※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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リクエスト2.15

「いやあああああっ!」

 

「はああああああっ!」

 

道着に袖を通した門下生たちが、道場の至る所で組み合っている。気合い満点のかけ声が響く道場の端に、腕を組んだタクミの姿があった。

 

「ちょっと、タクミ。」

 

「ん?」

 

そこへシャーリーが慌てた様子でやってきた。

 

「さっき道場に着ている学園の子から聞いたわよ。まーた厄介ごとに首をつっこんだんですって?」

 

「ああ、情報が早いなあ。」

 

「人の心配もいいけど。少しは自分の心配もしなさいよ。タクミのそういうところ確かに良いとことは思うけど・・・・・。人助けで自分が死んじゃったら、元も子もないんだから。」

 

「あー、わかったわかった。まあまあ。いいじゃないか、こうして無事だったんだし。」

 

「・・・・・・・どうしたのタクミ?なんかヘンよ?」

 

「ヘン?・・・・・・・・そうか?」

 

「ええ、ヘンよ。てっきりフラれて落ち込んでると思ったのに・・・・・・。道場に来てから、ずーっとニヤニヤしてるんだもの。ヤケ食いのついでに妙なキノコでも食べたの?」

 

「はははっ、バカだなあ。そんな事するわけないじゃないか。」

 

「それじゃ、いったいなんなの?そのしまりの無い顔の理由は?」

 

「そうだな・・・・・話すと長くなるんだがひとことで言うなれば・・・・」

 

「言うなれば?」

 

「・・・・・・・ふっ・・・・・天使に会った。」

 

「は・・・・・?」

 

ひくりとほおを引きつらせると、シャーリーはタクミの前にやってきて、おでこにひたりと手を当てる。

 

「熱はない・・・・・って事は、心因的な幻覚ね。」

 

「俺の素晴らしい現実を妄想にするなっ!実際に会ったんだよっ!天使のようなっ!ステキな子にっ!」

 

「女の子?あぁ・・・・・・そういう・・・・失恋して、さっそく次の恋ってワケね。」

 

「ま、平たく言うとそうなるな。」

 

「ったく・・・天使なんて紛らわしいこと言って。そんなにフラフラしてたら、うまくいったってフラレちゃうわよ。女の子って、好きな子のそういう態度すっごい不安になるんだから。」

 

「なんだそりゃ?お前の経験から言ってるのか?」

 

「ちっ、ちがうわよバカッ!一般論で言ってるのっ!」

 

「って・・・・・何だよ、そんなに怒るトコかあ?」

 

「あっ・・・・・・・・べっ別に・・・・ちょっとムカツキのツボにはまっただけよっ。あっ、それよりね。駅前に可愛いタイヤキのお店が出来たの。興味あるんだー、元気ならさ、帰りにつきあってよ。」

 

「まーた付き合い要請か・・・・・俺は甘いものに用はねーぞ。行きたきゃ一人で行ってこい。」

 

「だって一人で行って、声とかかけられたらウットーしいもの。それに噂じゃハバネロタイ焼きもあるらしいわよ。ねっ、行こっ♪」

 

「うーん・・・・・・・辛いものは好きだけど・・・・・」

 

「おおい、 シャーリー!」

 

「あっ、先生が呼んでるぞ。」

 

「もう・・・・先生ったら、タイミング悪いなあ。タクミ、それじゃ考えといてよね。」

 

シャーリーはそのまま去って行った。

 

「はーっ、メシとか買い物のたびに誘いやがって・・・・・。俺なんか誘わず、さっさと彼氏でもつくりゃいいのに。」

 

リクエスト 2 は・・・・・・・

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