ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
キーンコーンカーンコーン・・・・・
放課後の屋上では・・・・・・・
「・・・・・・・・・。」
「ど、どうかな宮澤さん?この間の返事、考えてくれた?」
一組の男女が向かい合っていた。
「うん・・・・・そ、その事なんだけど・・・・・・」
「う、うん。」
「・・・・・・・・ごめんなさい。」
宮澤の言葉にタクミは目を見開く。
「えっと・・・・・・僕とは付き合えないって事?」
「うん・・・・・ゴメンね。タクミくんがいい人だって事は分かるんだけど。」
「ど、どうしてっ!?僕のドコがダメなんだ?」
「だってタクミくん・・・・ベッドの下にえっちな本を50冊以上隠してるんでしょ?」
「えっ・・・・・・・・・」
宮澤の言葉にタクミの顔が段々青ざめていく。
「自宅のPCにはネットから落としたえっちな画面が千枚以上。」
「うぐうっ!」
「しかもPCには、えっちなゲームが100本以上インストールされてるって・・・・・」
「がはああああああっ!!」みっ、宮澤さん!誰からそんな情報をっ!」
「・・・・・・・・・ホントだったんだ。」
「え・・・・・・・・・?あっ・・・し、しまったっ!!」
慌てて口を塞いだが、もう手遅れ。
「それじゃ・・・・これからも良いお友達でいましょうね。」
タタタタ・・・・・・
少女は逃げるようにその場を走り去った。
残されたタクミはその場で蹲る。
「宮澤さん・・・・・うううっ!泣かないぞっ、泣くもんかっ!」
そしてそんな彼に声をかける人物がいた。
「あららららっ、ごしゅーしょーさまー」
「んっ!?この声は・・・・・」
振り向くと、そこには・・・・・・・
「やっほー、タクミ。」
「シャーリーっ!」
風に軽く揺れるツインテールの真ん中で小悪魔チックに微笑む顔。失恋のキズに追い打ちをかけた、彼女の名はシャーリー・フェネット。見てのとおりタクミより年下。2年後輩にあたる。この学園に進学した2年前からタクミが住むマンションの大家さん・・・・。また外国人の父を持つハーフなのである。「街を歩くと絶対に声をかけられる」と、本人が豪語してるだけあって見た目はけっこうカワイイ。・・・・・・・・ただし、何もしなければ。
「シャーリー・・・・・まさか宮澤さんに僕の恥ずかしい情報を教えたのは・・・・・」
「いえーっす、私よっ♪」
「まぁたお前かっ!なんて事してくれたんだ!1カ月前から下校中に声をかけ、さりげなくデートに誘い、やっと告白にこぎつけたってのに・・・・・。お前の情報のせいで何回フラレてると思ってるんだ!はっ、まさか!チェルシー先輩、アカメ先輩、クロメ先輩、シェーレさん、レオーネさんの時も!?」
「いえーっす♪」
「このフラグクラッシャー!」
「勝手に変な異名つけないでよ。彼女からタクミのこと聞かれて、それで教えただけだもん!」
「・・・・何を教えた?」
「はい、これっ。」
ポケットからメモ用紙をつまみ出すと、シャーリーはポンとタクミの手に握らせる。
「なになに・・・・・・『タクミ、アダルト資産リスト』・・・・げえええええええええええっ!ちょ、おまっ!これ全部チェルシー先輩たちに教えたのかよ!?」
「いえーっす♪」
「『いえーっす♪』じゃねえよ!どうしておまえが、こっ・・・・・こんな事まで知ってるんだ!?」
「この前の家賃強制徴収の時にちょーっと調査をね。でもこの年で人妻系にまで手を出してるなんて・・・・タクミ・・・・・かわいそう・・・・」
「もっと可哀想にしてるのはどこのどいつだっ!いくら大企業の社長の娘だからって、勝手に部屋に入るな!」
「なにエラそうに言ってるのよっ!そもそも仕送り8割で生きてるクセに家賃を滞納するからでしょ!」
「ぐうぅっ!痛い所を・・・・・」
「それに、チェルシー先輩たちにはちゃんとフォローしておいたわよ。『こんなドスケベだけど、とっても良い人ですよ』・・・って。」
「これだけバラされて、それだけのフォローで効くかあっ!」
「そう思うなら、フォローが効くように日々の自分を変える事ね。」
(くっ、くやしいっ!けど、言ってることがもっともで言い返せない・・・・)
リクエスト 2 は・・・・・・・
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続けた方がいい
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やめた方がいい