ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「ん?なんだろう・・・・この匂い?」
街中を歩いていたタクミはキョロキョロと周りを見回す。
「栗の匂い?」
匂いの元をたどるように視線を向ける。視線の先にある物。それはーー、一軒の建物。
「・・・・ここは・・・・?」
なんだろ?レストラン?
とりあえず中に入ってみることにした。
お店の中には、たくさんの客がいた。だが、そのほとんど、いや、全員が男だった。そして、店の中を何故か水着の女たち・・・・多分、従業員さんが接客していた。男が酒を飲んで、女が酒をついでーー
「んぅ?」
だが、普通の店とは違い、何故か女が男の膝に乗ったりーー
「っ!?」
思わず顔が赤くなってしまう。何故なら隣の席では、男が女の胸を触っている。しかも別の席では、水着を脱がせてしまっている。
「おぉーい、店員さーん!こっちも相手してくれよー。寂しいんだよ〜」
何故かイヤらしい感じの声で男が店員を呼びつける。
「はぁ〜い♪」
その声に、シナと笑顔を作って応じるのは、若くて綺麗な女だ。女は隣に腰掛けて、お酒をついで・・・・何故だか楽しそうに、ニコニコと笑顔を受けべている。一体どういう店なんだろう?そんな変なお店の中にあって・・・・特に目を引く女がいた。
「おかわリをご用意いたしますわ。」
「あっ!」
セシルがいた。だが他の女たちは水着だけなのに・・・・何故か彼女だけは頭にヘッドドレスを着けていて、水着もなんだか大きな大きなフリルが着いてて、まるで・・・。動作もキビキビしていて、他の女たちより立ち振る舞いが洗練されているような気がする。アレって、メイド・・・・だよな。何か不思議な感じ。
「くすっ、いつもありがとうございます。よろしければ、目に止められた娘を数人、別室でお試しになって見ませんか?」
恭しく頭を下げるセシル。でも猥雑としたこの店の中では、妙に浮いている感じもする。タクミは店の入り口付近にボーったって、彼女の動向をジッと見つめる。
「・・・・?」
時折、彼女と目が合う。
「俺、もう一本ボトル入れちゃうよー!!」
「よっしゃー、俺も!!」
浮かれた男たちは、変に盛り上がって次々と注文を入れてゆく。そんなノリに件の彼女は、少しだけ戸惑ったような笑みを浮かべるけどーー
「ありがとうございます。」
ニッコリと魅力的なーーそれでいて、ちょっとドキッとしちゃうような艶っぽい笑みを浮かべた。それからしばらくーータクミは彼女をジッと見つめた。
しばらくしてーー
「あなたーー」
彼女の方からタクミの方に近づいてきた。
「ーー」
困惑気味にタクミをジッと見つめてーー『こんな人いたかしら?』と、目の前の少女は声と眉をひそめて小さく呟く。
「貴方も、社員なの?」
まるで初対面の対応をされた。セシルではないのか?
「い、いえ、違います。」
「え?じゃあ・・・・・」
「え〜と・・・・すいません。間違えてこの建物に入ったというか・・・・」
「そうなんですか?ここは、社員以外入れないことになっているんですよ。」
「社員?」
セシルの言葉にタクミはキョロキョロと店の中を見渡す。よく見ると、黒づくめの男たちがタクミを見ながらヒソヒソと話している。まずい。ここは一旦店を出よう。
リクエスト 2 は・・・・・・・
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続けた方がいい
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やめた方がいい