ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「〜♪」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「こっちの服のほうがいいのかなぁ・・・?ねぇのび太はどっちの方がいいと思う?」
ご機嫌モードで着ていくドレスを選ぶクロメ。そんな彼女にのび太は
「あ、あのさ、クロメ!」
意を決して声をかける。
「え?なに?」
「・・・・・・・・・・いや、なんでもないよ・・・・」
カレンダーに向かい、嬉しそうにドレスを選ぶ少女に何も言えなくなるのび太。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「あのさ、レオーネ・・・・・・」
「ん〜?」
おずおずと口を開くのび太にレオーネは笑いながら口を開く。
「まさか『やっぱり行けなくなった』とか言うんじゃないだろうね?」
ドキッ
「えっ?そ、そんなわけないでしょう〜?今から楽しみだね、ハハハ。」
ガックシ
レオーネの場合は彼女の自業自得。放っておいてもいいのだが、ご近所さんたちから何を言われるか分かったもんじゃない。それに彼女だけにプレゼント配りをさせるわけにはいかない。何故なら彼女の場合、プレゼントを置いてくると言って金品を強奪してくる可能性もあるからだ。人に夢を与えるはずのサンタが人の夢を奪っていいはずがない。なにより身内から犯罪者を出すわけにはいかない。
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
この後、アカメ、チェルシー、シェーレにも声をかけようとしたが、ダメだった。
「まだ決めてないの?」
「ドラミちゃん、お願いコピーロボット貸して!」
「ダーメ!!」
「そんな・・・・・・・・・。」
「それより例の失踪事件の事だけど・・・・・・・・」
「???」
「この街だけじゃないの!!」
失踪事件は今や世界各国で当たり前のように起こっているとのことである。
「本当に!?」
「ええ、しかも犯行の手口から見て同一人物の可能性が高いわ!」
「被害者たちになんらかの共通点は?」
「そうね・・・・・・・全員、マナーが悪かったり、前科者だったり、それから・・・・・」
「・・・・・・・・・・・ねえ、この町の被害者が住んでいた住所は分かる?」
「え、ええ・・・・・・・」
そして数日後。
なんの解決策も浮かばないままクリスマス・イヴが来てしまった。
「くそ、どうしょう・・・・・・大地震でも起こってくれないかな・・・・・」
そんな邪な考えを半分本気で考えながら一つ目の待ち合わせ場所に向かう。
「あっ!」
待ち合わせの場所に三時間も早く来たのにもう先客がいた。
「・・・・・・・・・・・・。」
そこにいたのはのび太の教育係りと言い張る少女。ただ、いつもと違うのは妙に着飾っており、のび太からすれば違和感が物凄くあるということだ。馬子にも衣装とはまさにこのことである。そんな彼女をドキドキしながら見つめるのび太。それに対してアカメは何かを待っているかのようにのび太を見つめている。
「・・・・・・・・・・・・。」
「///// ・・・・・・・・・・・・。//////」
ムスッ
アカメは何故か不満げな顔をし、そのまま歩き出す。
「???」
そしてそんな彼女を急いで追いかけるのび太。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい