※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第九章:クロメからの誘いを斬る

「なんでこんなことに・・・・・・・・・・とほほ」

 

そう呟き、机に顔を埋めるのび太。

 

「最初は、アカメとデートして、それからトイレに行くと言って抜け出して、こっそり翼ちゃんのパーティに出席、電話がかかってきたと言ってその場をやり過ごして、シェーレと店番、それから・・・・・レオーネと・・・・・・・それから・・・・・・」

 

頭を360度捻り、考えるのび太。だがどんなに考えても同じ。先には破滅しかない。

 

「あ〜、どうすればいいんだ!!」

 

楽しく過ごすはずの聖なるクリスマスが一点、悪夢のクリスマスへと変貌した。

 

「のび太!!」

 

「・・・・・・・・・・。」

 

そこへジャイアンとスネ夫がやって来た。

 

「クリスマス・イヴ、スネ夫の家でダンスパーティやるんだ!!」

 

「喜べ、お前も誘ってやるぞ!!」

 

人の気も知らないで呑気な事を言う二人。

 

「あ、それと来るんだったら女の子を一人連れてこいよな!」

 

「よな!!」

 

「・・・・パーティはカップル限定だからな!」

 

「だからな!!」

 

人をバカにしたように笑いだす二人に思わず

 

「うるさい!!頼まれたって行くもんか!!!」

 

のび太は叫んでしまう。その迫力にジャイアンとスネ夫は唖然とする。

 

「あれ?今日ののび太、なんか変だぞ〜。」

 

「いつもは喜んで来るくせに・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太は再び机に向かい、考え込む。すると今度は

 

ザッ

 

「のび太!!」

 

「・・・・・・・・・・。」

 

今度ははる夫と安雄がやって来た。

 

「クリスマス・イヴ、スネ夫の家で『行かない!!!』!?」

 

二人の誘いを即答するのび太。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「のび太!」

 

ザッ

 

(また来た・・・・)

 

仏の顔も三度まで、しつこく誘いに来るクラスメイトにのび太は苛立ち始めた。席を勢い良く立つと、振り向きながら、大声で怒鳴りかえした。

 

「煩いぞ!!行かないって言ったら、行かないんだよ!!しつこ・・・・あれ?」

 

予想外の人物が立っていた。

 

「何も・・・そんな・・・・・・に・・・怒鳴らなくったって・・・・」

 

「ク、クロメ!?」

 

「・・・・・・・・・一緒に・・・・ダンス・・・・・・パーティ・・・・」

 

クロメの声が段々小さくなり、とうとう泣き出してしまう。それを見ていたクラスメイトたちは

 

「あ〜、クロメちゃん泣いちゃってる〜、可哀想〜」

 

「誰?誰が泣かしてるのよ?」

 

「のび太の奴、クロメちゃんを泣かすなんて、何考えてるんだ!」

 

ざわざわと騒ぎ出す。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

この後、のび太の身に何が起こったのか言うまでもない。

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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