはポンとタクミの手に握らせる。

 

「なになに・・・・・・『タクミ、アダルト資産リスト』・・・・げえええええええええええっ!ちょ、おまっ!これ全部チェルシー先輩たちに教えたのかよ!?」

 

「いえーっす♪」

 

「『いえーっす♪』じゃねえよ!どうしておまえが、こっ・・・・・こんな事まで知ってるんだ!?」

 

「この前の家賃強制徴収の時にちょーっと調査をね。でもこの年で人妻系にまで手を出してるなんて・・・・タクミ・・・・・かわいそう・・・・」

 

「もっと可哀想にしてるのはどこのどいつだっ!いくら大企業の社長の娘だからって、勝手に部屋に入るな!」

 

「なにエラそうに言ってるのよっ!そもそも仕送り8割で生きてるクセに家賃を滞納するからでしょ!」

 

「ぐうぅっ!痛い所を・・・・・」

 

「それに、チェルシー先輩たちにはちゃんとフォローしておいたわよ。『こんなドスケベだけど、とっても良い人ですよ』・・・って。」

 

「これだけバラされて、それだけのフォローで効くかあっ!」

 

「そう思うなら、フォローが効くように日々の自分を変える事ね。」

 

(くっ、くやしいっ!けど、言ってることがもっともで言い返せない・・・・)

リクエスト 2 は・・・・・・・

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