ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「なんでこんなことに・・・・・・・・・・とほほ」
そう呟き、机に顔を埋めるのび太。
「最初は、アカメとデートして、それからトイレに行くと言って抜け出して、こっそり翼ちゃんのパーティに出席、電話がかかってきたと言ってその場をやり過ごして、シェーレと店番、それから・・・・・レオーネと・・・・・・・それから・・・・・・」
頭を360度捻り、考えるのび太。だがどんなに考えても同じ。先には破滅しかない。
「あ〜、どうすればいいんだ!!」
楽しく過ごすはずの聖なるクリスマスが一点、悪夢のクリスマスへと変貌した。
「のび太!!」
「・・・・・・・・・・。」
そこへジャイアンとスネ夫がやって来た。
「クリスマス・イヴ、スネ夫の家でダンスパーティやるんだ!!」
「喜べ、お前も誘ってやるぞ!!」
人の気も知らないで呑気な事を言う二人。
「あ、それと来るんだったら女の子を一人連れてこいよな!」
「よな!!」
「・・・・パーティはカップル限定だからな!」
「だからな!!」
人をバカにしたように笑いだす二人に思わず
「うるさい!!頼まれたって行くもんか!!!」
のび太は叫んでしまう。その迫力にジャイアンとスネ夫は唖然とする。
「あれ?今日ののび太、なんか変だぞ〜。」
「いつもは喜んで来るくせに・・・・・。」
のび太は再び机に向かい、考え込む。すると今度は
ザッ
「のび太!!」
「・・・・・・・・・・。」
今度ははる夫と安雄がやって来た。
「クリスマス・イヴ、スネ夫の家で『行かない!!!』!?」
二人の誘いを即答するのび太。
「のび太!」
ザッ
(また来た・・・・)
仏の顔も三度まで、しつこく誘いに来るクラスメイトにのび太は苛立ち始めた。席を勢い良く立つと、振り向きながら、大声で怒鳴りかえした。
「煩いぞ!!行かないって言ったら、行かないんだよ!!しつこ・・・・あれ?」
予想外の人物が立っていた。
「何も・・・そんな・・・・・・に・・・怒鳴らなくったって・・・・」
「ク、クロメ!?」
「・・・・・・・・・一緒に・・・・ダンス・・・・・・パーティ・・・・」
クロメの声が段々小さくなり、とうとう泣き出してしまう。それを見ていたクラスメイトたちは
「あ〜、クロメちゃん泣いちゃってる〜、可哀想〜」
「誰?誰が泣かしてるのよ?」
「のび太の奴、クロメちゃんを泣かすなんて、何考えてるんだ!」
ざわざわと騒ぎ出す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
この後、のび太の身に何が起こったのか言うまでもない。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい