※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

226 / 237
リクエスト2.17

「きゃっ!やあああああっ!」

 

ジャイアンは腕を伸ばしてシャリーの腕を掴むと、自分の眼前にひっぱりあげた。

 

「もうオマエはオレのものだ。」

 

「いやよそんなのっ!私はタクミのオヨメさんなんだからっ!」

 

「すでに他人のものというのであれば、奪うだけだ。安心しろ。すぐにオレの事が愛しくなる・・・・・」

 

シャーリーの体を肩の上に担ぎ上げ、ジャイアンは歩き出した。

 

「いやああっ!タクミッ、タクミーッ!」

 

可哀想な女だ――通行人はそう思わないでもなかった。この娘も、弄ばれるだ
け弄ばれて最後はポイ、かな・・・・。そしてしばらくの後、通行人は何事もなかったように振る舞い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後。

 

「タクミさん!」

 

帰り支度をしていたタクミの元に、見知った少年がやってきた。確か、シャーリーのクラスの学級員だ。少年は、複数のプリントを差し出してくる。何でも、『休んでいるシャーリーに届けてほしい』、とのこと。なぜ態々別学年のタクミに頼むのだろう?その事について尋ねると、シャーリー曰く『こういう雑用は、三年のタクミにやらせなさい』、とのこと。あいつはどこまで自分をコケにすれば気が済むのだろう。タクミは内心嫌がりながら、プリントを受け取った。

 

「しょうがない・・・・・・。」

 

タクミは立ち上がると、歩き出した。

 

「シャーリーちゃんの家に行くの?」

 

廊下に出た途端、声を掛けられた。声の正体はセシルだった。

 

「うん。」

 

「私も行くわ!」

 

セシルは、強い口調でそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数分後・・・・・・・・

 

 

「相変わらずデカイな・・・・・・・・・」

 

タクミはシャーリーの家の前にいた。正直、この家には幼少期の頃からいい思い出がない。なるべく避けて通りたい場所なのである。しょうがない、さっさと終わらせるか。タクミはおそるおそるシャーリーの家のインターホンに手を伸ばす。だが・・・・・・・

 

ガタン

 

玄関から男が飛び出してきた。シャーリーのお父さんだ。何度も会っているから見間違えるはずがない。

 

「・・・あ、こんにちは。」

 

セシルたちは礼儀正しく頭を下げた。

 

「・・・・・こんにちは。何か用かな?」

 

シャーリーのお父さんは優しく微笑みかけてきた。

 

「・・・すみません。シャーリーちゃんが休んでるって聞いて。電話したんですけど、

 繋がらなくて・・・・・・」

 

シャーリーの父親はドキッとした。

 

「---すまない。今はちょっと急いでいるんだ!」

 

お父さんは明らかに挙動不審だ。それを隠すように彼は足早に立ち去った。

リクエスト 2 は・・・・・・・

  • 続けた方がいい
  • やめた方がいい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。