※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第十九章:良き理解者を斬る

「・・・・・・・・・・・」

 

公園でお菓子を食べているクロメの前に、目に涙を溜めた静香が現れた。

 

「・・・・・ 何?」

 

至っていつもの態度のクロメに静香の肩と握り締めた拳が震える。

 

「ナイトレイド・・・・・・」

 

「!?」

 

ピタッ

 

静香の言葉にお菓子を食べていたクロメの手が止まる。

 

「ある国を震え上がらせていた殺し屋集団。目的は暗殺、武器売買、テロリストの戦力増強・・・・・。」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「そしてあなたの持っているその刀『だからなに?』な・・・・に?」

 

黙りを決めていたクロメが口を開いた。

 

「私が誰でも静香には関係ないでしょ?」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「それより、泣いてないでそろそろ気持ちを切り替えたら?見苦しいよ。」

 

平然としているクロメに静香はとうとう掴みかかる。

 

「あんたは、あんたはどうしてそこまで冷静なのよ!? どうしてそこまで冷たくなれるの!?」

 

「・・・・・・・・・。」

 

胸倉を掴み揺さぶる静香にクロメは冷たい目で見下ろす。静香はクロメの胸ぐらを掴んだままグッタリとうなだれ

 

「あんた・・・・・あんたたちのせいだわ!!!あんたたちさえ、いなければこんなことに!!!」

 

掠れるような静香の言葉。しかし

 

「気が済んだ?」

 

パシッと静香の手を片手で払い落とす。

 

「・・・・・・え?」

 

その様子に静香は呆然としていた。

 

「仲良しこよしのママゴトにはいい加減ウンザリ・・・・・・・・。」

 

崩れ落ちる静香にクロメは氷のような冷たい視線をぶつける。

 

「いつも何もしないくせに、勝手なこと言わないでよ。」

 

クロメはその一言だけを残して、その場を去っていく。

 

(・・・・・・・・許さない・・・・絶対に・・・・・・絶対に・・殺してやる!!)

 

静香はその背中を、射殺すような目で睨みつけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

そんな二人を観察する一つの影。

 

「だれ?」

 

視線を感じ、静香は振り向く。

 

「フフフフフッ・・・・・流石だね。」

 

「あっ!あなたは・・・・・・」

 

見知ったコートの人物が現れる。

 

「君はあの子を殺したいと思っているね?」

 

「えっ!?」

 

自分の心を見透かされ、慌てる静香。

 

「そ、そ、そんな!そんなことはありません!彼女は私の大切な友だちです!」

 

「もし良かったら、僕が力になろうか?」

 

「えっ?」

 

静香の反応にコートの人物は笑みを浮かべる。

 

「あ・・・・あの・・・・あなたは一体・・・・?」

 

「僕?・・・・そうだね、キミたちの良き理解者とでも思って頂いて結構だよ。」

 

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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