ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
東京にある雑貨店。食料品から生活雑貨まで取り揃えてあるこの店の椅子に胡座をかきながら居眠りをする青年。
「ねえ、そこの君。」
「!?」
声をかけられ、ジャイアンは急いで目を覚ます。
「は、はい、いらっしゃいー!あれ?」
急いで辺りを見渡すが誰もいない。
「こっちこっち。」
「???」
ジャイアンは目線を下にずらすと、そこにはフードを被った人物がいた。
「何だあ・・・・・・・・」
そう言いながらため息をつくジャイアン。
「おいおい。君ねえ・・・・・・ちょっと驚くとかなんかしたらどうかな?」
「驚いたらなにかくれるのか?」
「ほお、物怖じしないのが気に入った。君の名前は?」
「ジャイアン。」
「あだ名じゃなくて、本当の名前を教えてくれよ!」
「嫌だよ!なんでお前なんかに教えないといけないんだよ!」
新手の詐欺だと思ったのか、ジャイアンは自分の名前を断じて言わなかった。
「それじゃあ、こんなのはどう?」
そう言うとコートの人物は何かを取り出す。
「そ、そ、それは!!!!!!」
とりだしたのはアカメのドアップ生写真。
「剛田武。0X高校三年生のガキ大将です。将来の夢は歌手。趣味は・・・・」
写真に目が眩み、聞いてもいないことまでベラベラと喋り出すジャイアン。コートの人物は写真をジャイアンに手渡す。
「ねえ、少し僕に付き合ってよ!」
「無理だ。俺様は今、母ちゃんに言われて店番してるんだ!」
「店番、配達、草むしり・・・・高校生にもなってまだ親の言うことを聞いているのかい?」
「仕方ないだろ?母ちゃんは怒ると凄く怖いんだ!」
ジャイアンはそれだけ言うと悲しそうに店の奥に戻っていく。
「君は影と同じだね。」
「影?」
「影はいつもいつも本体の後を追いかけることしかできない。振り向いてもらえない。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「自由と権利が欲しくないか?」
「???」
「平凡な毎日を繰り返し、一生を終える気か?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「好きな女に手を伸ばさず、このまま身を引くつもりか?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「親に従い、このまま奴隷でいる気か?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「僕が力を与えてやろう、剛田武。さすれば君は今までとは違う景色を見ることができる。」
その言葉にジャイアンは思わず唾を飲み込む。
「・・・・・・・・なあ、お前はなんだ?何と呼べばいい?」
ニヤリ
「僕は帝国を救った勇者の幻影、 キング。」
「キング・・・・?」
「そう、一番偉いってこと!」
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい