ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「かわいそうにね・・・・・・」
「一人息子でしょう?」
「まだ、若いのに・・・・」
「犯人はまだ捕まって無いの?」
「怖いわね〜。」
年明けの葬儀、色々な者たちがのび太を訪問した。のび太に同情する者、事件が未解決なのを不満に思う者、エグい死に方をしたのび助たちに同情する者、そして次は自分かもしれないと恐怖する者。クリスマスの日、やっとの思いで家に帰ってきたのび太に突然の知らせが舞い込んだ。楽しいクリスマスになるはずが人生最悪の日になってしまったのだ。
【すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしいというねがいをこめた名まえだよ】
【のび太はきっとしあわせになれるよ】
【よけいな心配しないで、のびのびと育ってね】
【どんな噂が流れても、ママはのびちゃんのこと信じてるわよ】
「・・・・・・・・・・・・。」
そしてその数日後、黒いスーツを着ながら両親の墓の前でお参りをするのび太。
「・・・・・・・・・・・・。」
「のび太!」
「???」
落ち込んでいるのび太の元にチェルシーがやってきた。
「大丈夫?」
「!?」
落ち込んでいたのでてっきり殺し屋失格の烙印を押されると思っていた。だが予想外な言葉をかけられ、のび太は一瞬目を見開く。思いやりなど絶対にない人だと思っていたからである。
「・・・・・・・・慰めに来てくれたの?」
返ってくる答えが怖いがそれでものび太は尋ねた。
「違うんだなーこれが♪」
予想通りの回答をありがとうございます。
「冷やかしなら帰れ。」
それなりに心配してたつもりなのに、のび太を前にすると、どうしてもこういうノリになってしまうチェルシー。彼女自身も気づいていないがこれはのび太にだけにみせる彼女の愛情表現なのである。そしてのび太もこれがチェルシーの優しさの一貫であることも知っている。
「のーびーたー♪ なぜ泣くの♪ のび太の勝手でしょう♪ かーわーいいいじめっ子が沢山いるからよ♪ あっ!のび太!」
ルンルンな気分で歌を歌いながら歩くスネ夫。すると目線の先にのび太とチェルシーを発見。何やらただごとではない空気を感じ、思わず電柱の影に隠れてしまう。そしてこっそり覗き、聞き耳を立てる。
「私の前では無理しないで。力にはなれないかもしれないけど、話だったらいつまでも聞
くよ。」
「・・・・・・・・・・・チェルシー・・・・」
「何があっても私はのび太を信じているよ。だから・・・・」
「???」
いつになく大人びた表情のチェルシー。そんな彼女にのび太は本気で心を奪われそうになる。
「私と結婚して!」
「えっ!?」
「まだ分かんないの? 私はずっと前からのび太のこと好きだったんだよ。ドゥーユーアンダースタンド?」
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい