※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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リクエスト2.18

16時。

 

「『・・・・・・・・・・・・・。』」

 

シャーリーの父と母は、リビングのソファーに座っていた。二人の表情は暗い。理由は勿論彼らの娘のことだ。

 

オカシイ。

 

高校はとうに終わっているハズ。

 

その時、電話が鳴った。

 

シャーリーの父は慌てて電話を取る。

 

「もしもしー?フェネットさん?」

 

加工音声のような声が響いてきた。

 

「誰だ?」

 

シャーリーの父は苛立ち、返事をする。

 

「--娘を預かった。今から1時間後、南地区の河川敷、1000万円用意して一人で来い。」

 

電話の相手は淡々とそう告げた。

 

ーーー誘拐。

 

シャーリーの父は頭が真っ白になった。

 

「わ、、分かった。行く。行くから。娘に手を出さないでくれ。」

 

そう言うと、相手は ”警察に言えば娘を殺す””他の誰に言っても娘を殺す”と宣言した。電話を切ったシャーリーの父は、慌ててお金をかき集め、指定された場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに辿り着くと、車が止まっていた。この河川敷には人通りがほとんどない。

 

「・・・・・・・・。」

 

シャーリーの父があたりを見回すと、車の中から人が出てきた。

 

男子高生だーー。特徴的なキツネ顔に加え、前から見ても横から見ても山形に見える独特な髪型をしている。シャーリーの父は慌てて駆け寄った。

 

「か・・・金なら払う!今すぐ娘を解放してくれ!」

 

シャーリーの父が叫んで、アタッシュケースを差し出すと、少年は乱暴にそれを取り上げた。そして少年はお金を乱暴な手つきで数える。

 

「1000万円!」

 

それだけ言うと、少年は踵を返し、アタッシュケースを持ちながら車の方へと歩き出す。

 

「おい!まだ娘は返して貰ってないぞ!!」

 

シャーリーの父の呼びかけに立ち止まる少年。

 

「今すぐ返すなんて言ってないもんね。」

 

「なん・・・だと?」

 

少年は、愉快そうに続けた。

 

「シャーリーちゃんを助けたいなら、これから言う要求をちゃ~んと、やってもらわなきゃ!」

 

完全に自分を馬鹿にしている。シャーリーの父は拳を握りしめた。

 

「き・・・貴様・・・」

 

シャーリーの父は少年を睨んだ。

 

「いいの?シャーリーちゃん、知らない男に滅茶苦茶にされちゃうよ?」

 

その笑みには迷いはない。

 

「や・・・・やめてくれ・・・・頼む!」

 

シャーリーの父は土下座した。

 

「あ、明日もまた電話するから。シャーリーちゃんを助けたければ1000万円。

 持ってきてね!」

 

少年は、馬鹿にしたように笑いながらそのまま車に乗り込み、去って行ってしまった。 

 

「あ、、、、あ、、、」

 

シャーリーの父はただ、放心状態でその場に立ち尽くした。

リクエスト 2 は・・・・・・・

  • 続けた方がいい
  • やめた方がいい
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