ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
16時。
「『・・・・・・・・・・・・・。』」
シャーリーの父と母は、リビングのソファーに座っていた。二人の表情は暗い。理由は勿論彼らの娘のことだ。
オカシイ。
高校はとうに終わっているハズ。
その時、電話が鳴った。
シャーリーの父は慌てて電話を取る。
「もしもしー?フェネットさん?」
加工音声のような声が響いてきた。
「誰だ?」
シャーリーの父は苛立ち、返事をする。
「--娘を預かった。今から1時間後、南地区の河川敷、1000万円用意して一人で来い。」
電話の相手は淡々とそう告げた。
ーーー誘拐。
シャーリーの父は頭が真っ白になった。
「わ、、分かった。行く。行くから。娘に手を出さないでくれ。」
そう言うと、相手は ”警察に言えば娘を殺す””他の誰に言っても娘を殺す”と宣言した。電話を切ったシャーリーの父は、慌ててお金をかき集め、指定された場所へと向かった。
そこに辿り着くと、車が止まっていた。この河川敷には人通りがほとんどない。
「・・・・・・・・。」
シャーリーの父があたりを見回すと、車の中から人が出てきた。
男子高生だーー。特徴的なキツネ顔に加え、前から見ても横から見ても山形に見える独特な髪型をしている。シャーリーの父は慌てて駆け寄った。
「か・・・金なら払う!今すぐ娘を解放してくれ!」
シャーリーの父が叫んで、アタッシュケースを差し出すと、少年は乱暴にそれを取り上げた。そして少年はお金を乱暴な手つきで数える。
「1000万円!」
それだけ言うと、少年は踵を返し、アタッシュケースを持ちながら車の方へと歩き出す。
「おい!まだ娘は返して貰ってないぞ!!」
シャーリーの父の呼びかけに立ち止まる少年。
「今すぐ返すなんて言ってないもんね。」
「なん・・・だと?」
少年は、愉快そうに続けた。
「シャーリーちゃんを助けたいなら、これから言う要求をちゃ~んと、やってもらわなきゃ!」
完全に自分を馬鹿にしている。シャーリーの父は拳を握りしめた。
「き・・・貴様・・・」
シャーリーの父は少年を睨んだ。
「いいの?シャーリーちゃん、知らない男に滅茶苦茶にされちゃうよ?」
その笑みには迷いはない。
「や・・・・やめてくれ・・・・頼む!」
シャーリーの父は土下座した。
「あ、明日もまた電話するから。シャーリーちゃんを助けたければ1000万円。
持ってきてね!」
少年は、馬鹿にしたように笑いながらそのまま車に乗り込み、去って行ってしまった。
「あ、、、、あ、、、」
シャーリーの父はただ、放心状態でその場に立ち尽くした。
リクエスト 2 は・・・・・・・
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続けた方がいい
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やめた方がいい