※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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リクエスト2.16

放課後、帰り支度をしたタクミは廊下に出る。

 

ざわざわ

 

だがそこには人集りがあった。

 

「おい、誰だよあの美人!?」

 

「お前、知らないのか例の転校生だよ!」

 

人集りをかきわけて進むと、そこには見知った少女の姿があった。

 

「おい、タクミ。探したぞ。」

 

エスデスはタクミの腕にからみついてくる。

 

「え、エスデス!?」

 

「早く案内しろ。」

 

「あ、案内って?」

 

「そういえば言ってなかったな。私は、今日からお前の家に住むことになったのだ!」

 

「へ!?」

 

エスデスの発言にタクミだけではなく、周囲の野次馬たちも声を上げた。

 

「た〜く〜み〜。」

 

すると恨めしい声が聞こえてくる。

 

「なっ、何だよシャーリー?」

 

この場で一番会いたくない人物が現れた。

 

「デレっとした口調に伸びきった鼻の下・・・ひょっとして、天使ってこの人?」

 

マズイ。このままでは、宮澤さんの時と同じ道を辿ってしまう。なんとか誤魔化さなければ。

 

「そっ・・・・・そそそそそそっ!そんなこと無いぞっ!」

 

必死で誤魔化そうとするが、焼け石に水だった。

 

「はあっ・・・・・ほんっとうに分かり易いわね。」

 

「うっ・・・・・」

 

「ねぇ、あなた!これ、あげる。」

 

シャーリーはエスデスに小さなメモ用紙を差し出す。

 

「何だ、これは?」

 

エスデスはメモを受け取り、それを眺める。マズイ。それは、『タクミ、アダルト資産リスト』が書かれたメモ用紙だ。

 

「この年で人妻系にまで手を出してるなんて・・・・タクミ・・・・・かわいそう・・・・」

 

いつものようにニヤケた顔でエスデスの様子を伺うシャーリー。この疫病神め。

 

「そ、それは違うんだ。俺は断じで!」

 

「何だ、タクミ?お前、こういうプレイが好みなのか?」

 

「『へ?』」

 

エスデスの言葉にタクミだけでなく、シャーリーも声を漏らす。

 

「何故早く言わない?そうと決まれば、早く帰るぞ。」

 

エスデスは再びタクミの腕を掴むと、その場から立ち去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその後、

 

(なによなによ!タクミったら!)

 

不機嫌な様子を隠しもせずに道を歩くシャーリー。

 

「私が誘った時なんか即答するのに・・・・・ちょっと美人でオッパイが大きいからって、キバを抜かれちゃって・・・」

 

カン!!

 

不安と緊張からか、シャーリーは地面にあった石ころを蹴る。

 

パキン!!

 

すると蹴った石ころは遠くにいた大男の顔面に直撃した。

 

「誰だ!?」

 

シャーリーは顔を真っ青にしながら動揺する。まずい。明らかに柄の悪い男だった。しかもかなり怒っている。男は取り巻きを連れながら近づいてきた。

リクエスト 2 は・・・・・・・

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