ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「きゃっ!やあああああっ!」
ジャイアンは腕を伸ばしてシャリーの腕を掴むと、自分の眼前にひっぱりあげた。
「もうオマエはオレのものだ。」
「いやよそんなのっ!私はタクミのオヨメさんなんだからっ!」
「すでに他人のものというのであれば、奪うだけだ。安心しろ。すぐにオレの事が愛しくなる・・・・・」
シャーリーの体を肩の上に担ぎ上げ、ジャイアンは歩き出した。
「いやああっ!タクミッ、タクミーッ!」
可哀想な女だ――通行人はそう思わないでもなかった。この娘も、弄ばれるだ け弄ばれて最後はポイ、かな・・・・。そしてしばらくの後、通行人は何事もなかったように振る舞い出した。
数日後。
「タクミさん!」
帰り支度をしていたタクミの元に、見知った少年がやってきた。確か、シャーリーのクラスの学級員だ。少年は、複数のプリントを差し出してくる。何でも、『休んでいるシャーリーに届けてほしい』、とのこと。なぜ態々別学年のタクミに頼むのだろう?その事について尋ねると、シャーリー曰く『こういう雑用は、三年のタクミにやらせなさい』、とのこと。あいつはどこまで自分をコケにすれば気が済むのだろう。タクミは内心嫌がりながら、プリントを受け取った。
「しょうがない・・・・・・。」
タクミは立ち上がると、歩き出した。
「シャーリーちゃんの家に行くの?」
廊下に出た途端、声を掛けられた。声の正体はセシルだった。
「うん。」
「私も行くわ!」
セシルは、強い口調でそう言った。
そして数分後・・・・・・・・
「相変わらずデカイな・・・・・・・・・」
タクミはシャーリーの家の前にいた。正直、この家には幼少期の頃からいい思い出がない。なるべく避けて通りたい場所なのである。しょうがない、さっさと終わらせるか。タクミはおそるおそるシャーリーの家のインターホンに手を伸ばす。だが・・・・・・・
ガタン
玄関から男が飛び出してきた。シャーリーのお父さんだ。何度も会っているから見間違えるはずがない。
「・・・あ、こんにちは。」
セシルたちは礼儀正しく頭を下げた。
「・・・・・こんにちは。何か用かな?」
シャーリーのお父さんは優しく微笑みかけてきた。
「・・・すみません。シャーリーちゃんが休んでるって聞いて。電話したんですけど、
繋がらなくて・・・・・・」
シャーリーの父親はドキッとした。
「---すまない。今はちょっと急いでいるんだ!」
お父さんは明らかに挙動不審だ。それを隠すように彼は足早に立ち去った。
リクエスト 2 は・・・・・・・
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続けた方がいい
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やめた方がいい