ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
プロローグ
「どうしょうかな・・・・・・・」
マンションの最上階で知り合いの社長が開催したパーテイを楽しむスネ夫。だが彼の心は憂鬱だった。何故なら約束の日が近づくにつれ、内心焦り出しているからだ。
「うっ!」
スネ夫はいきなりお腹を抑え、トイレへと駆け込んでいった。どうやら先ほどの料理を食べ過ぎたらしい。
「あれ?」
腹痛との戦いから数分後、ようやく帰還したスネ夫。だがトイレから帰ってきた彼は驚いた。部屋には人っ子一人いない。ただ事ではない状況に驚いていると、部屋中に警報の音が鳴り響く。
「まさか!!」
急いで窓の下を覗くと、
「家事だ!!」
消防車や救急車の存在に初めて状況を理解する。そして何故自分以外この場にいない理由を。
「おーい、誰か!!」
すでに燃えている通路を避け、建物中を彷徨うスネ夫。
ゴトン
「ん?あっ!?」
物音がしたので、振り向くとそこには見知った顔がいた。
「チェルシーちゃん!大丈夫?」
スネ夫は急いで彼女の元に駆け寄ると、手を差し伸ばす。
「ここは危険だ!早く逃げよう!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
チェルシーは何も言わず、急いで奥の部屋へと消えていく。
「あっ!待って!!」
スネ夫は急いで彼女の後を追いかけ、部屋に入ると
「子供・・・?」
部屋には三人の子供。そして本棚の下敷きになっている母親がいた。
「よかった・・・・・・。」
脈を確認し、母親が生きていることに心底安心するチェルシー。
「ねえ、どうするつもり?」
「助けるんだよ。」
「そんなフラついた体で?諦めよう!」
「・・・・・・・・・・。」
「救助は消防士たちに任せればいい。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「それよりも早く逃げようよ!ここはすぐに崩れる!
その言葉にチェルシーはスネ夫を睨む。
「・・・・・・・・・・本気で言ってるの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「わ、わかった!でも母親は置いていくよ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「だって火の手は早いし、建物も崩壊寸前だ。僕たちだけだって脱出できるかも分からない・・・・チャンスは一度きりだ。母親は気絶している・・・・あの体格を見ると、僕も、チェルシーちゃんも、一人でも彼女を背負うのが精一杯・・・・・余裕はないはずだ。そうなるともう一人があの三人の子供を一度に運ばなきゃならない。でも軽いとはいえ、二人が限界だよ。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「僕だって全員助けたい!でもどうやっても一度に四人は運べない。母親か子供一人を置いていくしかないんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「だったら子供三人を二人で運ぶ方が助かる確率が圧倒的に高い、わかるでしょう?」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「つらい決断だけど母親を置いていく。コレがリスクが少ないんだ!」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい